令和6年度第3回綾瀬市社会教育委員会議(令和7年2月21日開催)
審議会等の名称
令和6年度第3回綾瀬市社会教育委員会議
開催日時
令和7年2月21日(金曜日)午後2時から午後3時40分まで
開催場所
綾瀬市役所 3階 312会議室
議題
(1)令和7年度生涯学習課主要事業計画(案)について
(2)令和7年度社会教育関係団体への補助金交付について
(3)第56回関東甲信越静社会教育研究大会神奈川大会について
出席者
委員
- (議長)澁谷 敏夫
- (副議長)増田 岩男
- 豊田 政治
- 橋本 亜弥子
- 長沼 康江
- 川村 和子
- 土田 章久
- 矢島 由美
傍聴者数
0人
内容
議題(1)令和7年度生涯学習課主要事業計画(案)について
議長:それでは、議題(1)令和7年度生涯学習課主要事業計画(案)について、事務局から説明をお願いいたします。
事務局:(生涯学習課長より、令和7年度生涯学習課主要事業計画(案)について説明)
議長:ただいまの事務局の説明について、御意見・御質問がございましたら、発言をお願いいたします。
委員:セカンドブック事業が令和7年度から廃止とのことですが、他市で類似事業が廃止した例等はありますか。
事務局:近隣市で類似事業が廃止したという話は聞いておりません。
議長:他に意見はありますか。
(意見なし)
議長:他に御意見・御質問がないようですので、続いて、議題(2)に移ります。事務局から説明をお願いいたします。
議題(2)令和7年度社会教育関係団体への補助金交付について
議長:それでは、続いて議題(2)令和7年度社会教育関係団体への補助金交付について、事務局より説明をお願いいたします。
事務局:(令和7年度社会教育関係団体への補助金交付について、該当団体の今年度の実績等について説明。)
議長:事務局の説明が終わりました。市PTA連絡協議会が今年度2月に開催した子どものお金をテーマにした講演会についてですが、テーマ設定が良いと思いました。今の子どもたちはとても素直で良い子ですが、素直すぎるあまり、悪気なく薬物等に手を出してしまうケースもあると聞きます。子どもたちのそういった溢れるエネルギーをスポーツ等の前向きな趣味にぶつけられるようになると良いですね。
事務局:市PTA連絡協議会が開催している9月の研修会と2月の大会のテーマは、市PTA連絡協議会の企画委員会で案を出して決定しています。「子どもの性教育と保護者の更年期」やおこづかいの渡し方、お年玉の管理方法といった「子どものお金の使い方」等、知りたいけど周りには聞きにくいような、まさに保護者の興味に即したためになるテーマが設定できていると思います。
議長:ほかに御意見や御質問がある方はいらっしゃいますか。いないようですが、本議題について承認ということでよろしいでしょうか。
(全員承認)
議長:議題2について、承認されました。続いて、議題(3)について、事務局から説明をお願いいたします。
議題(3)第56回関東甲信越静社会教育研究大会神奈川大会について
議長:それでは、続いて議題(3)第56回関東甲信越静社会教育研究大会神奈川大会について、事務局より説明をお願いいたします。
事務局:(広報部会での結果報告、大会当日の綾瀬市の役割説明)
議長:事務局の説明が終わりました。本議題について御意見・御質問がある方はいらっしゃいますか。来年度の関東甲信越静社会教育研究大会は久しぶりの神奈川県での開催です。ぜひ委員全員で参加したいと思いますので、よろしくお願いいたします。御質問等がある方はいないようですので、情報交換について、事務局から説明をお願いいたします。
情報交換
事務局:((1)令和6年度綾瀬市社会教育委員活動経過及び今後の予定について、(2)令和7年度綾瀬市社会教育委員活動予定について、(3)令和5年度の綾瀬市子ども読書活動推進状況について、(4)綾瀬市図書館基本構想(案)の意見募集(パブリックコメント手続)結果及び綾瀬市図書館基本構想の策定について、(5)公共施設再編事業について、(6)「あやせ家庭読書・ふれあいの日~あやせゼロの日運動~」アンケート結果について、(7)その他について説明)
議長:事務局より報告があった情報交換について、質問や意見等がございましたら、発言をお願いいたします。
副議長:「(6)『あやせ家庭読書・ふれあいの日~あやせゼロの日運動~』アンケート結果について」に関連して、家庭教育アドバイザーの活動について、この場を借りて報告します。毎年1~2月に市内の全小学校で、本運動の実施のすすめを含めて家庭教育の重要性について講話を行ってきました。防災行政無線でも放送しているため、ぜひ委員の皆さんも地域で本運動の呼びかけについて御協力をお願いします。
議長:本運動について、家庭で読書することはとても重要ですが、市や大人が子どもたちに呼びかけても、興味が持てず聞いていないといったケースもあると思います。例えばですが、「走れメロス」といった本を子どもに読んでほしいとき、ただ「勉強になるから」「面白いから」と薦めるよりも、「本の中に『太陽が沈む速度の10倍の速さで走った』といったような記述があるけれど、このスピードはマッハ11にあたるため、メロスが通った半径2kmのガラスは割れてしまうらしい。だからこの本は『走るなメロス』だよ。」と伝えた方が子どもたちは読もうとします。エピソードを交えたり、いかに面白いかを熱く語ったりする等の伝え方の工夫も必要だと思います。少し話が逸れるかもしれませんが、実際、私は子どもたちと食事をする際、子どもが苦手そうだと感じたものがあれば「これは食べては駄目。大人になってからね。」と伝えることがあります。そうすると、子どもたちは、それが食べたくて食べたくて仕方なくなるようです。こういった子どもたちの気持ちを掻き立てる工夫をして、いかに面白くできるか考えることも重要です。話が変わりますが、「(1)令和6年度綾瀬市社会教育委員活動経過及び今後の予定について」に関連しまして、令和6年度綾瀬市社会教育委員活動経過について、直近の2月の地区研究会等にて得た学び等がありましたら、御報告をお願いいたします。
