令和5年度第2回綾瀬市子ども・子育て会議録(令和5年11月2日開催)

更新日:2023年11月17日

ページID : 16560

審議会等の名称

綾瀬市子ども・子育て会議

開催日時

令和5年11月2日(木曜日) 午後1時30分から午後2時30分まで

開催場所

市役所 事務棟6階 教育研究所視聴覚室

議題

(1)第3期綾瀬市子ども・子育て支援事業計画(令和7年度~令和11年度)策定に向けたアンケート調査の項目内容について

(2)その他

出席者

※会長◎、副会長○
(委員)◎増田岩男委員、○藤原百合子委員、金刺真子委員、宮下由佳里委員、宍倉園江委員、古郡孔文委員、三原文子委員、高橋容子委員、川居静子委員、樋口玲子委員、小林美香委員

(事務局)
健康こども部長、こども未来課長、保育課長、健康づくり推進課長 他5名

傍聴者数

0名

内容

会 議 録

1 開 会
(事務局)
本日の委員の出欠について、16名中11名の方に出席をいただいていますので、本日の会議は成立していることを報告させていただきます。
それでは会議条例第5条第1項に「子ども・子育て会議の議長は会長が務める」と規定されていますので、これからの議事進行は増田会長にお願いいたします。

2 議 題
 (1) 第3期綾瀬市子ども・子育て支援事業計画(令和7年度~令和11年度)策定に向けたアンケート調査の項目内容について

ア 事務局より、第3期綾瀬市子ども・子育て支援事業計画(令和7年度~令和11年度)策定に向けたアンケート調査の概要について説明を行いました。

○ 質 疑・意 見(あり)

(委員) 

無作為に抽出される数については、提出されなかったことを想定した数なのか。提出しない方に再度送付はするのか。

(事務局)

送付する1,000世帯については、未提出も想定した数となり、期限までに回答がないものは集計には含みません。そのため、再度送付はいたしません。

 イ 事務局より、資料2「綾瀬市子ども・子育て支援に関するアンケート調査【就学前児童用】」及び資料3「綾瀬市子ども・子育て支援に関するアンケート調査【就学児童用】」の項目内容について説明を行いました。

○ 質 疑・意 見(なし)

 ウ 事務局より、資料4「綾瀬市こどもの生活状況調査【こども用】」及び、資料5「綾瀬市こどもの生活状況調査【保護者用】」について説明を行いました。

○ 質 疑・意 見(あり)

(委員)

資料6の調査について、こどものアンケートも全て電子になるのでしょうか。また、スマートフォンを持っていないこどもは保護者の物を借りて回答するということでしょうか。

(事務局)

はい。そのように想定しております。

(委員)

ヤングケアラーのこどもなどが安心して家とは別の場所で回答できるように学校で書面配布するなど工夫があってもよいと感じました。

(事務局)

保護者のスマートフォンだけでなく、学校から貸与されたタブレットを使用して回答していただくことも可能で、アンケートのため、どうしても回答しづらい場合は、無理に回答していただかなくても良いと考えております。

(委員)

こどもの生活状況調査の問21番は両親の離婚や、自殺のことなどが記載されており、こどもたちに与える影響が大きい内容だと思います。質問の意図について教えていただきたい。

(事務局)

神奈川県の生活状況調査においても、同様の質問項目が設けられており、県の結果との比較も視野に入れ、設定したものです。

(委員)

問21番については、こどもたちに与える影響が大きく、特に小学5年生にとっては、つらい内容だと思います。小学5年生のアンケートからこの質問を削除することを検討していただきたい。

(事務局)

今回、質問設定の参考とした県の調査では、対象を中学2年生のみとしておりますが、調査の対象を小学5年生、中学2年生、高校2年生としている自治体もあり、本市では、こども基本法にある「こども施策に対するこども等の意見の反映」の観点から、幅広い対象者に対し、調査を行うこととしました。

結果的に、質問内容は同じであっても、調査対象者は県と異なった状況のため、問21番については、検討いたします。

(委員)

小学5年生くらいだと、何が起きるか想像ができず、怖くて回答できないと思います。この質問を載せるのであれば、回答したことの影響をわかるようにすることで、回答できると思います。

(事務局)

