バリアフリーとは

更新日:2023年02月01日

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バリアフリーとは何?

 バリアフリーとは、「バリア"barrier"」は「壁」とか「妨げになるもの」という、「フリー"free"」は「ない」という意味の英語をいっしょにした言葉で、その意味から、お年寄りや身体の不自由な人などを含めただれもが壁を感じることのないような社会をつくろうという考え方です。

 もともとは建築用語として登場し、物理的な障壁の除去という意味合いでしたが、最近では一歩進めて、はじめからすべての人が暮らしやすいようにしていこうとする考え方に広げて用いられています。

バリアフリーはどんなところに?

 バリアフリーを進める場所は、家庭や地域、職場などあらゆるところにあります。家では、段差をなくしたり、手すりを付けたり、また、公共的な建物や施設では、スロープやエレベーター、自動ドアを設けたり、道では、歩道を広げたり、音の出る信号機を設置したり、様々な設備や施設の整備などが進んでいます。

 これらは目に見えるもので、目線を変えると気がつくものですが、制度的、心理的な、目に見えないものがたくさんあります。歩道に自転車を置くと車いすは通れず、点字ブロックの邪魔になり、また、その人の能力などを決めつけて就職や社会参加を制限してしまっていることなどもあります。

 また、ちょっとした工夫で特別なものをつくらなくてもよいものもあります。シャンプー容器のギザギザなどだれにとっても便利なものづくりが進めば、生活が楽しくなるでしょう。

今なぜバリアフリーなの?

 高齢化が加速する中、何の不自由もない人だけを対象としたまちづくりは許されません。年を重ねることで身体的な機能が低下することは、すべての人にとって避けられない身近な問題です。
 すべての人が生きがいを持ち、安心して、自立した生活ができるまちづくりが、今まさに求められています。

バリアフリーは役所がやるのでしょ?

 当然、市役所では市の管理する建物や施設などは、順次整備し、あわせてバリアフリーの心を啓蒙する施策に取組んでいきます。
 しかし、その実現は、市役所など行政の取組みだけで達成することはできません。地域や会社さらには社会において、皆さん一人一人がそれぞれの立場で、気づき、思い、行動することが必要です。
 行政や事業者、そして皆さんの力を合わせてバリアフリーを進めていきましょう。

この記事に関するお問い合わせ先

綾瀬市役所 福祉部 福祉総務課 福祉・生活支援担当(福祉)
電話番号:0467-70-5613
ファクス番号:0467-70-5702

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