委員:大磯町の社会教育委員の発表は、子ども会や青少年活動、ガイドボランティア等様々な方面から社会教育について関わっていた印象を受けました。特に印象に残っていることは2つありますが、1つは「寸劇」です。大磯町の首相の別荘地としての歴史を伊藤博文や吉田茂…といった人物が登場して面白おかしく説明するものでしたが短い時間のなかに大磯町の魅力がぎゅっと詰まっていて感心しました。2つ目は「人権講話」です。「『自然豊かな大磯町と子どもたちのウェルビーイング』について」といったテーマで発表がありましたが、そのなかで87%の中学生が「大磯町を気に入っている」と回答したという結果がありました。その理由として「緑が多いから」「人が温かくて優しい」と挙がっていましたが、そのように中学生が回答したということがとても印象に残りました。
委員:社会教育委員一人一人が発表をしていましたが、PowerPointの作成やスライド送りを自ら行っていることが印象的でした。また、寸劇もとても良かったです。令和9年度に綾瀬市で開催予定の地区研究会でも取り入れられないかと思いました。コミュニティスクールの活動については、現職の校長先生が社会教育委員として発表をされていました。私の暮らす地域でも、学校から働きかけてくれるおかげで、地域の運動会やお祭りのお囃子等に子どもたちが参加してくれています。大磯町の発表を聞いて、自分の暮らす範囲でのことしか知らないと感じたため、地域コーディネーターとして活動されている副議長や、普段から子どもたちと関わっている議長等社会教育委員で情報交換しても面白いのではないかと思いました。
議長:お二人がおっしゃるとおり、寸劇がとても良かったと思います。では、「(2)令和7年度綾瀬市社会教育委員活動予定について」、令和7年度神奈川県社会教育委員連絡協議会 総会の出席者を決定したいと思います。
委員:(令和7年度神奈川県社会教育委員連絡協議会 総会 出席者決定)
議長:この他に、情報交換事項について何かございますでしょうか。
委員:「(6)『あやせ家庭読書・ふれあいの日~あやせゼロの日運動~』アンケート結果について」、約94%が「事業を続けた方がよい」、約85%が「家庭で家族やひとりで本を読む時間や話し合う時間が増えた」と記載があります。先ほど、「議題(1)令和7年度生涯学習課主要事業計画(案)について」でセカンドブック事業が廃止になったと聞きましたが、本当に廃止するのでしょうか。
事務局:本アンケート結果について、教育委員会会議でも同様の御指摘をいただいております。令和7年度につきましては、廃止することに決定いたしましたが、今年度にいただいた御意見や、来年度、廃止にあたり反響等がありましたら、そちらを踏まえて令和8年度以降の事業復活も検討できればと考えております。
委員:アンケート結果と事業の廃止にギャップがあるため、アンケート結果の記載方法について変更を検討した方が良いと思います。
事務局:御意見ありがとうございます。アンケート結果について、保護者の方が読みやすくなるように今後ブラッシュアップしたいと思います。
議長:この他に何かございますでしょうか。
委員:移動図書館について、質問です。北の台図書室の休館に伴い、月に何回か1時間ほど来ていると思います。なかなか予定が合わず利用ができていませんが、今まで北の台図書室を利用されていた方は、移動図書館をどれくらい利用されているのでしょうか。
事務局:毎週日曜日に移動図書館を行っております。手元に資料がないため、具体的な人数が申し上げられませんが、開始当初は移動図書館の認知度の低さからささやかな利用しかなかったものの、その後は右肩上がりに利用者が増え続けています。代替措置として、十分とは言えないかもしれませんが、利用者の方のお役に立てているかと思います。また、北の台図書室にあった返却ポストについては、一時的に蓼川自治会館に置かせていただきましたが、他ポストと比較して圧倒的に本が入っていると聞いております。蓼川地区の方々におかれては、北の台図書室の休館後も引き続き本館と移動図書館で本を借りて読まれていると、返却数から確認しております。
委員:早園地区センターも休館とのことでしたが、早園地区にも移動図書館は行われるのでしょうか。
事務局:移動図書館は分室の休館に伴う代替措置のため、もともと分室のない早園地区は行わない予定です。なお、返却ポストは早園地区センターにも設置していたため、最寄りの自治会館に引っ越しさせていただきます。
委員:今後の移動図書館に関する展望について教えてください。
事務局:移動図書館は分室の長期休館に伴う代替措置という認識です。基本的には本館と3分室にて、貸本等のサービスを行っていきたいと思っております。そのほか、現在、学校や児童館、高齢者施設等の施設へ配本を行っております。こういった各施設のネットワーク等も生かしながら、今後地域の読書環境を維持してまいりたいと思います。
議長:この他に何かございますでしょうか。以上で提出された議題は全て終わりました。事務局に進行をお返しします。
事務局:議長、ありがとうございました。それでは、副議長、閉会挨拶をお願いいたします。
副議長:議題はすべて終わったとのことでしたが、このあと前回会議で提案のありました任意参加での勉強会を開催予定です。令和9年度に本市で開催する地区研究会の内容について決めていったり、提案があったとおりコミュニティスクールについての情報交換をしたりなどができればと思いますので、お時間のある方はこのあともぜひ参加をお願いいたします。それでは、これをもちまして、令和6年度第3回社会教育委員会議を終了いたします。
以上
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更新日:2025年02月28日