このアンケートを保護者の立場で見た場合、どういう感情を抱くかお聞きかせください。

(委員)

問21番は(離婚や身近な方の自殺など)質問内容に該当しているか、していないか、どちら側の立場かにより、抱く感情は異なると思います。こどもに質問されたとき、どの選択肢を選ぶか、保護者は決められません。この質問を聞いてどうするのか、と感じると思います。

また、この項目を選択するこどもは過酷な状況に置かれていると思います。回答したことにより、生活が変わると期待したら、勇気を振り絞って回答した意味はなんだったのか、希望を持っていいのか、該当するこどものことを思うと複雑な気持ちになります。

回答させるのであれば、具体的に助けてあげるということ載っていれば、その子が絶望している中で少しは期待が持てると思います。

(事務局)

  調査票には、つらい気持ちになった場合は健康づくり推進課へ連絡してください、という記載はありますが、こどもが電話することの敷居は高いと認識しています。

県の調査票には「神奈川こども110番のLINE」が掲載されているため、これを参考として、こどもが自分の気持ちに気付いた時、助けを求めることができるよう、調査票の工夫を検討します。

(委員)

「神奈川こども110番のLINE」について、実際にはどれくらいの人数が相談しているのでしょうか。

(事務局)

人数については県に確認してみないと分からないので、現時点では分かりません。

(委員)

保護者の立場からは、個人を特定しないアンケートで明確な目的が無く、こどもの救済を目的としていないのであれば、問21番は必要ないと思います。

(事務局)

おっしゃる通りだと思います。今回のアンケート調査は、こどもの救済を目的としておらず、回答してくれたこどもを救済できるわけではありません。

調査による統計の必要性とこどもに与える影響を比べた時に、こどもに与える影響の方が大きいということであれば、問21番は無くてもよいと考えています。

(委員)

問21番は、こどもの置かれている状況に気付きや疑問点を投げかける意味があると思いますが、今回の調査の趣旨からは外れるものと思います。

(事務局)

問21番については、今回の調査からは削除させていただきます。また、アンケートの最後に神奈川県の相談案内を載せるような形にしようかと思います。これ以外に好ましくないもしくはこれを付け加えたほうがよいという質問があればご意見をいただければと思います。

(委員)

就学児童の調査内容問3番で、放課後の過ごし方の選択肢に自宅とありますが、自宅のみでなく、自宅でスマートフォン・ゲーム等の何をやっているかも聞いたほうがよいのではないか。

(事務局)

問3番は放課後児童クラブの必要性の量の調査に関しての質問になりますので、学校が終わった後の時間をどこで、過ごしているかの確認になります。

(委員)

資料4生活状況調査(こども用)の問17・問18は幸福度を聞いていると思いますが、問19については、個人的・性格的な内容を聞いていると感じます。この回答を得て、どういったことに繋がっていくのでしょうか。

(事務局)   

問19番は具体的な支援内容ではなく、統計的に集計を行うための質問内容となります。この質問から、こどもたちの「自己肯定感」の状況を知り、他の質問への回答状況と関連付けることで、傾向を分析し、必要な施策を行うための参考といたします。

(2) その他について

(委員)質 疑・意 見(なし)

 

(事務局)

第1回会議の際の一時預かり事業の実績値の修正について説明を行いました。

(委員) 質 疑・意 見(なし)

(事務局)   

最後に、今回のアンケート調査について補足いたします。統計学上は、対象者の3割以上から回答を得ることができれば、傾向が判断できるとされております。

また、電子申請によるアンケートとしたのは、令和5年7月からの小児医療費助成事業の対象年齢拡大の際、電子申請による受付を実施し、紙による申請を行いたいという声が無かったことや、小学生・中学生については学校からタブレット端末が貸与されていることなど、複数の条件がそろってきている中で判断をしたものです。

市全体の施策といたしましてもデジタル化を進めており、市民の方々にこうした状況を発信し、御理解をいただきたいという思いから、電子回答という形式を取りましたこと、委員の皆様にも御理解いただければと思います。

アンケートの調査結果につきましてはしっかりと分析を行い、今後の施策に繋げてまいります。

(議 長)

それでは、これで本日の会議の議題はすべて終了しました。皆様御協力いただきましてありがとうございます。

 

 

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