(令和4年10月21日発表)厚木基地での泡消火薬剤放出に関する情報提供について
ページID : 15418
厚木基地での泡消火薬剤放出に関する情報提供について
本日、 厚木基地での泡消火薬剤放出事案について、防衛省南関東防衛局から情報提供がありましたのでお知らせいたします。
情報提供の概要
(米側からの説明)
- 10月7日から、厚木基地内の調整池の水を粒状活性炭フィルターに通して蓼川に放流していたが、15日に調整池内の水の放流を完了し、16日に同調整池内に堆積していた泥の回収及び洗浄を行った。
- 放流した水は推定300~400万ガロン(1,135.5~1,514万リットル)である。
- 堆積していた 泥は、ドラム缶(47本)に回収した。
- 洗浄は高圧洗浄機などを使用し、洗浄した際の水はタンク(16基)に回収した。
- 回収した泥及び洗浄水は、PFOS等含有産業廃棄物として、日本国内の許認可を受けた
- 施設において焼却処分する計画である。
- 調整池の洗浄が終了したことから、洪水調整機能の維持の観点から、10月20日に、蓼川までの排水路のゲートを開放し、通常の運用体制となった。
- 厚木基地については、本年12月に泡消火薬剤の交換作業を完了する計画である。
(防衛省の対応)
- 防衛省は、蓼川までの排水路のゲートの開放をうけ、本日(21日)、蓼川の上流・下流の2箇所においてサンプリング調査を実施した。さらに、今後必要に応じてサンプリング調査を行う。
- 防衛省が9月28日に実施した蓼川の上流・下流の2箇所におけるサンプリングの分析結果は上流で14 ng/L 、下流で180 ng/L であった。
市の対応について
市では、国に対し、次のとおり口頭による要請を行 い ました。
- 泡消火薬剤の交換を確実に進めるとともに、交換 が完了するまでの間、管理に万全を期すこと。
- 回収した泥及び洗浄した際の水の処分にあたっては、国内法令に基づき適切に実施すること。
- 蓼川での採水の継続的な実施等、周辺環境への影響を確実に確認すること。
- 引き続き情報提供に努めること。
問い合わせ
基地政策課 基地政策担当 電話0467-70-5604(直通)
環境保全課 環境保全担当 電話0467-70-5619(直通)
この記事に関するお問い合わせ先
- 綾瀬市ホームページをより使いやすくするために、皆様の声をお聞かせください。
-
更新日:2023年05月22日