下水・排水設備の点検商法にご注意ください
概要
「市役所の方から来ました」、「市から委託されました」などと言って点検・清掃を行い、高額な料金を請求されるケースがあります。
宅地内の排水設備については所有者で管理することになっているため、市が点検・清掃について委託をすることはありません。また、通常の使い方をしている限り、詰まったり壊れたりすることはほとんどありません。業者の点検・清掃が必要なのは、実際に流れが悪くなった、臭いがする、詰まって流れなくなってしまったなどのトラブルが発生したときです。
必要がなければきちんと断りましょう。
こんな手口に注意
「市役所の方から来ました」:市役所の方角から来たということを、まるで市の委託かのように誤認させる。
「市から委託されました」:市が宅地内の排水設備の点検・清掃について委託することはありません。
「地域一斉キャンペーン」:市が関与しているものではありません。あくまでも業者が独自に掲げているキャンペーンで、最終的に高額請求されるケースがあります。
「無料で点検する」:点検後、排水管が詰まっていると説明され(実際には詰まっていない)、高額な清掃費用を請求されるケースがあります。
「5年ごとに点検・清掃の義務がある」:公共下水道をご利用の場合、そのような義務はありません。
実際に訪問があったときは
家の中に入れない
インターホン越しに対応するなど、玄関は開けないようにしてください。自宅に上げると長時間勧誘される可能性があります。
きちんと断る
あいまいな断りだと、業者は熱心に勧誘を続けてくる可能性があります。「いりません」、「必要ありません」とキッパリ伝えてください。
万が一本当に下水道が詰まったら
原因が道路に埋設されている下水道管やマンホール、宅地内の公共汚水桝までであれば市で修繕や清掃を行いますが、公共汚水桝より上流の排水設備であれば所有者(使用者)の方で対応していただきます。詳しくは下水道課へお問い合わせください。

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更新日:2025年01月15日