(高齢者)新型コロナウイルス感染症予防接種のご案内

更新日:2024年10月01日

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新型コロナウイルス感染症は、感染者の口や鼻から、咳、くしゃみ、会話等のときに排出される、ウイルスを含む飛沫又はエアロゾルと呼ばれる更に小さな水分を含んだ状態の粒子を吸入するか、感染者の目や鼻、口に直接接触することにより感染します。

新型コロナウイルス感染症によって重症化する割合は、65歳以上で高く、重症化しやすいこの年代の方及びこの年代に近く一定の基礎疾患を有する方を対象に10月から定期接種を実施しています。予防接種を受けることは義務ではなく、本人が希望する場合に限り受けることができます。

新型コロナウイルス感染症についての詳しい内容は、下記リンク(厚生労働省「新型コロナウイルス感染症について」)を参照してください。

なお、予防接種における自己負担金は市町村により異なりますので、ご承知おきください。

ワクチンの種類

 

mRNAワクチン(ファイザー社・モデルナ社・第一三共社)

ウイルスのタンパク質をつくるもとになる遺伝情報(設計図)の一部を使ったもので、新型コロナウイルス感染症のワクチンとして、世界で初めて実用化されました。昨年度までの特例臨時接種においても採用されていたワクチンです。

・mRNAワクチン【レプリコンワクチン】(MeijiSeikaファルマ社)

仕組みは、これまでのmRNAワクチンと基本的に同じですが、注射されたmRNAが体内で複製され、量が増えるように設計されています。そのため「自己複製型」あるいは「自己増幅型」のmRNAワクチンとも呼ばれています。接種量が少なくて済むことが特徴です。今回の定期接種で初めて実用化されるワクチンです。

・組換えタンパクワクチン(武田薬品工業社)

病原体のタンパク質からつくられます。不活化ワクチンの一種ですが、生ワクチンや不活化ワクチンとは違い、ウイルスそのものは使用しません。昨年度の特例臨時接種においても採用されている他、帯状疱疹ワクチン等で実績があります。

※各ワクチンの詳細は、厚生労働省ホームページをご確認ください。(関連リンク参照)

ワクチンの安全性と副反応

新型コロナワクチンは、有効性や安全性が確認された上で薬事承認されており、さらに、国内外で実施された研究において、新型コロナウイルス感染症による入院などの重症化を予防する効果が報告されています。

各社のワクチンについて、以下のような副反応がみられることがあります。また、頻度は不明ですが、重大な副反応として、mRNAワクチンについては、ショック、アナフィラキシー、心筋炎、組換えタンパクワクチンについては、ショック、アナフィラキシーがみられることがあります。

出現割合 症状
mRNAワクチン 組換えタンパクワクチン
ファイザー社 モデルナ社 第一三共社

Meiji Seika ファルマ社

【レプリコンワクチン】

武田薬品工業社

50%以上 痛み※1、疲労、頭痛 痛み※1、疲労、頭痛 痛み※1、倦怠感 痛み※1 痛み※1、疲労、筋肉痛、頭痛
10~50% 筋肉痛、悪寒、関節痛、発熱、下痢、腫れ※1 筋肉痛、悪寒、関節痛、吐き気・嘔吐、リンパ節の腫れや痛み、発熱、腫れ※1、しこり※1、赤み※1 熱感※1、腫れ※1、赤み※1、かゆみ※1、しこり※1、頭痛、発熱、筋肉痛 倦怠感、頭痛、悪寒、筋肉痛、関節痛、発熱、めまい、腫れ※1、しこり※1、赤み※1 倦怠感、関節痛、吐き気・嘔吐
1~10% 赤み※1、リンパ節の腫れや痛み、嘔吐、疼痛

痛み※2、腫れ※2、赤み等※2

赤み※2、腫れ※2、かゆみ※2、熱感※2、しこり※2、痛み※2、リンパ節の腫れや痛み、発疹、腋の痛み かゆみ※1、下痢、吐き気、嘔吐 腫れ※1、しこり※1、赤み※1、発熱、四肢痛

※1 ワクチンを接種した部位の症状 ※2 接種後7日以降に現れる、ワクチンを接種した部位の症状

接種期間

令和6年10月1日から令和7年3月31日

接種場所

委託医療機関(下記リンクを参照してください。)

(入院中や施設に入所中等のため委託医療機関以外で接種を希望する方は、接種に要した費用を還付(上限あり)します。接種前の申請が必要で、後日関係書類等をお送りしますので、接種前早めにご相談ください。)

接種回数

1回

対象者

綾瀬市内に住所を有しており、次のいずれかに該当する方

1.接種当日に満65歳以上の方

2.接種当日に満60歳以上65歳未満で、心臓、腎臓若しくは呼吸器の機能の障がい又はヒト免疫不全ウイルスによる免疫の機能障害を有し、身体障害者手帳1級に相当する方

費用

2,000円

(市民税非課税世帯・生活保護世帯・中国残留邦人等支援法該当者で生活支援給付を受けている方は、費用が免除されます。)

持ち物

1.健康保険証、健康手帳(お持ちの方)

2.60歳から65歳未満で対象の方は、身体障害者手帳の写し又は身体障害者手帳をお持ちでない方は、身体障害者手帳1級に相当するかどうか医師の確認が必要です。

注意

接種当日、医療機関で予防接種予診票を記入していただきます。1回のみ、2,000円で接種することができます。

費用免除者はご注意ください

費用免除者は、接種前に健康づくり推進課(保健福祉プラザ内)へご連絡の上、同窓口で免除申請(本人確認のため、マイナンバーカード等をお持ちください。)をして費用免除承認書の交付を受けてください。承認書の発行費用は「無料」です。なお、今年1月2日以降に綾瀬市に転入した方は、前住民登録地に課税状況を確認するため、同意書等の提出が必要になることがあります。やむを得ない事情で接種前に申請することができない方はご相談ください。

予防接種後に副反応が出現した場合

予防接種を受けた後、接種した部位が痛みや熱をもってひどく腫れたり、高熱などが現れたら、医師又は担当課へご相談ください。

新型コロナウイルス感染症予防接種の健康被害について

新型コロナウイルス感染症特例臨時接種をはじめ、予防接種健康被害の認定数が、厚生労働省の「疾病・障害認定審査会」ホームページで確認できます。

【参考】令和6年9月26日「疾病・障害認定審査会 感染症・予防接種審査分科会 審議結果」 資料より

ワクチン種類 認定件数

BCG

2件
MR+水痘 1件
HPV 3件
インフルエンザ 1件
新型コロナ(特例臨時接種)※ 27件

 

※新型コロナ累計

申請受理件数                 12,004件

認定件数                         8,180件

認定のうち死亡による件数     843件

認定件数等の情報は、審査会の都度更新されますので、最新情報は厚生労働省ホームページでご確認ください。

関連リンク

この記事に関するお問い合わせ先

綾瀬市役所 健康こども部 健康づくり推進課 健康・医療予防担当(保健福祉プラザ内)
電話番号:0467-77-1133
ファクス番号:0467-77-1134

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