騒音問題
騒音の状況
綾瀬市における騒音問題は、昭和30年頃から米海軍や海兵隊所属のジェット機が厚木基地に飛来するようになったことから始まり、昭和48年、米空母ミッドウェーが横須賀港を事実上の母港として以降、空母が横須賀に入港した際には、空母艦載機が外洋などで訓練飛行を行うため、頻繁に厚木基地を離発着するほか、空母出港前にFCLP(陸上空母着陸訓練)が行われるため、市民生活に大きな影響を及ぼす激しい騒音の被害が発生していました。
平成30年3月30日に、空母艦載機部隊の岩国基地(山口県)への移駐が完了し、100デシベルを超える激しい騒音は測定結果からも減少しましたが、厚木基地に配備されている米海軍や海上自衛隊の航空機のほか、時々飛来する外来機による騒音はなくなってはおりません。
国は、移駐完了後も、厚木基地は日米同盟にとって重要な施設と位置づけており、また、現在の我が国を取り巻く安全保障環境が、戦後最も厳しく複雑な状況にあるとの認識のもと、防衛力の抜本的強化に取り組んでいることから、市では今後の厚木基地の運用に注視しています。
騒音測定結果
- A地点 寺尾台三丁目(寺尾いずみ会館)
滑走路中心から北西約3キロメートル - B地点 上土棚北二丁目(個人宅)
滑走路南端から南約1.8キロメートル
(注意)測定回数とは、70デシベル以上の騒音が5秒以上継続した数
区分 |
平成28年度 |
平成29年度 | 平成30年度 | 令和元年度 | 令和2年度 | 令和3年度 | 令和4年度 | 令和5年度 |
---|---|---|---|---|---|---|---|---|
A地点 年間測定回数 |
11,641 | 9,848 | 8,412 | 7,535 | 7,507 | 8,715 | 6,330 | 6,752 |
A地点年間最高音 (デシベル) |
105.4 | 106.6 | 102.3 | 102.5 | 99.8 | 103.9 | 101.7 | 97.3 |
A地点 1日平均回数 |
31.9 | 27.0 | 23.0 | 20.6 | 20.6 | 23.9 | 17.3 | 18.4 |
B地点 年間測定回数 |
16,463 | 12,827 | 10,336 | 9,676 | 9,651 | 10,843 | 10,068 | 9,149 |
B地点 年間最高音 (デシベル) |
114.8 | 115.0 | 111.5 | 113.1 | 102.6 | 110.7 | 108.0 | 105.9 |
B地点 1日平均回数 |
45.1 | 35.1 | 28.3 | 26.5 | 26.4 | 29.7 | 27.6 | 25.0 |
年間苦情件数 | 652 | 850 | 255 | 287 | 363 | 281 | 266 | 213 |
騒音苦情の受付
(注意) 騒音苦情の受付は、市役所のほか次の機関でも受け付けています
苦情受付先 | 電話番号 |
---|---|
防衛省南関東防衛局 | 045-211-7129 |
防衛省南関東防衛局(夜間及び休日) | 045-211-7386 |
防衛省南関東防衛局座間防衛事務所 | 046-261-4332 |
防衛省 | 03-3268-3111 |
外務省 | 03-3580-3311 |
米海軍厚木航空施設広報部 | 0467-78-2664 |
海上自衛隊厚木航空基地 | 0467-78-8611 |
市では、航空機騒音苦情受付フォームを設けています。リンクからご利用ください。
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更新日:2024年10月03日