令和5年度第2回 国民健康保険運営協議会会議録(令和5年12月21日開催)

更新日:2024年01月04日

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審議会の名称

綾瀬市国民健康保険運営協議会(令和5年度第2回)

開催日時

令和5年12月21日(木曜日)午後2時から2時30分まで

開催場所

綾瀬市役所 議会棟 第1委員会室(議会棟3階)

議題

  • 綾瀬市第3期保健事業実施計画(データヘルス計画)・第4期特定健康診査等 実施計画(素案)について
  • 綾瀬市国民健康保険税条例の一部改正について(報告)
  • その他

出席者

出席委員

9名

  • 会長 石井 麻理
  • 稲村 昭彦
  • 小野 眞実
  • 関田 博子
  • 三神 俊史
  • 加王 文平
  • 渡邉 哲也
  • 見上 憲子
  • 小泉 清

事務局

5名

  • 福祉部長
  • 保険年金課長ほか3名

傍聴者数

0名

内容

〇事務局
   定刻となりましたので、はじめさせていただきます。
   開会に先立ちまして、前回に引き続き、今回もタブレットによる会議とさせていただきたいと思いますので、どうぞよろしくお願いします。
   本日、西川委員につきましては、都合により欠席との連絡がございましたのでここで報告させていただきます。
   議事進行にあたりまして、綾瀬市国民健康保険運営協議会規則第3条の規定により、会長が議長を務めることとなっておりますので、石井会長(以下 議長)よろしくお願いいたします。

〇議長
   それでは、令和5年度第2回綾瀬市国民健康保険運営協議会を開会いたします。会議に先立ち、私から一言ご挨拶を申し上げます。皆様、大変お忙しいところ、令和5年度第2回綾瀬市国民健康保険運営協議会にご出席いただき、ありがとうございます。今年の5月19日に「全世代対応型の社会保障制度を構築するための健康保険法等の一部を改正する法律」が公布され、これまでの社会保障の構造を見直し、全ての世代で広く安心を支えていく、「全世代対応型の社会保障制度」を構築するため、子ども・子育て支援の拡充、生涯現役で活躍できる社会づくりの推進のための健康づくりや重症化予防の強化など、様々な分野における改正がなされました。これに伴い、社会保障制度を取り巻く環境については、さらに目まぐるしく変化しているところでございます。
   今回の主な議題であります「保健事業実施計画」は、健康寿命の延伸を図るための新たな仕組として、平成27年度からスタートし、第3期は第2期の実施結果を客観的に振り返り、データに基づいた、次の改善につなげるPDCAに沿った内容となっております。活発なご審議をいただけるよう、会議の円滑な進行に努めてまいりますので、皆様、ご協力のほど、どうぞよろしくお願い申し上げます。
   続きまして議事に移らさせていただきます。本日の会議には、傍聴ができるよう傍聴席を設けておりますが、傍聴の申し出はなかったことをご報告申し上げます。なお、傍聴人につきましては、定員の5名に達するまでは、途中入室を認めることになっておりますので、ご承知おきください。本日の出席者は、9名でございます。よって、本運営協議会規則第4条第2項の規定により、委員の過半数の出席を満たしておりますことから、本日の会議が成立しておりますことを、ご報告申し上げます。
   それでは、議題(1)「綾瀬市第3期保健事業実施計画(データヘルス計画)・第4期特定健康診査等実施計画(素案)について」を議題といたします。事務局より説明をお願いします。

