令和5年度綾瀬市生涯学習推進審議会第1回図書館部会(令和5年12月17日開催)

更新日:2024年01月24日

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審議会等の名称

令和5年度綾瀬市生涯学習推進審議会第1回図書館部会

開催日時

令和5年12月17日(日曜日)午前10時から午前12時まで

開催場所

綾瀬市役所 窓口棟3階 312会議室

議題

(1)綾瀬市の図書館に関する市民ニーズ調査結果について

    (2)図書館の先進事例動向等の整理結果について

    (3)綾瀬市図書館の基本理念・基本方針(案)について

出席者

委員

(部会長)白井哲哉

見上一幸(オンライン参加)

古賀陽子

深澤利彰

事務局等

 市民環境部長他6名(綾瀬市図書館基本構想策定業務受託事業者3名含む)

傍聴者数

0名

内容

内容は、要点報告です。

・部会長:第1回図書館部会は、綾瀬市の新しい図書館の基本理念などをまとめていくための 意見交換を大枠から始める会です。配布資料のとおり、綾瀬市の図書館に関するさまざまな調査が行われました。その調査の結果を事務局から御報告いただいて、綾瀬市の図書館を巡る状況や市民の御意見を最初に全員が共有することが目的の一つとしてあります。

それでは、議題に入ります。「議題(1)綾瀬市の図書館に関する市民ニーズ調査結果について」、事務局より説明をお願いします。

・事務局:(綾瀬市の図書館に関する市民ニーズ調査結果について、説明。)

・部会長:市民ニーズ調査結果は、市民の図書館に対するお考え、現状への感想、要望や不満などの基本的な意向を示しています。まずはこの結果について、委員の皆さんから御感想や、お考えをいただきたいと思います。

・委員:利用者や市民がゆったりできること、広く、明るく、暖かい空間を望んでいると思いました。一方で、例えば親子でスーパーに買い物に行った際に子どもを図書館に預けられるなど、安心して居させられることへのニーズがあるのではないかと思いました。そんな場所に図書館が建設されていると良いのではと思いました。

・委員:今、図書館は若者より高齢者が利用しています。年齢が高い層の御意見の吸い上げは、このアンケートの中に集約されているということでよろしいでしょうか。

・部会長:確かに高齢者の話を事務局からの説明であまり聞いていないような気がします。まんべんなく聴取できていると思いますが、事務局は、何か補足がありましたら、お願いします。

・事務局:アンケート調査は、無作為抽出を行い、幅広い世代を対象に行いました。無作為抽出によるアンケートを実施した場合の回答結果は、高齢者層に偏りがちです。しかし、今回のアンケート調査に関しては、市の一般的な調査よりも、意外と生産年齢世代の回答が多い印象を持っています。

そのほか、高齢者層の意見の吸い上げについては、令和4年度に開催した「あやせの図書館を考える会」もございます。参加メンバーは、17人のうち3分の2以上が60歳以上でした。

これは意図したものではないのですが、そのため、今年度の調査は、全世代を対象とした無作為抽出アンケートに加えて、子育て世代や働き盛り世代の声を特に吸い上げる必要があることから、18歳から50歳までを対象にしたワークショップを行いました。

さらに、図書館の利用率が一番低いのがヤングアダルト世代であることから、この層を対象にした調査として、高校生ワークショップを実施しました。

あらゆる層に対して抜け落ちがないような形で調査を行いました。

・部会長:ありがとうございました。事務局にお尋ねします。図書館と一緒にスーパーやショッピングセンターがあり、図書館に子どもを預けるような事例はありますか。

・事務局:わたくしどもが把握しているのは、公共施設の利用の間、預けるというパターンです。その外のスーパーまでというのは把握をしておりません。

・部会長:例えば市民ホールなどの公共施設があり、そこを利用する保護者が、この時間だけ子どもを預けるということはあるのでしょうか。

・事務局:複合施設の同じ施設という前提ですが、そのような事例はあります。

・部会長:そこには児童専門の司書が配置されているのでしょうか。

・事務局:児童担当の司書というよりは保育士がいるような形です。

・部会長:図書館職員というよりは、施設全体の職員配置の中で保育士のような人を配置してということでしょうか。

・事務局:はい。そのパターンの方が多いです。

・部会長:ありがとうございました。

・委員:アンケート結果を考える前に一つ教えていただきたいことがあります。建設場所は今の中央図書館の敷地を考えているのか、あるいは市役所の敷地の空いたスペースでしょうか。その辺りの情報をいただけると、図書館の機能について具体的に意見を申し上げることができます。

