市民活動推進委員会(第10期)第4回会議(令和7年5月12日開催)

更新日:2025年06月02日

ページID : 22115

審議会の名称

綾瀬市市民活動推進委員会(第10期)第4回会議

開催日

令和7年5月12日(月曜日)午前13時20分から午後15時20分まで

開催場所

綾瀬市役所窓口棟3階314会議室

議題

(1)令和7年度スケジュールについて

(2)令和6年度市民活動関係事業報告について

(3)令和7年度きらめき補助金選考結果について

(4)令和8年度市民協働事業について

(5)その他

出席者

委員

  • (委員長)剱持栄
  • (副委員長)手塚明美
  • 大部さつき
  • 関根孝子
  • 小林和子
  • 宮川達志
  • 芳本誠
  • 永田良浩
  • 渡部市代
  • 鈴木定公
  • 増田正

事務局

市民活動推進課長 他3名

その他

市長

傍聴者数

0名

内容

1 開会

(事務局)

それでは、ただいまより市民活動推進委員会(第10期)第4回会議を開催する。本日の委員の出欠については、松村、堀口委員が都合により欠席となっている。過半数を超えているので、規則第5条第3項により会議成立となる。傍聴者は0名。

2 報告書提出

(事務局)

それでは、はじめに「市民活動の実情及び施策の改善を必要とする事項」について、市長への報告を行っていただくが、まずは私から第10期委員会の開催状況について説明させていただき、その後、報告書の提出をしていただきたい。

第10期委員の皆様におかれましては、令和6年5月21日に委嘱状の交付をしている。令和6年度は市民活動推進委員会において3回、報告書作成部会において1回、計4回、市民活動の推進について議論いただいている。

本日は、委員の皆様に参加いただき、報告書提出の運びとなっている。それでは、剣持委員長より、橘川市長に報告書をお渡しいただく。

 

(剱持委員長から市長へ報告書提出、市長コメント)

 

(事務局)

大変申し訳ないが、この後、橘川市長については別の公務が入っているため、ここで退席をさせていただく。

 

(市長退席)

 

(事務局)

それでは、綾瀬市市民活動推進委員会規則第5条第1項に基づき、議事進行は剱持委員長にお願いする。

3 議題

(委員長)

議題(1)令和7年度スケジュールについて、(2)令和6年度市民活動関係事業報告について、(3)令和7年度きらめき補助金選考結果について、(4)令和8年度市民協働事業について、(5)その他について、事務局より一括で説明願う。

 

〈事務局説明〉

 

(委員長)

(1)について、何かあるか。

 

〈意見なし〉

 

 

(委員長)

(2)について、何かあるか。

 

(委員)

現在の基金残高が1998千円ということは、今年の補助金を出した場合、来年度は1000千円を下回るということか。いつもの予算はいくらだったか、それより減るのではないか。

 

(事務局)

1500千円が予算だったが下回る。1998千円-(R7補助金1156千円+選考委員報酬60千円)=800千円弱がR8きらめき補助金の予算になる。それもあり、補助金の交付方法について見直しをしたい。

 

(副委員長)

市民活動センターのPC相談事業について、集計はPC相談だけか。組織が継続的に運営できるような支援が必要。そこが提言書にもある。記録をとって集計して共有してほしい。そちらがメインのはず。記録を残せるなら今年度からやってほしい。

 

(事務局)

相談は受けているが、集計をできていない。今年度から集計する。

 

(委員長)

(3)について、何かあるか。

 

(副委員長)

補助金が0円になってしまった団体もあるが、事業はやっているか。

 

(事務局)

補助金がなくてもやると報告を受けている。既に生徒も募集している状況。

 

(副委員長)

補助金がないからやらないのではなくてよかった。

 

(委員長)

(4)について、何かあるか。

 

〈意見なし〉

 

(委員長)

(5)について、何かあるか。

 

(委員)

今までもやもやしていた「きらめき補助金」の選考方法について、事務局から提案してもらったことがよかった。変わっていってもらえるとよいと思う。

 

(委員長)

1~4があるが、順に話し合いたいと思う。まずは1について、何かあるか。これまで18/20で合格と甘めの採点だったが、それを20/30で合格に引き上げることについて意見はどうか。

 

〈意見なし〉

 

(委員長)

それでは引き上げということで行きたいと思う。

 

(委員長)

次に2について、何かあるか。

 

(副委員長)