〇事務局
   それでは、議題(1)綾瀬市第3期保健事業実施計画(データヘルス計画)・第4期特定健康診査等実施計画(素案)について、事務局より説明させていただきます。
   3ページ目の資料1をご覧ください。概要について、でございますが、本市の「第2期データヘルス計画」及び「第3期特定健康診査等実施計画」が本年度に終了することから、令和6年度から令和11年度までの計6年間を計画期間とした、新たな「第3期データヘルス計画」及び「第4期特定健康診査等実施計画」の素案を策定しました。データヘルス計画は、特定健康診査等の結果やレセプトの健康・医療情報等のデータを分析して、PDCAサイクルに沿った効果的・効率的な保健事業の実施や評価を行うことをねらいとしています。特定健康診査等実施計画は、保健事業の中核をなす特定健診・特定保健指導の具体的な実施方法を定める計画です。保健事業を効果的・効率的に実施していくためにも、両計画は相互に連携して策定することが望ましいとされていることから、本市においても一体的に策定しております。
   今後のスケジュールですが、来年の2月2日から3月6日までの期間で、パブリックコメントの実施を予定しております。次回の協議会にて委員の皆様にパブリックコメントの結果及び最終案の報告をさせていただき、令和6年3月に策定、4月から運用を開始してまいります。
   続きまして、4ページ目の資料2をご覧ください。第3期データヘルス計画の素案を抜粋したものでございます。1の被保険者の健康課題の抽出と保健事業の目的、目標を達成するための戦略についてでございますが、解決すべき健康課題について、現状分析の結果を受け、被保険者の健康課題を抽出し、優先度の高い課題順にA~Fの6項目で分類いたしました。最も優先度が高い健康課題は、「特定健康診査受診率が低く、特に40歳代~50歳代が低い傾向がある」という結果でございました。(1)の保健事業全体の目的では、これら6項目の課題解決に向けて、「生活習慣病の発症及び重症化の予防を図り、医療費の適正化を目指す」こととし、(2)の保健事業全体における目標では、A~Fの項目を含めて保健事業の内容ごとに目標を定め、(3)データヘルス計画の目標を達成するための戦略では、(2)の目標を達成するための項目ごとの戦略を定めました。
   次に5ページ目をご覧ください。(4)のデータヘルス計画の目標の評価指標についてですが、神奈川県の設定した共通の指標項目を踏まえるとともに、国の評価指標も含め、各項目における評価指標を個別に設定しております。(5)のデータヘルス計画の取り組むべき対策についてですが、第2期計画の保健事業を見直し、(2)の計画の目標を基に第3期計画は、主眼を置く必要のある事業を強調するため、5つの柱といたしました。第2期計画からの変更点は2点ございまして、1点目は4の適正受診対策事業として、ジェネリック医薬品利用促進対策と重複頻回受者対策を一つにまとめました。2点目は地域包括ケアの取り組みについて、介護予防に主眼した内容であることから、第3期計画では保健事業としての位置づけは行いませんでした。
   本計画の5つの保健事業について、新規・拡充する内容を簡単に紹介いたします。本市の特徴である日曜集団健診受診のメリットを発信することによる特定健康診査受診率向上対策事業、日曜集団健診時の初回面談の実施、市内スマートミール認証店利用をインセンティブとした特定保健指導実施率向上対策事業、医療機関への受診勧奨通知内容に腎臓機能低下による勧奨を含める生活習慣病重症化予防対策事業、(公社)大和綾瀬薬剤師会との連携による適正受診対策事業、特定健康診査結果説明会実施による生活習慣病のための知識普及啓発事業等、となっております。
   次に6ページ目の資料3をご覧ください。こちらは、データヘルス計画をわかりやすくまとめた全体像となっております。
   説明は以上でございます。

〇議長
   ただ今の議題(1)について、質疑に入ります。質疑またはご意見ございますか。(委員からの質疑等はなし。)
   質疑がないようですので、「綾瀬市第3期保健事業実施計画(データヘルス計画)・第4期特定健康診査等実施計画(素案)について」は、これで終了させていただきます。
   次に議題(2)「綾瀬市国民健康保険税条例の一部改正について(報告)」を議題といたします。事務局より説明をお願いします。

〇事務局
   それでは、議題(2)綾瀬市国民健康保険税条例の一部改正について報告させていただきます。令和5年7月20日に全世代対応型の持続可能な社会保障制度を構築するための健康保険法等の一部を改正する法律の一部の施行に伴う関係政令の整備に関する政令が公布されました。これに伴い、地方税法が改正されたことから、綾瀬市国民健康保険税条例の一部を改正いたしました。
   それでは、お手元に配布いたしました資料をご覧ください。対象となる方、受付期間でございますが、令和5年11月1日以降に出産または出産予定の綾瀬市国民健康保険被保険者で、出産予定の6か月前から届け出ができます。また、出産後の届け出も可能となります。
   続きまして、国民健康保険税の免除方法でございますが、出産予定月または出産月の前月から出産予定月または出産月の4か月分に相当する所得割保険税と均等割保険税を減額するものでございます。ただし、多胎妊娠の方の場合は、出産予定月または出産月の3か月前から6か月相当分が減額されます。ここで申し上げます出産とは、妊娠4か月以上のことを言い、死産、流産、早産、人工中絶を含みます。出産予定日の6か月前から届け出ができ、出産後も届け出が可能となっています。なお、令和6年1月1日施行となっております。
   説明は以上でございます。