・事務局:現時点では、場所の特定はしておりません。図書館部会の御意見を踏まえた中で、適切な場所を考えなければいけないと思っています。ただ、現実的に交通アクセスが一つ大きな課題です。市の南部、北部に図書館を設置した場合、市全体で考えますと、市民が果たして利用しやすいのかということがあります。なるべく多くの市民に図書館を利用していただきたいことから、市の中心部に近いような場所になるイメージは持ってはいますが、今後皆さんの意見を踏まえて考えたいです。

・委員:大和市にシリウスができた際には、読書だけではなく館内でお茶を飲むことや、歓談もできるから良い、という話を聞きました。今回のアンケートの結果は、大和市の図書館でできることに近いと思います。アンケートの中には、コロナ禍以来のデジタル活動についても市民の意向が出ると思いましたが、まだあまり出ていないようです。デジタル活動について御意見を伺いたいと思います。また、綾瀬市の場合は、分室がよく機能しているように思います。分室が一つの特徴であることから、海老名市あるいは大和市を上回ることが考えられると思いました。

・部会長:ありがとうございました。調査結果から、図書館の規模をもう少し大きくし、使いやすく快適さのある施設が欲しいという要望があります。これは現状に対する苦情だと思います。

また、子ども向けのサービスについて、東京都のある地区の新しい図書館に関する調査では、今後充実してほしい資料は何かというアンケート結果が、さまざまな資料が並んでいる中で、最下位が児童書、最下位2番目が郷土資料でした。そのため、今回綾瀬市の調査結果を見た時に、地域性を感じました。これが鉄道沿線では、ビジネス支援が出てくるはずですが、今回は見られません。子どもや親子の利用というのは、綾瀬市の地域的なニーズだと私は思います。

それから、電子化については、各種ヒアリング結果から、電子図書館資料とニーズのミスマッチの可能性や、学校図書館と市立図書館とのシステムの未連携があがっています。これらは、必要な話だろうと思いました。

また、フリースペースについて、講座室よりはギャラリーのイメージだと感じました。図書館で勉強した人が何か成果を発表するような場所ということだと思います。このフリースペースには、いろいろな意味がありますが、何か展示ができるようなイメージだと思います。

外国語資料が高校生ワークショップから出てきているのは、綾瀬市の特徴だと思います。

ほかにいかがでしょうか、よろしいでしょうか。ありがとうございました。

では、「議題(1)綾瀬市の図書館に関する市民ニーズ調査結果について」はここまでといたします。続いて「議題(2)図書館の先進事例動向等の整理結果について」事務局から説明をお願いします。

・事務局(受託事業者):(図書館の先進事例動向等の整理結果について、説明。)

・部会長:ありがとうございました。最初に私から事務局に質問をいたします。先進事例の切り口として3つ挙げられています。3つ目の先進事例である図書館や学びのきっかけづくりについては、わからなかったので、もう一度御説明いただけますでしょうか。

・事務局(受託事業者):綾瀬市の状況としては、これまで利用していない市民の利用を促す必要があることがアンケート結果からわかりました。また、子ども向けのコーナーやスペースの充実についてのニーズが高いこともわかりました。そこで、本を提供する以外の経験、体験の場も少し必要であることから設定させていただきました。図書館だから当然本を読んでいる人が借りに来るというのはあります。しかし、そこに結びつく前段階の、図書館に来てもらうための仕掛けづくりとして、いくつかの事例を出しています。

・部会長:ありがとうございました。追加で確認をします。安城市、塩尻市、豊橋市の図書館は複合施設ですよね。結構規模が大きいと思います。また、久留米市は延床面積の記載がないことから、完全にバーチャル図書館でしょうか。

・事務局(受託事業者):安城市、塩尻市、豊橋市、また海南市の図書館は複合施設です。久留米市の図書館は、実際の館はあります。それとは別にWeb書棚を提供しているという事例です。似たようなことは、東京都、神戸市も行っています。

