令和2年度 第1回 あやせ男女共同参画プラン推進協議会 会議録(令和2年7月28日開催)

更新日:2023年02月01日

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開催日時

令和2年7月28日(火曜日) 午前10時45から12時まで

開催場所

綾瀬市役所事務棟6階視聴覚室

議題

  1. 令和元年度実施計画事業の評価について
  2. 第3次プラン策定のスケジュールについて
  3. 市民意識調査結果について
  4. 職員アンケート調査結果について
  5. 第3次プラン策定に向けた主な政策課題等について
  6. 第3次プランの施策体系案について
  7. 意見交換
  8. その他

出席者

(委員)8名 (注意)欠席:1名
(事務局)4名(企画課長ほか3名)

傍聴者数

0名

会議録

  1.  開会
    • 課長:ただ今から、令和2年度あやせ男女共同参画プラン推進協議会を開催させていただきます。本協議会の役割としては、あやせ男女共同参画プランの策定と進行管理に関すること、その他、このプランの推進に関しまして必要な事項となっています。
       皆様からいただきました貴重なご意見、ご提案につきましては、関係各課と共有いたしまして、一層効率的な施策展開に向けた改善活動につなげていきたいと考えてございます。
  2.  自己紹介
    • 課長:初顔合わせということで、簡単で結構ですので、所属される組織、活動紹介なども含めまして自己紹介をしていただければと思います。
    • (自己紹介)— 略 —
  3.  正・副会長選出
    • 課長:それでは、次第に沿いまして、はじめに役員の選出を行います。役員につきましては、設置要綱の規定により、委員の互選により、会長と副会長を置くことと定められております。いかがでしょうか。
    • A委員:事務局案があればお願いします。
    • 課長:事務局案ということですので、会長におきましては、市内における最大の経済団体として、また働く女性の代表ということから、商工会の女性部の選出委員に努めていただいたという経過がございます。
       今回も同様の理由から、商工会の女性部から推薦をいただきました、B委員に会長をお願いできればと事務局案としては考えております。こちらの事務局案でよろしければ、拍手で承認をいただければと思います。
    • (拍手)
    • ありがとうございます。それでは、会長はB委員にお願いしたいと思います。次に、副会長につきましては、会長からのご指名をいただきたいのですが、いかがでしょうか。
    • B委員:私の隣にいらっしゃいます、綾瀬市地域婦人団体連絡協議会、会長さんのC委員にお願いしたいと思います。よろしくお願いいたします。
    • (拍手)
    • 課長:ありがとうございます。皆様にご賛成いただきましたので、会長はB委員、副会長はC委員ということに決定いたしました。それでは、会長からひと言ご挨拶をお願いいたします。
    • 会長:皆様、よろしくお願いいたします。あやせ男女共同参画プラン推進協議会の会長を務めさせていただきます。よろしくお願いいたします。男女共同参画につきまして、平成9年の男女雇用機会均等法、それから平成11年の男女共同参画基本法の施行以来、各分野で取り組みが進んで、過去と比べると女性の地位の向上や社会参加は着実に進んできたと本当に実感しております。
       その一方で、企業における女性管理職のように、リーダー的な立場の女性はまだまだ少なく、実現に対しては半ばではないかという印象を持っております。先ほど市長からお話がありましたように、人口減少や少子高齢化といった社会が抱える問題の解決には、女性の社会参加の促進が大きなカギの1つになると思いますので、本日は女性活躍をはじめ、男女共同参画につきまして、皆様と様々な意見を交わせるよう、良い会議になればと期待しております。よろしくお願い申し上げます。簡単ではございますが、あいさつとさせていただきます。
    • 課長:ありがとうございました。それでは、会議を進めさせていただきます。議事進行につきましては、要綱の規定により会長が議長を務めることとなっておりますので、よろしくお願いいたします。
