河川ごとの水質
市では、目久尻川・蓼川・比留川の3河川10地点で年6回水質調査を行っております。令和5年度の河川水質調査結果(任意の測定)の年間平均値を「水域・河川類型別の生活環境の保全に関する環境基準値」と比較しますと、次のとおりの状況でした。
※流路延長及び流域面積については、綾瀬市地域防災計画を参照
目久尻川 (相模川水域・河川B類型)

目久尻川下流部(村野橋付近)の写真
目久尻川は、相模原市相武台付近より源を発し、座間市、海老名市を経て綾瀬市の西部を北から南へ縦断した後、藤沢市、寒川町を流下して相模川に注ぐ流路延長19.85キロメートルの1級河川です。このうち綾瀬市の区域内では、流路延長5.7キロメートル、流域面積7.13平方キロメートルとなっています。
(調査地点数3地点、年間検体数18検体)
穏やかな流れの目久尻川下流部(村野橋付近)の写真 拡大画像 (JPEG: 9.9KB)
項目 | 年間平均値 | 環境基準値(B類型) | 基準値達成率パーセント |
---|---|---|---|
pH | 8.1 | 6.5以上8.5以下 | 100% |
BOD | 0.9 | 3mg/L(ミリグラム・パー・リットル)以下 | 100% |
SS | 3 | 25mg/L(ミリグラム・パー・リットル)以下 | 100% |
DO | 10.1 | 5mg/L(ミリグラム・パー・リットル)以上 | 100% |
蓼川 (引地川水域・河川C類型)

蓼川上流部(鶴島橋付近)の写真
蓼川は、綾瀬市蓼川字水の頭付近より源を発し、厚木基地を経て市の東部を北から南へ縦断した後、藤沢市下土棚において引地川に注ぐ流路延長7.5キロメートルの2級河川です。このうち綾瀬市の区域内では、流路延長5.7キロメートル、流域面積は16.14平方キロメートルとなっています。(基地内は除く)
(調査地点数4地点、年間検体数24検体)
両側に草木が生えている蓼川上流部(鶴島橋付近)の写真 拡大画像 (JPEG: 11.3KB)
項目 | 年間平均値 | 環境基準値(C類型) | 基準値達成率パーセント |
---|---|---|---|
pH | 7.7 | 6.5以上8.5以下 | 100% |
BOD | 3.5 | 5mg/L(ミリグラム・パー・リットル)以下 | 87.5% |
SS | 2 | 50mg/L(ミリグラム・パー・リットル)以下 | 100% |
DO | 7.4 | 5mg/L(ミリグラム・パー・リットル)以上 | 95.8% |
比留川 (引地川水域・河川C類型)

比留川中流部の写真
比留川は、綾瀬市寺尾中二丁目20番付近より源を発し、市のほぼ中央部を北から南へ縦断した後、綾瀬市下落合において蓼川に注ぐ流路延長6.4キロメートル、流域面積5.93平方キロメートルの準用河川です。
(調査地点数3地点、年間検体数18検体)
両側がコンクリートで固められている比留川中流部の写真 拡大画像 (JPEG: 11.6KB)
項目 | 年間平均値 | 環境基準値(C類型) | 基準値達成率パーセント |
---|---|---|---|
pH | 8.3 | 6.5以上8.5以下 | 83.3% |
BOD | 1.3 | 5mg/L(ミリグラム・パー・リットル)以下 | 100% |
SS | 1 | 50mg/L(ミリグラム・パー・リットル)以下 | 100% |
DO | 11.2 | 5mg/L(ミリグラム・パー・リットル)以上 | 100% |
環境基準値は、生活環境の保全に関する環境基準値です。
基準値適合率は、1年間のすべての検体毎の分析結果をそれぞれ環境基準値と比較し、環境基準値に適合している検体数を総検体数で除して百分率とし、小数点第1位まで表記したものです。
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更新日:2025年01月30日