意欲を3点に引き下げるということで、やる気だけでは進まないというのは理解した。それと実現性とのマッチをどう考えるかというのも分かる。ただし、自主性・自立性が市民活動の基本であるので、そこが薄れてしまう危惧がある。一方で、継続性については、社会情勢の移り変わりが早いこともあり、時間が解決すること、新たに生まれる課題もある。例えば、フードバンクは未来永続やるべきことではない。持続可能と継続は違う。方向転換しても続けるのが持続可能。同じ事業を続けることが継続というイメージであり、それは重要ではない。課題に対し、フレキシブルに対応していく必要がある。意欲を下げるよりは、継続性を下げる方がよいのではないか。

 

 

(委員)

きらめきのもともとの意義は「市民同士の助けあい」だったと思う。そのようなことを「やってみよう」という団体に対する応援は重要。福祉的な提案が少なく、そのような団体が育っていないのも課題感としてある。継続性という点だが、過去にきらめき補助金やそれ以外の補助金(文化庁の補助金等)をもらっている場合、事業継続していく上で変化していっているのであれば評価できるが、ただ補助金をもらい続けているだけというのは評価できないのではないかという点もある。継続性を見る視点を固定的な目で見るのではなく、柔軟に見ていく必要がある。

勉強不足だが、きらめき補助金の選考委員報酬はきらめき補助金基金が財源というのは知らなかった。年々減りゆくものとして精査が必要。市民への説明も考えると、基準を含めてもっと深い話し合いを重ねて決定していく必要がある。

 

(副委員長)

他の市の事例でいうと、複数回交付団体に対して、以前受けた事業はどうなっているか、と聞くと、あれは終わったという団体もいる。それが新しい事業に変わった場合、それを私たちがどう判断するかが重要。

 

(委員)

意欲がなければ立ち上がらない。交付の上限回数を減らすのであれば特にそれが必要。自立すれば継続もしていくものだと思う。減らすなら継続性の配点を減らして意欲上げた方がよいのではないか。

 

(委員)

10期から委員として参加している。皆さんの意見を聞きながら考えていたが、視点をどこにおくのかで変わるのではないかと思った。合格点を変えたり、配点を変えたりするだけでよいのか、自分の中で答えは出せていない。個人的には配点まで変える必要はないのではないかと思う。配点を変えるのであれば、もっと委員全員の視点を合わせていく必要があるのではないか。20/30の合格に変えるだけで厳しくなるのではないか。

 

(委員)

配点を変えて思った成果がでるかというところはある。足きり点については理解できるが、配点の変更は、結局、数字合わせになるのではという懸念がある。

 

(副委員長)

これまでは、5点満点で3点は普通で、すべて普通が合格最低ラインだったと思う。これからは6つの観点のうち2つ光るところがあれば、20点になり、合格になる。審査員ごとに視点は違うので、配点は変えずに行くものよいのではないか。

 

(事務局)

各項目に足切りを設けることについてはどうお考えか。他市の事例では足切りがあったので、それもよいと思った。

 

(委員)

実現性に足きりを設けるのは、非常によいと思う。実現できなければ意味がない。

 

(副委員長)

2点が1つでもつくと交付しないという自治体もある。

 

(委員)

委員会として重視する項目については足切りを設けてもよいと思う。基金から交付するので、ある程度は判断してもよい。

 

(委員)

5点満点でも悩んでつけてきた。配点が変わるともっと難しくなる。普通が3点の方が分かりやすい。今後、委員が変わっていくことも考えるとシンプルなほうが分かりやすい。ましてや短時間でやるとなると難しい。選考会での質疑応答が活発になれば、その中で視点の共有ができるといった点もあるので、配点を変える必要はないと思う。何かしらの足切りというのは重要だと思う。

 

(委員)

事務局からのたたき台があって議論が深まった。6つの観点は全て必要だと思うが、委員それぞれで視点が違うのは当たり前。配点変更については、プレゼンに参加していない人もいるため、分からない部分もある。自分はそうだし、新しい人が参加したときも分かりにくいと思う。福祉関係、社会福祉協議会から助成も出しているが、社会情勢は変わっていく。ただ継続していくというだけでなく、新たなものを求めていくという視点もある。基金から報酬がでるのであれば、なるべく欠席せず会議に参加していくことも重要。他市の事例はあるが、綾瀬市との規模の違いもあるので、真似すればよいものでもない。事務局と市民活動推進委員会の協議を重ねて、よりよいものにしていければと思う。