  4.  議題
    • 会長:本日は60分程度の会議を予定しておりますので、議事進行につきましては委員の皆様のご協力をお願いいたします。
       それでは、議題1.令和元年度実施計画事業の評価についてから、議題6.第3次プランの施策体系案についてまで、事務局から一括で説明をお願いいたします。その後、感想やご提案等を伺いすることといたします。
    • 議題1.〜6.について事務局が資料に基づき説明
    • 会長:ありがとうございます。それでは、議題7.の意見交換に移りたいと思います。ただ今、事務局から説明がありました議題につきまして、全体を通してご問やご意見がある方はご発言をお願いいたします。
    • D委員:全体を通して、男女という性別関係なしに考えないといけないと思います。
      今、労働環境としては、海外の方も働いていらっしゃるので、日本の考え方でいう男女というのは、海外の方々の文化の違いだと思うんです。同じ女性でも、文化的な背景が違っていて、それを考えていかないといけないと思いますし、生活を考えていかなければいけない時代に入っていると思います。その辺の視点も必要なのではないかと思います。
    • 会長:外国人の雇用の多い企業も多いので、いわゆる男女ではなく、外国人の方も一人一人、それから日本の人も平等な目で見ることができる職場にということですね。それに対して事務局はいかがでしょうか。
    • 事務局:今、事務局で考えているプラン、まだ、たたき台ですが、その中ではそういった配慮も必要だということで、「すべての国籍の人が」という表現を入れる予定です。
      また、具体的には施策体系図の中でも、女性の中でもいろいろな困難を抱えている方がいらっしゃいます。例えば、母子家庭、障害をお持ちの女性、外国籍で言葉の壁がある女性、そういった方をより支援するという視点で、3次プランでは体系図の「困難を抱えた女性への支援」というところで、外国籍の方も位置づける考えです。
    • 会長:男女共同プラン、この協議会においては、やはり人間はみんな平等で、この前もALSという難病で苦しむ方を殺してしまったという大変な事件もありましたが、困難を抱える方たちがもっと自分の意見を言えたり、あるいは職場の中ではそういった方たちはどうしても、下のほう下のほうに追いやられるような気がします。そういったところにも目を向けていかないといけないと思います。これは私の意見です。なかなか難しいことですね。他にございませんか。
    • A委員:第3次プランですが、元年度の評価について先ほどお話をいただきました目標未達成事業の待機児童の問題は頑張っていただきたいと思います。女性が働きやすい職場環境の整備では、女性用トイレなどの整備費補助事業は、とても良い事業だと思っています。目標は達成していませんが、良い事業ということでの評価をさせていただきたいと思います。特に綾瀬市は中小の企業の割合が多いということで、このような細かな施策展開は雇用を拡大していくためには非常に大事な事業だと思っております。
      冒頭の市長のご挨拶で、啓発事業から条件整備へと転換すべき段階にあるとおっしゃったのですが、私も人権擁護委員で、年間を通じて街頭で啓発活動をやっています。いろいろとグッズやパンフレットを道行く人に配っているのですが、果たしてこれはどこまでの効果があるのかなと疑問に思いつつ活動をしています。男女共同参画の今後は、やはり啓発も大事ですが、より具体的な事業立てを考えていただいてやっていくべきではないかと感じました。実施事業の評価ということでお話をさせていただきました。
    • 会長:女性用のトイレをつくるといったことができますよということを市民の方、企業の方たち、知らない人たちが多いかもしれません。そういったことも含めて皆に伝達をしていかなければいけないと思います。他にいかがでしょうか。
    • E委員:第2次プランが男女共同になろうというところから、第3次プランの一人一人が素敵に生きようということは賛成ですが、4の「あらゆる性の人権尊重」の部分の「女性のための相談・支援体制の充実」という部分に、女性だけでなく男性も加えたほうが良いのではないかと思います。なぜかというと、今、ひとり親の男性の方が非常に多いです。そういった方というのは、意外と支援体制がなくて困っている方が多かったりします。今年度なのですが、うちの小学校の保護者の方も奥様が亡くなられて男性一人でお子さま2人を育てているという現状もあります。そういった方への支援というのも、この先、男女が平等になるからこそ必要になってくるのではないかと思うので、そういったものを追加されたほうが良いと私は思います。
