綾瀬市公共施設マネジメント基本方針
本市の人口は、高度経済成長を背景に昭和40年代から急速に増加し、これに伴い、小・中学校や自治会館などのハコモノ系施設、道路や下水道などのインフラ系施設(公共施設)の整備に取り組んでまいりました。
現在、これらの公共施設の多くは、建設から30年以上経過しており、安全面を最優先し、維持管理をおこなってまいりましたが、施設本体の老朽化も進行しております。
すべての公共施設の建て替え等には、多額の費用が必要とされるため、今後の人口減少を見据え、まちづくりの原点に立ち返り、公共施設のあり方を見つめ直す必要があることから、「綾瀬市公共施設マネジメント基本方針」を策定いたしました。
1 目的
市民ニーズ、社会環境の変化を踏まえ、公共施設の長寿命化、効率的な維持管理、コストの縮減、適正配置や総量削減を検討するとともに、将来負担の軽減を図る公共施設マネジメントを推進する。
2 位置付け
国で策定されている「インフラ長寿命化基本計画」に基づき、地方公共団体で策定する必要がある行動計画(公共施設等総合管理計画)として策定
3 方針期間
平成28年度から令和37年度まで(40年間)
4 対象範囲
市有財産のうち、すべての公共施設及び当該施設に関連する土地も含め対象
5 基本方針における3つの柱
- 適正な維持管理の推進・財源確保
- 長寿命化の推進
- 総量の適正化・適正配置
6 主な実施方針
- 維持管理・修繕・更新等の実施方針
- 財源確保の実施方針
- 長寿命化の実施方針
- 統廃合、複合・集約化の実施方針
- 民間活力の活用 など
7 数値目標
長寿命化によるコスト削減、平準化を図ることで、今後40年間の更新費用の10%削減
施設の統廃合、機能の集約、複合化による適正配置を図ることで、今後40年間で総延床面積の23%削減
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更新日:2023年02月01日