・部会長:ありがとうございました。私からの質問はここまでです。委員の皆様から確認したいことがあればいかがでしょうか。

・委員:事例であげた各図書館を実際に御覧になられたということでよろしいでしょうか。

・事務局(受託事業者):椎葉村と海南市以外は、現地に行っております。

・委員:実際御覧になられた際には、どのような年代層の利用があったのかなどを教えてください。

・事務局(受託事業者):平日の日中に伺った塩尻市は、生涯学習向けのスペースもあり、確か、床の平米貸しをしています。利用者はスペース全体ではなく、1平米2平米のように借りて自身で作成した作品を出したりしていました。利用者層としては、働いている層もいるような印象を持ちました。会社としての会議室利用もありましたので、そういう市民の利用も多いような印象を受けました。

・事務局(受託事業者):それとは別に、私が金曜日と土曜日に塩尻市に伺った際は、1階の子育て支援センターと児童コーナーが隣同士にあり、金曜日はそこの子育て層の利用が多いと思いました。土曜日はわりと年配の方が多く、3Dプリンターを使っているのを見ました。

・委員:ありがとうございました。

・部会長:ほかにいかがでしょうか。

・委員:実際に図書館をつくるときには、このような事例にある提案をするのでしょうか。

・部会長:受託事業者がすべて関わった施設とは限らないですよね。

・事務局(受託事業者):はい。このような事例がある中で、こちらではこのような形で実現されたらいかがですか、という提案はします。

・委員:ありがとうございました。

・委員:御説明いただいた中で、利用率が上がった、来館者が増えた図書館はありますか。

・事務局:豊橋市と海南市の図書館は利用が多いと聞きます。その前提として、このような人たちのこのような利用の仕方ということを意識し、そこを貫くようなサービスや施設というのが整備されているという印象があります。

・委員:ありがとうございました。

・部会長:追加で事務局にお伺いしたいです。那須塩原市と長野県の事例は要するに、司書の活動の事例だと思います。そうすると、図書館や学びのきっかけづくりの先進事例は、図書館職員、司書の取り組みの先進事例という理解でよろしいでしょうか。

・事務局(受託事業者):そのとおりです。

・部会長:ありがとうございました。何かここで御発言などあれば受けたいと思います。

・委員:塩尻市は、昨年仕事で行ったことがあります。館内は開放的で、先ほど言われたように会議室などもあります。館長と司書と話をしました。職員は、良い意味でプライドを持ち楽しんで仕事をして図書館を動かしている印象を持ちました。また、豊橋市の説明を聞く中で、児童スペースに本だけではなく、木のおもちゃなども備えるのは良いと思いました。おもちゃ美術館が全国にあります。複合というお話は、ランドマークとして図書館があり、そこにおもちゃ美術館、スーパーを誘致するということも可能ではないかと思いました。

・部会長:今の話は、次にどのような機能を持たせるのかということだと思います。

・委員:新しい図書館ができるパターンと、複合施設の中に図書館が入っていくパターンのどちらも将来的に考えられるのでしょうか。現状のイメージを教えてください。

・事務局:先ほど、少し御説明をさせていただきました。市がある程度イメージをつくり、その上で御議論いただくとそちらの方に流れてしまう可能性があります。それから、公共施設を新たに造ることは非常にハードルが高いです。まずは、どのような図書館が必要なのかということから議論が始まります。今の図書館ではいけないのか、市民が欲しい図書館は何か、改修できないのか、もしできないのであれば、増築という考え方があります。最初にどのような造りにするかを考えてしまうとその器に合った図書館になります。理想論で申し訳ないのですが、先に「このような図書館が良い」から始めたいところです。ただ、市の規模に合ったものという制約はどうしてもあります。そこは、理想論ばかりでは進まないことから、あらかじめ考えているところでございます。

・部会長:総務省が各自治体に策定を要請している公共施設等総合管理計画による公共施設削減に向けた縛りがあり、少子高齢化を見通して、古くなってきた建物はできるだけ集約しなければならないという国の方針があります。参考までに、イギリスのマンチェスターのセントラルライブラリーでは、驚いたことに防音室があり、図書館所蔵の貴重な楽譜を借りて練習ができます。また、開館70年で大規模なリニューアルを行い、1階の中央ホールにマンチェスターの歴史と文化が一目でわかる展示スペースを作りました。図書館はワンストップサービスの場所として認識されていることから、多くの市民に何かアピールしようと思ったら図書館で行うようです。