    • 事務局:今の話を伺いまして、まさにそういった方も行政としてもサポートが必要なところだと思います。計画の中では当然そういったものもイメージでは持っていたのですが、そういった方々の支援というのが福祉分野の計画、具体的には子ども・子育て支援事業計画で、父子家庭、母子家庭の一人親支援としてしっかりと位置づけられております。この男女プランの使命として一番求められているのは、未だに固定的性別役割分担意識などで厳しい環境にある女性が、より生きやすく、活躍しやすい社会をめざすことと考えると、このプランはある程度、女性の支援に特化するべきものとの考えから、現在の案となっています。ただし、ただいまのご提案については、もう一度内部で検討させていただきたいと思います。
    • 会長:ありがとうございます。他にございませんか。
    • 課長:E委員のご意見ですが、あらゆる性の人権尊重ということなので、やはり「人権意識の向上」には、当然、男性、女性は入っています。「DVの防止」のところも女性へのDV、男性へのDVというのがありますので、「女性のための」と入っているので、多分引っかかったのではないかと思います。
      委員が言われたように、一人親の男性という方も今、いらっしゃる中では、ここについては表現の仕方を考えるといった検討をさせていただき、また委員の皆様にお諮りをさせていただきたいと思います。よろしくお願いします。
    • A委員:今のE委員の意見で、後ほどお話しようと思っていたのですが、今の男女のことでは良いのですが、2番の「困難を抱えた女性への支援」のところで、ここは具体的にいろいろと担当課のほうでも事業展開を考えていただくことになると思いますが、父子家庭もいらっしゃるのは当然のことですが、やはり母子家庭の困難さというのは皆さんもいろいろと聞かれると思います。その辺もやりは具体的に支援をしていかないと、それは男女平等にならないと思います。たまたまですが、兵庫県の明石市で養育費の立て替え事業というのを始めています。読んでいてこれは面白いと思いました。やはり母子家庭で何に一番困っているか、仕事ももちろんそうなのですが、やはり子育てをする中で経済的に困窮しているんです。社会的にもクローズアップされていて、養育費も法律的な強制がないんですね。例えば、離婚するときにお互いに決めたことですが、男性側のほうで払わなくても何の処罰もないので泣き寝入りの女性も多いです。そういったところでやはりそういうのも男女平等で、男性だったら給料が良いからその辺は良いかもしれませんが、女性が一人で働いて子どもを育てるのはなかなか大変だと思います。それプラス養育費が必要です。そういったところで、これも福祉分野のプランの話になるかもしれませんが、新しい施策も参考にしていただきたいと思います。
    • 会長:やれるものは平等にというような目標です。確かに女性の子育ては本当に大変なようで、しっかり見てあげないといけない気がします。一人一人がそこに関心を持てば、それなりに救われる道もあるのかと感じます。
    • A委員:この話題は福祉分野のプランに馴染む事業かもしれませんが、そんなものもあるということで考えていただきたいと思います。
    • 事務局:母子家庭の支援は、3次プラン上でも重要な施策と認識しております。2次プランでも位置づけておりますが、3次プランでも引き続きそこはしっかり位置づけたいと思います。
    • 会長:他に意見はございませんか。
    • F委員:わからない点があります。女性活躍の内容で、市の職員調査があったということで、管理職希望者が少ない。部長はゼロで、それに対して教育が必要だと思うとか、部長を目指せるような、というお話がありました。それと、一人一人が素敵に生きるということで、上を目指すというのではなく、パートでも職を探している方がいらっしゃると思いますが、どこを目指しているのかがよくわかりません。それはその人それぞれに希望する道をつくろうということなのですか。
