令和5年度第2回綾瀬市社会教育委員会議(令和5年11月17日開催)

更新日:2023年11月25日

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審議会等の名称

令和5年度第2回綾瀬市社会教育委員会議

開催日時

令和5年11月17日(金曜日)午前10時00分から午前11時40分まで

開催場所

綾瀬市役所  3階 313会議室

議題

(1)「あやせ家庭読書の日、ノーテレビ・ノーゲームデー運動~あやせゼロの日運動~」について

(2)令和5年度生涯学習課主要事業の進捗状況について

出席者

委員

  • (議長)澁谷 敏夫
  • (副議長)増田 岩男
  • 春木 純子
  • 長沼 康江
  • 小田原 禎
  • 川村 和子
  • 土田 章久
  • 矢島 由美

事務局

市民環境部長、生涯学習課長 他2名

傍聴者数

0人

内容

内容は、要点報告です。

 

議題(1)「あやせ家庭読書の日、ノーテレビ・ノーゲームデー運動~あやせゼロの日運動~」について

議長:それでは、議題(1)「あやせ家庭読書の日、ノーテレビ・ノーゲームデー運動~あやせゼロの日運動~」について、事務局より説明をお願いいたします。

事務局:(生涯学習課長より、各種会議等での情報交換の結果や名称変更における事務局案「あやせ家庭読書の日・家族ふれあいの日~あやせゼロの日運動~」について説明。)

議長:事務局の説明が終わりました。各種会議での情報交換にて、「運動の名称にある『ゼロ』という言葉にマイナスイメージがあるのではないか。」という御意見をいただいたとありましたが、私はそうは思いません。ゼロは数字の一つであって、始まりの数字であると思うからです。また、現在の名称にある「ノーテレビ・ノーゲームデー」についてですが、現在、テレビやゲーム、スマホなどのデジタル機器を使うことは生活において必要となってきたこともあり、「ノー」とするのは良くないのではないでしょうか。

副議長:現在の名称に「ノーテレビ・ノーゲームデー」が入っている理由と本事業の立ち上げ当初について、説明いたします。当時、小・中学校への朝読書の導入や図書室支援の充実などと、子どもの読書の重要性が注目されていました。その一方で、子どもたちが寝食を削り、宿題や家族との会話も疎かになるほどテレビやゲームに熱中するといった状況が問題となっていました。この2つを結び付け、月3日程度は、テレビやゲームを控えて、家庭読書・家族とのふれあいを大切にする時間をとるために始めた取り組みが「あやせゼロの日運動」です。「ゼロの日」という名称について、当時も議論しましたが、分かりやすさ(言いやすさ・覚えやすさ)を重視し、この名称となりました。そういった当時の状況と現在の状況は大きく異なるため、先ほどの御意見のとおり、テレビやゲームは「ノー」=禁止とまではいかなくても、節度を持って付き合えていれば、やっても良いと思います。ですが、当初から現在まで変わらず、「読書」と「家族のふれあい」は大切なものなので、名称変更をする際、この2つは入れていただきたいです。

事務局:先ほどの説明に補足いたします。事務局から、「ノーテレビ・ノーゲームデー」から「家族ふれあいの日」へ変更するといった案を提示しましたが、こちらの「家族ふれあいの日」は参考資料としてお配りしたあやせゼロの日運動の実施要項の記述からとったものでございます。

議長:スローガンは、テレビ等をやめようといったマイナスなものより、前向きでキャッチーなものが良いと思います。

委員:名称について、以前より市外の方から、「名称を聞いただけでは、何が目的でどのような取り組みなのかが分かりにくい」という意見を受けておりました。「ゼロの日」というと、(あやせゼロの日運動では、10日、20日、30日のゼロが付く日のことを指しますが、)「何かの使用をゼロ(禁止)にする日」ともとれます。市内の小・中学校にも「あやせゼロの日運動」という垂れ幕があり、名称の周知はできていると思いますが、見ても内容は伝わらないと思います。

