(令和4年7月15日発表)「厚木基地に関する要望書」を国へ提出

更新日:2023年06月02日

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「厚木基地に関する要望書」を国へ提出

発表事項の概要

7月15日、綾瀬市及び綾瀬市議会では「厚木基地の整理・縮小・返還」、「航空機の騒音対策」、基地内のピクニック・エリア等施設の共同使用や災害時の相互応援などの「基地との新たな関わり」などを重点項目とする「厚木基地に関する要望書」を防衛省、外務省などの政府関係機関に提出しました。
令和2・3年度は、郵送で提出しましたが、今年度は古塩政由市長、橘川佳彦議長、齊藤慶吾副議長、井上賢二基地政策特別委員会委員長、笠間功治同副委員長が、直接持参しました。
要望書の内容は、基地の整理・縮小・返還を基本姿勢とし、市民の安全安心、 生活の安定と質の向上を求めるとともに 、厚木基地の有効活用の実現に向けての協力を求めるものとなっており 、加えて4年度は、第一種区域の見直しに向けた騒音度調査について適時適切な情報提供をすることや、有機フッ素化合物(PFOS)が含まれている泡消火剤等の保有量や管理実態の公表等についても要望しました。

要請先

直接持参

外務大臣、防衛大臣、総務大臣

郵送

 内閣総理大臣 、 財務大臣 、 内閣官房長官 、 自民党幹事長 、 駐日米国大使

対応者

別紙のとおり

要望書の重点項目

  1. 厚木基地の整理・縮小・返還について
  2. 騒音対策について
  3. 市民の安全対策について
  4. 住宅防音工事について
  5. 防衛施設周辺対策事業等について
  6. 今後の移転補償事業・移転補償跡地について
  7. 基地交付金及び調整交付金の交付額の引き上げ等について
  8. 基地との新たな関わりについて
※要望書は別添のとおり

相手方の主な発言

厚木基地の整理・縮小・返還について(防衛省)

「基地の施設について、移駐前と比較して必要とされる規模が小さくなっているとのことから、不要である施設の返還について働きかけてほしいという市の要望については承知しており、今後、市としての具体的な計画や意向を伺いながら、米側への働きかけについて進めていきたい。」

基地の今後の運用について(防衛省)

「厚木基地については、日米同盟にとっても重要な施設と認識している。周辺住民の安全面を最大限に考え、住民に与える影響を最小限にとどめるよう米側に働きかけていく。」

環境保全対策について(有機フッ素化合物の対応について)(外務省)

「PFOSへの対応については、米側にも適切な情報提供をしてもらえるよう働きかけていく。また、米側が保有する泡消火剤については交換を進めていると聞いているが交換プロセスを加速化するように米側に働きかけていく。」

現状の住宅防音工事の推進について(騒音度調査について)(防衛省)

「騒音度調査については、令和4年度から5年度にかけて実施予定であり、この6月に着手したところである。第一種区域等の見直しは、令和6年度以降行うことになる。このため、見直し後の区域等について現段階で申し上げることは差し控えるが、調査結果については、市と市民に説明していく。」

感染症対策について(防衛省・外務省)

「コロナについては二国間の合意に基づき感染状況を地元の保健所に情報提供している。政府としては、可能な限り透明な形で在日米軍の感染状況について公表することは重要であると考えており、在日米軍の感染状況についての適切な公表のあり方については引き続き米側と緊密に調整していく。」

問い合わせ

基地政策課 基地政策担当 電話0467-70-5604(直通)

この記事に関するお問い合わせ先

綾瀬市役所 市長室 秘書広報課 広報戦略担当
電話番号: 0467-70-5606
ファクス番号:0467-77-8477

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