では、「議題(2)図書館の先進事例動向等の整理結果について」はここまでといたします。続いて「議題(3)綾瀬市図書館の基本理念・基本方針(案)について」事務局から説明をお願いします。

・事務局:(綾瀬市図書館の基本理念・基本方針(案)について、説明。)

・部会長:ありがとうございました。事務局からは、全国の同規模自治体、埼玉県内の同規模自治体との比較、神奈川県内の自治体との比較を出していただいております。今の図書館は、1981年、昭和56年にできています。資料を見ると当時にできた建物として近隣自治体と比べて小さいことがわかります。そのことが現状の問題になっていると思います。しかし、さらに歴史を遡ると明治期や昭和初期の綾瀬市の図書館は県内でも先進的だったということも明らかになっています。

まずはどのような機能を持たせるか、どんな図書館になったら良いのか自由にお話いただければと思います。最後に基本理念の案について議論をしたいと思います。

・委員:綾瀬市は電車の駅がないことから、市の中心がはっきりしません。市役所周辺にはかなり形成されつつありますが、そこが市の中心だとすると、これからオンライン化が進み市民が市役所に行く機会は減ると思います。文化の中心に図書館があるのはどうでしょうか。もちろん本や書籍情報が図書館の中心ですが、市民が図書館で本を見ながら過ごすだけではなく、ついでに買い物ができる、天気が悪い日に過ごせる図書館になっても良いかなと思います。

さらに、少子高齢化の時代であることから、高齢者が使う場所としても考えなければなりません。もう一つ、先ほどお話がありましたように、これから外国人が増えます。これは労働者として、外国人に仕事のお願いをしなければならないからです。文科省はどのように外国人へ日本語と日本の文化を教えていくのか政策として考えています。図書館は、外国人の教育の助けになるような機能もあると良いと思います。さらに、子育て世代と働き盛り世代に対する文化面でのサポートをどのように行うかということも考えられます。

・部会長:ありがとうございました。図書館は、文化のへそということだと思います。それから、サービスの対象として高齢者、外国人、そして親子があり、こうした方々へのサービスが求められるだろう、というお話だったと思います。

・委員:先ほどの事例を拝見して思ったのは、図書館という名称です。私は名称については、今までの会議や別の図書館を考える会で何度か申し上げています。図書館という名称をもっと柔軟に考えてみてはどうでしょうか。たとえば、塩尻市立図書館のえんぱーく、椎葉村図書館のぶん文Bun、海南nobinosがあります。図書館と言うと言葉から利用対象を狭めていると思います。たとえば、本を読まない市民は接点が無くなってしまうことから、名称をすごく柔軟に考えてみても良いと思います。先ほど委員からのお話もありましたが文化の中心としてのシンボルというのであれば、ネーミングを市民公募してもいいかもしれません。名称は大事だと私は思います。

・部会長:実は私も名称をどう考えるのかと感じていました。しかし、えんぱーく、ぶん文Bun、と聞いても図書館や本をイメージはできません。例えば、東京都中央区は本の森ちゅうおうと言っています。これは上手く作ったと思います。新しい図書館ができたことを市民の皆さんや市外にアピールするうえで名称は大事です。

・委員:文化の中心という言葉には皆さんがすごく共感でき、図書館がそのような場になってほしいと思いました。共生や、今はやはり高齢者の問題もあります。これからの図書館を考えたときには、未来の子どもたちや多国籍の方もということになっていきます。皆が共生できる場で、参加型の場、人がつくるというところをすごく大事に考えていただけたと思います。

・部会長:一つ確認をしたいのですが、人がつくる場ということに関して、単にボランティアが活動するだけではなく、市民がその施設のいろいろな機能・場所を使って、集まって何か創造的な活動をする場所という意味でしょうか。

・委員:そうですね。先ほどの那須塩原市の図書館で幅氏がコーディネーターとして携わられている展示がありました。もしかしたら、市民のおすすめみたいなことも参加型になっていくことだと思います。

・部会長:ありがとうございました。やはり、まず他の自治体と並ぶぐらいの延床面積はどう考えても必要だと思います。閉架率が3分の2ですが、図面を拝見するとその書庫も全然大きくない。閉架を増やして蔵書を増やすのか、それとも開架を増やすのか、これは昨今の流れでいけば開架をできるだけ増やしていくと思います。いずれにしても席が足りない、蔵書が足りないことは規模の問題です。

