心臓振とうを知っていますか?
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AEDによる救命処置

子どもの突然死の一つで、胸部への衝撃が原因で心室細動となる場合があります。
若年層は胸の筋肉や骨が未熟で柔らかいため、前胸部に強い衝撃を受けると心臓に伝わりやすく、心室細動などの致死的で危険な不整脈を誘発します。この状態がいわゆる心臓振とうと言われる状態です。
一時的に意識を失う脳震とうと違い、発生頻度は低いですが心臓振とうは適切な処置を行わなければ健康な青少年が死に至るというものです。

ボール・
ピッチャーライナーが胸に…

正拳付きや脚が胸に…

ボールや肘が胸に…

心臓振とうが起きた時、心肺蘇生法とAEDによる処置で命を救える可能性が高まります。
AED(自動体外式除細動器)を使い心肺蘇生法を行うことで後遺症もなく社会復帰した事例もあります。AEDは市内の公共施設や小中学校など多くの場所に設置されています。
いざという時に備え、消防署で実施されている普通救命講習会を受け、子どもたちが安心してスポーツに取り組める環境を作りましょう。
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更新日:2023年07月05日