    • 事務局:2点、ご質問をいただきました。まず、2点目のほうですが、一人一人がどこを目指すのかというのは、一人一人が希望する生き方、ライフスタイルというのは違って当たり前で、それを尊重しようというところが根底にあります。
       そのため、例えばですが、女性活躍の考え方の一つとして、目下の人口少局面では働き手が足りず、このままでは日本経済が維持できない、では潜在的な労働力である女性に、社会に出てもらい一層活躍いただきたいという労働事情の背景があります。それはそれで必要なのですが、働くことを望まない女性も当然いると思います。例えば、自分は家庭で子育てに向かい合っていきたいというかたちを願っていて、配偶者もそれを願っているのに、外部の人間があなたは働くべきだというのはおかしいと思います。今おっしゃられたように、ここでいっている生き方というのは、その個人の方が望まれる生き方ができるようにというイメージでつくっています。
       2点目につきましては、職員の人材育成のご質問です。女性の管理職希望者が増えないという課題に対して、どのよう対策をイメージしているかということでよろしいしょうか。
    • F委員:希望者がいないのにやるべきなのかなという疑問があります。
    • 事務局:これについては、ダイバーシティという言葉が最近聞かれると思うのですが、いろいろな考え方や価値観、性別の人がいる社会というのは成長力があって強いというのが学術的に解明されているそうです。そのため、綾瀬市役所という組織においてもダイバーシティを進めて、より力強い組織にする必要があるとなると、やはり女性の方にも管理職になっていただいたほうが、より良い市民サービスができるはずだという仮定のもと進めるべきだと事務局では考えています。
       綾瀬市の近年の職員採用試験では、女性比率の方が高い年も多くなっています。ですが、入庁後に、現状では女性の管理職が少ないため、自分自身のキャリアをイメージをしにくいと思います。人の意識変革は一朝一夕でできるものではありませんが、まずは、女性職員の中で、お手本となるようなロールモデルを見出し、私もあの人みたいになりたいとか、あの先輩ができたのなら私も頑張れるというような次につながる流れができればと思います。
       このほかに、職員アンケート結果では、女性職員が管理職になる自信がないことが明らかとなっているため、管理職養成のような研修のほか、チャレンジしないと成長もないと思うので、困難な仕事の割り振りなども平等にして、チャレンジの機会を平等に与える、そういったものに取り組んでいけば、3年、5年、10年かかるかもしれませんが、管理職を目指したいという女性職員が増えてくるのではと考えております。
    • 会長:良い評価が得られるように頑張っていかなければいけませんね。
    • F委員:学校教育の場では、女性の活躍が進んでいると思いますが。
    • 会長:中学生では生徒会長は女性がなることが多いですよね。ちゃんと男女教育を受けてきていると思うのに、社会に出ると難しいのでしょうか。いろいろと話が盛りだくさんになって、ご意見もたくさんいただきありがとうございます。このようなことを1つの考え方として、事務局でまとめていただきながら進めていけたら良いと思います。では、次に進めます。
    • 事務局:まだお時間がありますので、今は事務局から説明したものに対してのご意見でしたが、これに関わらずご意見があればお願いしたいと思います。
    • 会長:堅苦しい話ではなく、日々の生活の中での気づきなどがありましたら、ご意見いかがでしょうか。
    • A委員:このプランから離れるかもしれませんが、私が人権の電話相談を受ける中で、最近、SNSの被害、特に子どもや女性の被害の相談が目立っています。実際に綾瀬市のアンケートでも、被害の相談先というところで「誰にも相談しなかった」という方が62%、その次に「友人・知人」が約22%です。やはり相談する相手がいないです。人権相談員も相談を受けているのですが、今はSNS被害がいろいろあり、犯罪に巻き込まれるケースなどもあります。G委員に質問したいのですが、学校の中でお子さんがスマホを持つことが増えていますが、指導はされているのでしょうか。