子ども、親子の利用というのがここで見る限りでは特徴だから、これを活かしていくのだろうと思います。

それから外国人です。先日、社会的包摂という言葉の説明を聞きました。障がい者、外国人などを自分たちのコミュニティに入れないことを社会的排除と言います。その人たちへのバリアフリーやユニバーサルデザインなどが出てきていますが、そうではなくて、そういう方々を全部抱え込む、社会的包摂という言葉ができたようです。2010年前後のイギリスのブレア政権がそう言ったらしいです。コミュニティに入りにくい人たちを受け入れる、抱える場所として図書館というのはすごく機能できる場所だという話がヨーロッパにあるようです。その意味で、高齢者の話、外国人の話はむしろそれを打ち出して良いのではと思いました。

もう一つは今日の会議の冒頭で委員が言っていたデジタル化の話です。コロナが終わり移動は自由になったが、なぜ図書館に人は戻ってこないのかということです。綾瀬市だけではなく、日本全体として図書館に戻ってくる人が少ない。おそらく、日本社会で一気にオンライン化が進み、もうGoogleで調べることを覚えているので図書館に行かなくなり、戻りにくくなっている気がします。どのようにして図書館に呼ぶのかも大事ですが、オンラインに対応した来館せずに受けられる図書館サービスもあると思います。一つはオンラインブックトークです。おはなし会は、著作権上難しいですが本の紹介は可能です。綾瀬市内の交通アクセスの問題を考えれば、オンラインで本に触れるきっかけを作って、もっと深いサービスについては図書館に来てもらうことを考えても良いのかなと思いました。

・委員:フリースペースまたはフリーな部屋が4つなり5つなりあると、市民が予約制でうまく使えるのではないでしょうか。例えば、市民が日本語教室を図書館で行うとそこに人が集まると思います。そのような接点ができると素敵だと思います。ほかにも子育てのことで一線を引いた元保育士などが、フリースペースで子育てに関することを行うことも考えられます。コロナ流行中は、リモートワークが流行しました。綾瀬市は交通の利便性は良くないです。しかし、この街の中に住んでいると図書館の中に施設が整っていて、リモートワークを行いやすいというイメージがあるとおもしろいなと思いました。

・部会長:ありがとうございました。現状は、確かにフリースペースも小部屋もなくよろしくありません。ほかにいかがでしょうか。

・委員:利用に際してお金は取ってはいけないのでしょうか。

・部会長:一般的に参加料は取ってはいけないです。ただし、実費として資料代はあり得るはずです。また、図書館の機能として仮にカフェができたときは取れるはずです。

・委員:先ほどの部屋貸しについてです。高齢者が仲間をつくって、ちょっとみんなで趣味のことや本の話などが気軽できる会議室を無料で借りられると良いなということで、ぜひお願いしたいと思いました。もう一つは、綾瀬市にはコミュニティバスがあります。あれが図書館へ寄ることができれば足が悪い市民、車が運転できない市民は図書館に行きやすいと思います。

・部会長:コミュニティバスは図書館に寄らないのでしょうか。

・事務局:コミュニティバスは5路線走っています。どのバスも市民文化センターに行きます。図書館は市民文化センター内にあり、図書館までバリアフリーで行けます。ただ、市民の認知度という意味では行政のPR不足があると感じています。

・部会長:「市民文化センター・図書館」などと、バス停の名称でわかると良いですね。

では最後に基本理念案と基本方針について議論をしたいと思います。基本理念と基本方針のこの柱の立て方について委員の皆様方に御検討いただき、御意見をいただきたいと思います。

・委員:(異議なし)

・部会長:それでは、この基本理念と基本方針3つの柱で作っていくということで、この図書部会ではこれを了承するといたします。以上をもちまして「議題(3)綾瀬市図書館の基本理念・基本方針(案)」について終わりたいと思います。議題全てを終わりました。そのほかもないので、ここで今回の第1回図書館会は終わりということになります。では事務局にお返しします。

・事務局:以上で審議は終了になります。ありがとうございました。

以上

この記事に関するお問い合わせ先

綾瀬市役所 市民環境部 生涯学習課 生涯学習担当(生涯学習)
電話番号:0467-70-5658
ファクス番号:0467-70-5703

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