お母さんや赤ちゃんの身体状況から予定日より早く生まれたり、赤ちゃんに疾病があり発育がゆっくりであるなどの理由により、約10％の赤ちゃんが2,500g未満（低出生体重児）で生まれてきています。

ご家族の方の不安や心配を少しでも減らし安心して育児ができるように、小さく生まれた赤ちゃんのサポート情報をご紹介します。

「かながわリトルベビーハンドブック」は、神奈川県にお住まいの低出生体重児のお子さんとご家族のための子育て手帳です。この手帳は、お子さんが生まれた時から概ね6歳までの成長や医療の記録をご家族が記録するノートです。母子健康手帳と併せてご活用ください。

▼対象となる方

1. 出生体重が1,500g未満の場合
2. 1以外の低出生体重児（2,500g未満）で手帳を希望される方

▼配布について

県内のNICUのある病院やこども家庭センターで配布しています。配布を希望される方はお問い合せください。また神奈川県ホームページよりダウンロードも可能です。

綾瀬市では赤ちゃんが生まれたらご家庭を訪問する「新生児訪問」を実施しています。赤ちゃんが生まれたら「出生連絡票」を提出してください。ご提出いただいた内容をもとに、こども家庭センターより訪問日程等の確認でお電話させていただきます。赤ちゃんがご入院中の場合は、お電話でご家庭の訪問時期の調整をさせていただきます。

また、赤ちゃんの成長や発達、栄養、育児についての相談や情報提供をするために、保健師や管理栄養士が、電話や家庭訪訪問、こども家庭センターでの来所面談など様々な形で相談を受けていますので、こども家庭センターまでご連絡ください。

• 小さく生まれた赤ちゃんの予防接種は、通常、修正月齢ではなく実際の月齢どおりで接種していきます。接種時期を遅らせたりする必要はありません。入院中や通院中の場合は、主治医に相談してください。
• 乳幼児健診は、お子さんが順調に成長しているかを確認する場であると同時に、日々の生活における育児の不安や悩みを、医師や保健師などに相談できる大切な機会です。健診について相談がある場合はこども家庭センターまでご連絡ください。