    • G委員:情報モラルということで、パソコン等が入ってきたときにそのような教育も一緒に入ってきました。特に、携帯電話教室やライン教室など、外部の講師を招いて、良いところ、上手に活用すればとても良い、だけどこういった心配もありますよ、だから気をつけて使わなければいけませんというような、そういった教育を大体どこの学校でも学年を決めて実施しています。後は市のPTAのほうでも運動をされています。
    • E委員:PTA連絡協議会では、夜間0運動というのをやっています。小中学生に対して夜10時から朝6時まで携帯やスマホはリビング等に置くか電源を切って使わないようにして寝室に入りましょうという運動をしています。その周知がまだ足りていないということがありますので、先日PTA会長会があったのですが、その中でももっと周知を徹底していこうということで一致しました。その始まりとなったのは、やはりLINE、SNSといったもので夜遅くまで連絡を取り合っていて、既読がついたのに返信をしないということができなくて、なかなか夜」眠れないという状況が続くということから逃げられるように、夜10時に一旦打ち切る理由づけになるように始めたものです。そういったものをどんどん周知していきたいと思っております。昨年度、神奈川県の大会で、綾瀬市のPTAとして発表させていただいたのが、神奈川新聞やタウンニュースで取り上げられました。今年度は関東ブロックの大会で綾瀬市として発表いたします。そのときに、また周知徹底ができたらと思っています。そういった運動をしております。
    • A委員:そういったものも新しい男女共同プランの施策に取り込んでいけば良いと思います。
    • G委員:学校現場は、綾瀬市の現状の中では、男女共同参画が進んでいるのかなと思います。子どもたちを育成していくときに、男女分け隔てなく、という扱いでいきますので、昔は名簿も男の子の1番、2番、3番、女の子の1番、2番、3番というような出席簿のつくり方でしたが、今は男女混合の名簿になっていますので、男の子も女の子もあいうえお順になっています。それから、先ほども会長がおっしゃいましたが、児童会の会長は私の学校も2年連続女性です。それから応援団の団長も女の子がなったりする時代ですので、そういうところを考えるとすごく驚かれるのかなと思います。それから、職員のほうも男女半々くらいの割合でいるのですが、本校のほうは校長、教頭とも女性です。それから企画会議もあるのですが、企画会メンバーの6名中5名が女性です。男性1名ということで、どちらかというと小学校現場は男性支援が必要と思うくらいのところもあります。
       そういう立場で、今皆様方の話を聞いていると、やはり社会に出てから子どもたちがいろいろ学校で習ってきたことと違うなと感じたり、なかなか馴染めなかったりする部分もあるのかもしれないと少し思いましたので、これからの子どもたちを育てていくという部分もありますが、世の中としてやはり整えていかなければいけない部分もあるのではないかと思いました。
    • 会長:市民を代表していかがでしょうか。
    • H委員:私は一人目を産んだ後、パートをしようと思ったのですが、面接で落ちてしまいました。子どもを預けると言ったのですが、熱があったらとか、何か予定が入ったら、とかいうことで、そこはどうしてもらえるのかなと思います。
       女性を管理職にということでしたが、知人が女性で店長だったのですが、子どもを産んで時短勤務になるというときに、じゃあ店長は無理だということで降ろされたという話を聞いています。うちは夫が平日はあまりいないので、帰ってくるのも早くても8時過ぎで、そこから働くにしても厳しいのかなという感じです。働きたいのですが、なかなか厳しいのかなと思います。
    • 会長:最後にD委員、大勢の社員さんを抱えて、女性も外国籍方も多いと思いますが、それをまとめてやっていらっしゃるということでとても大変なことだと思います。いかがでしょうか。
