(令和4年9月28日発表)米海軍厚木航空施設における泡消火薬剤の放出に関する情報提供について
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米海軍厚木航空施設における泡消火薬剤の放出に関する情報提供について
9月25日及び9月28日に防衛省南関東防衛局より、米海軍厚木航空施設の格納庫における泡消火薬剤の放出について、次のとおり情報提供がありましたのでお知らせします。
情報提供の概要
(1)9月25日の内容
9月24日夜、米海軍厚木航空施設の格納庫から泡消火薬剤が飛行場エプロンに放出された旨、米側から通報があり、同25日、現地に職員を派遣するなどして情報収集し、事実関 係を確認したところ、米側から以下のとおり説明を受けた。
- 豪雨の 影響により、システムが誤作動した可能性が高いと考えている。
- 泡消火薬剤の施設外への流出を防止するため、格納庫の排水を閉鎖する措置及び屋外排水が集水される調整池を閉鎖する措置を講じた。
- 米側において、24日、放出された泡消火薬剤の回収及び清掃を実施。
- 現在、施設内のその他の格納庫における泡消火用設備の点検を行っている 。
- 当該格納庫の泡消火薬剤にPFOS及びPFOAを含んでいるかを確認中。
- 引き続き、原因究明及び再発防止に努める 。
(2)9月28日の内容
9月 28 日に、米側より現状について以下の説明 を受けた。
- 情報を精査した結果、調整池の排水口を閉鎖する前に、不明量の泡消火薬剤が混合した
水が蓼川に流出した。
市の対応について
[9月26日 ]
市では、米側及び国 に 対し、 次のとおり口頭による要請を行いました。
- 放出された泡消火薬剤の量、回収方法等 、 回収された泡消火薬剤の保管状況 、 PFOS等の 有無、周辺環境への影響の有無のほか、放出した原因、再発防止策について、米側及び国が責任を持って速やかに明らかにすること。
- 米海軍厚木航空施設におけるPFOS 等 を含有する泡消火 薬剤 の保有量や管理実態を公表するとともに、保有している場合は代替品への交換を早急に進め、交換終了までは漏出防止などの対策に万全を期すこと。
[9月28日]
以下の項目について国に口頭要請を行いました。
- 放出した泡消火薬剤のPFOS等の含有について、早急に確認すること。
- 蓼川に流出した泡消火薬剤が混合した水の量を早急に確認するとともに、蓼川の水質調査を実施すること。
- 確認された事実について速やかに公表すること。
- 自治体が立ち入り調査を求めた場合、実施に対し全面的に協力すること。
問い合わせ
基地政策課 基地政策担当 電話0467-70-5604(直通)
この記事に関するお問い合わせ先
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更新日:2023年05月24日