 

(委員長)

次に3について、何かあるか。

 

(委員)

5回だったものを3回にして段階的に下げていくというのは、限りある補助金を活用しているのであれば、仕方のないことだと思う。ないものは出せない。

 

(副委員長)

財源については検討しているか。

 

(事務局)

他市の情報を集めてみたところ、基金のところもあれば一般財源のところもあり結論はでていない。綾瀬市とは逆で、一般財源でやっていたが、市の予算確保が困難で、基金に切り替えていくことを検討しているところもある。

 

(副委員長)

ふるさと納税を活用しているところもあるが、どうか。基金の仕組みを考えていく必要があると思う。

 

(事務局)

綾瀬市は用途別に寄附受付はしていない。事務局から要望はだせるが、市の全体の考え方もあり、難しい部分もある。庁内関係課で検討を進めてみる。

 

(委員長)

次に4について、何かあるか。

 

(副委員長)

かなり複雑であり、補助金をもらう人がこの仕組みを説明して理解できるのかという危惧はある。事前に計算方法を説明する必要があるので、難しいのではないか。

 

(委員)

公開が原則なので、説明する必要がある。

 

(事務局)

合格団体にもかかわらず補助金をもらえない団体がでてしまうことについてどう考えるか。

 

(副委員長)

それは仕方ない。団体が合格点に達しているものの、点数が低かったというだけ。活動は素晴らしいが、予算の範囲があるので、上から順番にとりましたというほうが分かりやすい。

 

(事務局)

合格団体のうち優秀な団体に対してのみ補助金が交付されるということについて、推進委員として課題意識はないということでよいか。

 

〈異議なし〉

 

(委員)

予算の範囲内で補助金を減らされる、又は査定によって補助金を減らされたにも関わらず、その事業をそのまま実施してくださいというのが困難かと思う。その分団体の負担が増えてしまう。

 

(事務局)

それも難しい問題で、以前から課題になっている。査定額が下がったから、事業規模を下げてよいということだと、最初大きく言って、金額も高めに出しておいて、いざ合格したら規模を下げてしまうといったように、本末転倒になることも危惧される。補助金額が下がって実施が難しいといったことなら、内示額を聞いた後、補助金の交付請求をせず、事業自体実施しないという方法もとれる。満額取得を目指して次年度再挑戦ということでもよい。

 

(委員)

地域部活動等のスポーツの団体が講師謝礼等について補助金申請をすることもできるのか。

 

(事務局)

市民活動団体としてなら拒む理由はない。

 

(委員)

拒めるものではないと思うが、市全体として、教育委員会等も絡む話ではあるので、きらめき補助金を使うのではなく、市税やほかの助成制度を使うのが望ましいと思う。全部受けていたらきらめき補助金が枯渇してしまう。

 

 

(副委員長)

教育委員会が絡んで、行政提案型協働事業とするのもよいのではないか。行政提案型協働事業は各課が予算確保するといった認識で合っているか。

 

(事務局)

お見込みのとおり。

 

(委員)

ヨーロッパの事例だと部活動は個人の問題というところもある。やりたい人がスポーツクラブにお金を払ってやると言っただけのこと。学校はあくまでも勉強の場となっている。そういうことも言及する必要があると思う。

 

(事務局)

きらめき補助金選考方法(案)については、1と3については事務局案で、4については課題がないということで、変更せず、現状維持とする。2については、皆さんの意見をもとに再検討させていただき、委員長・副委員長と話し合い、11月にこのような形で行くという話をさせていただきたい。

 

(委員長)

他に何かあるか。

 

(委員)

このままでいけば来年度補助金もらえる団体がぐっと減ってしまうという認識でよいか。

 

(事務局)

選考委員で点数をつける段階で、もらえなくなる団体がいることも考慮して点数をつけていただくことになる。20点以上で合格だから20点でいいのではなく、20点以上の点差が重要になる。数点の差で変わってくることを前提に点数をつけてほしい。

 

(委員長)

他に何かあるか。

 

(事務局)

(事務連絡)

4 閉会

(事務局)

これにて、綾瀬市市民活動推進委員会(第10期)第4回会議を閉会する。

この記事に関するお問い合わせ先

綾瀬市役所 市民環境部 市民活動推進課 市民共創・多文化共生担当(市民共創)
電話番号:0467-70-5640
ファクス番号:0467-70-5701

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