認知症地域支援推進員を配置しています

 認知症は、特別な病気ではなく、誰にでも起こりうる病気です。

 国の認知症施策推進総合戦略（新オレンジプラン）では、平成37年度には認知症高齢者が高齢者人口の20％を超える推計がされています。
 綾瀬市でも高齢化の進展に伴い、要介護認定者の約3人に2人が認知症と判定されており、認知症の予防やその対応について、更なる取り組みが必要となっています。
 「認知症になっても、住み慣れた環境で暮らし続けることができる地域づくり」には、地域全体が認知症に対する関心を高め、正しく理解し、支え合うことが大切です。
 認知症になっても住み慣れた地域で生活を続けていくためには、医療や介護など様々な関係機関が連携し、認知症の人にとって効果的な支援を行う必要があります。
 市では認知症対策の強化を図るため、「認知症地域支援推進員」を市内4か所ある地域包括支援センターに配置し、地域での見守り体制の充実を図ります。

 認知症地域支援推進員は、次のような業務を行います。

• 認知症の人やその家族の相談支援を行います。
• 市民の方に身近な病気として認知症を理解していただくため、認知症についての正しい知識の普及啓発活動を行います。（認知症サポーター養成講座や認知症に関する出前講座の開催など）
• 認知症の人やその家族が、状況に応じて必要な医療や介護等のサービスが受けられるよう、関係機関へのつなぎや連絡調整を行います。

 認知症に関することでお悩みの方や相談したい方は、お住まいの地域を担当している地域包括支援センターの認知症地域支援推進員にご連絡、ご相談ください。