    • D委員:まず育児ということを考えますと、育児休業は1年ですが、保育園が見つからなければ延長、延長ということになります。その辺が企業側としても人事をしにくいというか、1年たったら帰ってこられるのか、こられないのか、人事の施策上一人余分につけておくわけにはいかないので、なかなかその面でいえば、先ほどいいました保育所のことが充実すればその辺も期間というのが読めるので企業としては助かります。育児休業を最初から1年ではなく、もう少し長くしたらどうだろうと思います。今、男性も育児に参加するという時代であるとは思うのですが、なかなか男性が育児休業を取りますと言ったときに、企業側が全部受け入れられるのかという問題は生じてしまいますので、なるべく女性に子育てしていただけるのであれば、もう少しゆったり子育てできるような法整備から環境をもう少し整えてあげないと、お互いに負担がかかってしまうのではないかと思います。
    • 会長:やはり保育所の確保ですね。たくさんの乳幼児が預けられてお母さんたちが働けるように、綾瀬市役所でもそれに力を入れていただけたらと思います。
    • 課長:ちなみに、綾瀬市役所では、これまでに育児休業を取っている男性職員が3人います。
    • 会長:それを、皆さんが優しい目で見ていただければ良いですね。
    • 課長:そうですね。3人という数字が多いのか、少ないのかというところはありますが、女性の育児休業を取っておられる方はもっとたくさんいらっしゃいます。
    • 会長:0から3人であればすごいことですよね。
    • 副会長:今おっしゃられたように、女性が働くことに対して家族の応援がないと、なかなか女性が働くのは厳しいのかなと思います。今、綾瀬市も待機児童が26名いらっしゃるということですので、やはりそういった方が0になるようにしていかないとなかなか女性が働くというのは厳しいのかと思います。
       私の息子が海外で生活しているのですが、海外は育児に関しては素晴らしいなと思っています。子どもを産むと、とにかく1年から1年半は休んでいいですよ、その代わりお給料は80%くらいしか出ませんが、自分が働くようになったら100%は大丈夫ですということで、奥さんが働いているときは男性が保育園に迎えにいくとか、仕事が8時から3時くらいで終わります。子どもを迎えに行く、そして子育てをしていくというように国自体がなっていると思うのですが、その辺もやはり日本はもっと考えていかないといけないと思います。市役所のほうでも、これまでに3名の方が育児休業をとられているということでしたが、もっともっとそういった方が増えていかないといけないと思います。その点は実感するところです。もっと女性が働きやすい環境をつくっていかなければいけないと、皆さんの話を聞いて思いました。なお、市役所では、1年から1年半お休みして、職場に戻ってきたときというのは、職場のほうで優しく迎えてあげられるのですか。そういうところはすごく大事なところだと思います。世間では、自分の机がなくなっていたとか、仕事がなくなっていたといった話も聞いたりするので、そのようなところは市役所では大丈夫なのですね。
    • 事務局:職場復帰した本人に不利益がないよう、組織として支援を行っております。例えば1年間休むとシステムなども変わったりする場合があるので、その辺もしっかりと周りがフォローしております。
    • (8)その他
    • 会長:それでは、その他です。これからの日程について、事務局からお願いいたします。
    • 事務局:次回の会議は10月下旬頃の開催を予定しています。
    • 会長:ありがとうございました。ただ今事務局の説明がありました件について、ご意見、ご質問がございましたらご発言をお願いしたいと思います。10月下旬に次回会議が開かれるということですが、まだ日にちは決まっていません。
      本日は、皆様からいろいろとご意見をいただきましたので、とても活発に委員会ができたと思います。事務局のほうから何かありますか。それでは、今回の議題については以上で終了されていただきます。これをもちまして、本日の議長の任を下ろさせていただきます。ありがとうございました。
  5.  閉会
    • 課長:皆様には長時間にわたりまして、活発なご意見をいただきまして誠にありがとうございました。以上をもちまして、第1回あやせ男女共同参画プラン推進協議会を終了します。ありがとうございました。

以上

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