事務局:先ほどの説明に補足いたします。「あやせゼロの日運動」は愛称であり、正式名称は「あやせ家庭読書の日、ノーテレビ・ノーゲームデー運動」です。現在は愛称をメインとした周知をしておりますが、名称変更後は、より内容が分かりやすい正式名称をメインとした周知を考えております。その際、すでに浸透している愛称は変更しない考えです。

委員:事務局案について、より分かりやすくなり、良いと思います。また、愛称に使われている「ゼロ」自体も、インパクトがあり覚えやすいです。その一方で、「ゼロ」である必要があるのか、疑問に思いました。先ほど、委員から「月3日程度は取り組んでほしい思いから始めた運動である」とありましたが、2月は「ゼロの(つく)日」が2日しかありません。他の数字でも良いような気がしますが、いかがでしょうか。

議長:「ゼロの日運動」という名称が広く浸透している現在、「ゼロ」自体を変更するのはあまり良くないのではないでしょうか。

副議長:「あやせ家庭の日」というのはどうでしょうか。「ゼロの日運動」という名称は残しつつも、正式名称をメインに周知していくことで、あやせゼロの日運動=「あやせ家庭の日」と結びつくようになるかと思います。また、学校によっては、保護者宛ての月間スケジュールといったお便りに「あやせゼロの日運動」と記載してくれている学校があります。

事務局:家族とのふれあいの大切さとともに、子どもたちの成長にとって読書が非常に重要であることを踏まえ、「あやせゼロの日運動」には、まず家庭読書のきっかけとなること、そして、その家庭読書を通して、子どもたちの読書習慣へ繋がることを期待しています。

議長:事務局案の「あやせ家庭読書の日・家族ふれあいの日~あやせゼロの日運動~」への名称変更が良いと思いますが、他に意見はありますか。

(意見なし)

議長:他に御意見・御質問が無いようですので、続いて、議題(2)に移ります。事務局から説明をお願いいたします。

 

議題(2)令和5年度生涯学習課主要事業の進捗状況について

議長:それでは、続いて議題(2)令和5年度生涯学習課主要事業の進捗状況について、事務局より説明をお願いいたします。

事務局:(前回会議より進捗があった事業について、地域家庭教育講座、セカンドブック事業、家庭教育アドバイザーによる講演等、地域学校協働活動事業、綾瀬市学校施設の開放(特別教室棟)、お届けバラ講座、社会教育関係団体への補助金についての説明。)

議長:事務局の説明が終わりました。委員の皆様、御質問はございますか。

委員:綾瀬市学校施設の開放(特別教室棟)について、利用状況はどんな感じなのでしょうか。

事務局:夜間の開放ということもあり、一部の団体しか利用がない状況です。公民館などでも10時~11時、14時あたりの利用が多く、夜間の利用は少ない状況です。

議長:学校施設の開放(特別教室棟)というのは、企業にはできない、行政だからこそできる事業であるため、ニーズは少なくとも継続してほしいです。また、そもそも市民が学校を使えること自体知らないから利用しないということもあるかと思いますが、いかがでしょうか。

事務局:御指摘いただいたとおり、PR不足という理由もあるかと思います。先ほどの説明に補足いたしますと、現在開放している施設は、学校のセキュリティ面から独立した校舎を持つ、早園小学校、綾瀬中学校、城山中学校の3校のみです。そういった利用制限等もあるといったことも、利用が少ない原因かと考えられます。

委員:夜間の利用が少ないとのことでしたが、授業のない休日は施設を昼から利用ができると思います。休日の日中の利用状況はどのようになっていますか。

事務局:一部の団体しか利用がない状況です。先ほど御指摘いただきましたとおり、周知が足りないことが要因かと思います。現在、活動団体に施設の空き状況を伝える等に取り組んでいます。

議長:他に御意見・御質問が無いようですので、続いて、情報交換に移ります。事務局から説明をお願いいたします。

 

