綾瀬市高齢者保健福祉計画・第9期介護保険事業計画策定委員会第3回会議(令和5年6月22日開催)

更新日:2023年08月15日

ページID : 15977

審議会等の名称

綾瀬市高齢者保健福祉計画・第9期介護保険事業計画策定委員会第3回会議

開催日時

令和5年6月22日(木曜日)午後2時から午後3時まで

開催場所

綾瀬市役所窓口棟3階 313会議室

議題

(1) アンケート実施結果について
(2) 高齢者人口、認定者の推計について
(3)介護保険施設等の状況・介護保険給付の評価について
(4)綾瀬市高齢者保健福祉計画・第8期介護保険事業計画令和4年度事業評価について

出席者 ※委員長◎ 副委員長○

(出席委員)
◎伊藤薫、渡邉哲也、宮崎 晃子、多田 明美、樋口賢一、  居城依子、塩原延子、貝原孝久
 (欠席委員)
○柴垣博一、奥村弘、武田恵智子、大滝愛子

傍聴人

0名

内容

(1)アンケート実施結果について
委 員:前回の調査は何年前か。
事務局:3年前になる。
委 員:一般調査は、有効回答率が33.5%と低いように感じる。アンケート調査としての有効回答としてはどれくらいが基準なのか。
事務局:国から示されている考え方によれば、サンプル数については統計学上、人口規模問わず300件以上があれば、ある程度精度の高いものといえるとなっており、一般調査については315件の回収となっていることから、有効な調査結果と認識している。

(2)高齢者人口、認定者の推計について
委 員:認定者数の推移について、コロナの影響はあったのか。
事務局:大きな影響はなかった。
委 員:高齢者数の実績の人数だが、令和3年が23,200人、令和4年度が23,125人となっており、高齢化社会といわれるなか、高齢者人口が減少しているが、どのように高齢化を考えればよいか。
事務局:一般的に、高齢化率が7%を超えた社会を「高齢化社会」、14%を超えた社会を「高齢社会」と呼んでいる。綾瀬市においては、高齢化率が27.4%であることから、高齢社会に該当する。高齢者全体でみると、横ばいでずっと推移していくような推計になっているが、内訳をみると後期高齢者、特に85歳以上の介護や医療が必要な方々については急激に増えていく傾向にあるため、支援が必要な方の割合については、増加していくと見込まれる。

(3)介護保険施設等の状況・介護保険給付の評価について
委 員:特別養護老人ホームの待機者数の推移について、令和5年で186人となっているが、他市に比べてこの人数は高いのか。
事務局:他市との比較は行っていないので分からない。
委 員:要介護度3、4の方の待機が比較的多いような気がする。こういった介護度の方を収容することができる施設が多いとよいと思う。

(4)綾瀬市高齢者保健福祉計画・第8期介護保険事業計画令和4年度事業評価について
(元気高齢者社会参加システム)
委 員:令和4年度のアクティブ・シニア応援窓口の社会参加の新規登録者数が166人で、マッチング実績が9,620件とあるが、新規登録者に対してマッチングが多いと感じるが理由はあるのか。
事務局:令和3年度までは市役所において窓口を開設していたが、令和4年度から不特定多数の方が行き交う、綾瀬タウンヒルズショッピングセンターに窓口を移設した。また、マッチング方法も、登録制度によるマッチングだけでなく、簡易的な登録でマッチングできる仕組みに変えたことで、多くのマッチングに結び付けることができた。
委 員:マッチングしたということは、実際に地域活動やボランティアに参加した人が増えたと考えてよいか。
事務局:お見込みのとおりである。
委 員:これだけの成果が出たのは素晴らしいと思う。引き続き、多くのマッチングが図られるよう、頑張っていただきたい。
委 員:高齢者スキルアップ支援事業で、清掃業務講習会をみると参加者が4名で、決定人数が0名とある。スキルアップ支援事業を実施するうえで、清掃業務講習会以外にも何か考えているか。
事務局:高齢者スキルアップ支援事業は、求人の多い業種について、高齢者が、より就職に結びつくようなスキルを身につけていただくために開催している。今年度についても、清掃業務の求人が多い為、清掃の講習会を開催する予定である。参加者数を増やすための工夫として、アクティブ・シニア応援窓口において、清掃業務への就職を希望する求職者へ個別に講習会の御案内を行う。
委 員:これまで清掃業務以外で講習を行ったか。
事務局:令和3年度については、介護分野のスキルアップ講習会を行い10名の参加であった。
(ハイリスク高齢者介護予防システム)
委員:令和5年度の取り組み検討に「ICTを活用した介護予防事業」とあるが、どのような事業か。
事務局:新型コロナウイルス感染症による生活への影響が、落ち着きを見せているが、高齢者の中には、まだまだ不安を持っている方も多く、以前のように皆様にお集まりいただき事業を開催するのは難しいと考えている。ついては、動画配信等、会場に来なくても、事業に参加できる方法を検討している。
委 員:対象は。
事務局: 65歳以上の方を対象としている。
委 員:地域ケア会議でも活用できるか。
事務局:地域ケア会議は対面での事例検討をしているため、介護予防普及啓発事業の活用を考えている。
委 員:コロナ禍でも予防教室を開催したということで、いろいろご苦労があったと思う。レインボー体操指導者養成講座について、指導者になられる方の年齢はどれくらいか。また、この方たちが通いの場の担い手となるということだが、指導者の方が通いの場に派遣されるか。今後、どのような活動をしていくのか。
事務局:募集は40歳以上としているが、応募のあった方は、60歳代から70歳代の方が多かった。指導者養成講座を受講した後については、通いの場への体操の指導を想定している。自ら指導者としてどんどんやりたい場合は、新しく立ち上げていただくことも可能。そういった場合は、サロン助成のほうでも手を上げていただければ助成をしながら支援をすることはできると考えている。
(要介護者総合支援システム)
委 員:課題・背景において、団塊の世代が75歳以上となる令和7年度までには県内で21,000人の介護人材が不足するとあるが、綾瀬市における不足している人数を把握はしているか。
事務局:自治体単位での把握はできいない。
委 員:21,000人という方に対して、事業の規模が小さいような気がする。人材が足りないことは明らかなので、事業の対象者が100人といったレベルになるとよい気がするが如何か。
事務局:募集方法や事業内容を検討していく余地はあると思う。介護職員初任者研修開催講座につきましては、募集定員に達していないというところも踏まえながら、開催方法、内容については検討していく必要があると考えている。
委 員:受講者8名で100%が就労しており、非常に良いと思う。
※令和4年度事業評価について、各委員より3つ全てのシステムにおいて、順調に進んでいると評価を得た。

以 上

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