〇議長
   ただ今の議題(2)について、質疑に入ります。質疑またはご意見ございますか。(委員からの質疑等はなし。)
   質疑がないようですので、「綾瀬市国民健康保険税条例の一部改正について(報告)」は、これで終了させていただきます。
   続きまして議題(3)「その他」について、事務局からお願いします。

〇事務局
   それでは議題(3)「その他」でございますが、情報提供がございます。高額療養費支給申請手続きの簡素化を図るため、令和3年3月17日施行の国民健康保険法施行規則の一部を改正する省令に基づき、綾瀬市国民健康保険高額療養費支給申請手続きの簡素化に関する要綱の制定を行いました。綾瀬市では、国民健康保険における高額療養費の支払いについて、該当月の3か月後に高額療養費支給申請書兼請求書を作成・送付し、申請者氏名・住所名・振替先口座番号等の記入の上、返信用封筒での返送又は市役所窓口での受付を行っていました。今回の改正により、申請手続きの簡素化を希望される方につきましては、初回支給申請時にご登録いただいた口座に、次回以降は、給付金を自動償還することにより、被保険者の利便性向上と、申請書類送付事務や支給決定事務処理等の効率化、郵送料の削減を掲げることができます。令和5年11月申請分から運用を開始しており、高額療養費の自動償還払い方式状況は、希望者330名、辞退者13名となってございます。
   説明は以上でございます。

〇議長
   ただ今の、事務局の発言について、質疑またはご意見ございますか。

〇委員
   PDCAサイクルについては、どのような形で回されるのでしょうか。

〇事務局
   回答させていただきます。まず、計画の大きな流れとなりますと、6年間6期でというサイクルになります。毎年事業を行っている中では、1年ごとにPDCAサイクルの見直しを行っておりますが、今回の目標につきましては、短期目標、長期目標とも6年間を目指しております。ただ、6年といっても長いので、新型コロナウイルスのような感染症が流行ったり、被保険者の予想以上の減少があったりすると、中間でもう一度指標を見直すこととなりますが、6年間という前提でやっております。
   まずこの素案(来年、R6年から始まるプラン)がPの部分になります。その計画の中に作らせていただいた5つの保健事業の柱に沿って行う事業それぞれがDの部分になります。Cが、1年ごとに見直しをする、3年ごとに見直しをする、その実践に1年ごとに指標を立てておりますけど、1年、3年、6年後に指標に沿ってどうなのかを確認するのがCの部分になります。Aの部分が、6年間経ちました、前年度の計画の中に評価して、新しく事業を行うもの、拡充するものになります。今日の資料で使わせていただいた抜粋の部分がAの部分になります。
   以上でございます。

〇議長
   最後に、事務局よりご報告があります。

〇事務局
   はい、事務局より2点程情報提供がございます。第3回目の国民健康保険運営協議会の事についてですが、パブリックコメントが3月6日まで予定しております。その後に、パブリックコメントの意見を反映させ、最終案を皆様にご報告申し上げたいというふうに考えております。
   また、例年次年度の国保特会の予算(案)を皆様に情報提供させて頂いておりますので、そちらも併せて説明させて頂きたいというふうに思っております。日程につきましては、パブリックコメントや3月議会等ございますので、追って日程調整を行い通知させていただきたいというふうに考えております。
   事務局からは以上です。

〇議長
   はい、それでは、本日の国民健康保険運営協議会は閉会とさせていただきます。皆様お疲れ様でした。

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この記事に関するお問い合わせ先

綾瀬市役所 福祉部 保険年金課 保険年金担当(保険)
電話番号:0467-70-5617
ファクス番号:0467-70-5701

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