情報交換

事務局:((1)令和5年度綾瀬市社会教育委員活動経過及び今後の予定について、(2)令和5年度教育委員会における事務の点検・評価について、(3)公共施設再編事業について、(4)あやせ目久尻川歴史文化ゾーン構想の推進について、説明)

議長:ただいま、事務局より報告がございました、令和5年度綾瀬市社会教育委員活動経過について、直近の9月、10月に開催いたしました県社会教育委員連絡協議会等にて得た学び等がありましたら、御報告をお願いいたします。

副議長:10月6日に出席した「社会教育委員連絡協議会(県央教育事務所)」での愛川町の発表では、子ども食堂や、夏休みのラジオ体操、駅伝大会等に町全体で取り組んでいる点や、愛川町の社会教育委員会が子どもを中心とした事業に多く取り組んでいる点が特に印象的でした。綾瀬市でも子どもを中心とした事業に取り組んでも良いのではないかと思います。

議長:10月16日に出席した「令和5年度神奈川県社会教育委員連絡協議会 第2回理事会」では、主に、令和7年度に神奈川県で開催される関ブロについての情報を得ました。神奈川県での開催のため、委員全員出席となります。事務局は予算の確保をお願いします。

委員:9月4日に出席した「令和5年度神奈川県社会教育委員連絡協議会 研修会」では、「愛川町を愛する」とのテーマで愛川町の発表を聞き、「社会教育委員と社会教育主事の連携について」とのテーマの講演を聞きました。そこで、社会教育主事が減少し、社会教育士が増加していること、社会教育委員として年数回の会議を行っているだけではあまり意味がないということを学びました。また、他地域の委員とのグループワークでは、社会教育主事の減少が深刻であること、公民館活動がほとんどないことが印象的でした。

委員:同研修会に出席し、特に印象的だったのは、社会教育委員がどんどん外へ出て行動している地域が多いということです。自治会や老人会に入り込んで、様々な団体と連携していくなどといったことが、綾瀬市においても必要なのではないかと思いました。

委員:同研修会に出席し、愛川町の発表を聞いて、愛川町の社会教育委員が持つ地元への愛や気概を感じました。特に印象的だったのは、中学生が小学生に勉強を教え、高校生が中学生に勉強を教えるといったような、子どもたちが自分のものを相手に渡すことが自然にできているという点です。他地域の委員とのグループワークでは、意見が活発に交わされている点に驚きました。綾瀬市の社会教育委員会議では、これまで、ここまで活発な意見交換はあまりなかったように思います。また、講演内容にあった、地域学校協働活動やコミュニティ・スクール等についての資料に目を通し、綾瀬市の地域コーディネーターの活動について知らないことが多いと感じました。

議長:この他に何かございますでしょうか。

(意見なし)

議長:次に、次回会議の日程の確認ですが、2月6日~9日の間で、皆様の中で御都合が悪い日があれば、御発言ください。

委員:(日程について確認)

議長:それでは、以上の皆様の御都合と本日御欠席の委員の御都合を踏まえて、事務局で次回の日程を整理してください。

議長:この他に、全体を通して何かございますでしょうか。

委員:議題(1)と情報交換(2)について、「あやせゼロの日運動」の取り組みに「家族のふれあい」といったものがありますが、様々な家庭環境から「家族のふれあい」が難しい子どもたちもいます。相対的に見れば少数かもしれませんが、正式名称の一部を「家族ふれあいの日」とする際は、そのことを意識していただきたいです。

副議長:議題(2)にありました地域学校協働活動について、昨年から、市内全小・中学校一斉に始動しました。私自身も地域コーディネーターとして活動しています。ぜひ社会教育委員としても御協力をよろしくお願いいたします。

議長:この他に何かございますでしょうか。

(意見なし)

議長:以上で提出された議題は全て終わりました。

副議長:(閉会挨拶)

 

以上

この記事に関するお問い合わせ先

綾瀬市役所 市民環境部 生涯学習課 生涯学習担当(生涯学習)
電話番号:0467-70-5658
ファクス番号:0467-70-5703

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