令和5年度第1回綾瀬市青少年問題協議会会議録(令和5年10月4日開催)

更新日:2023年10月25日

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審議会等の名称

令和5年度第1回綾瀬市青少年問題協議会

開催日時

令和5年10月4日(水曜日) 10:00~11:45

開催場所

綾瀬市役所事務棟6階 視聴覚室

第1回綾瀬市青少年問題協議会 議題

議題

  1.  令和5年度綾瀬市青少年善行褒賞等候補者の選考について
  2.  綾瀬市青少年育成・支援指針の一部改正について

報告

  1. 基本指針に基づく具体的な取組の進捗状況について

  2. 綾瀬市青少年相談室の活動状況について

  3. 大和警察署管内の少年犯罪及び補導状況について

出席者

  • (委員)
    • (会長)古塩政由
    • (副会長)榎本源𠮷
    • 井上賢二
    • 齊藤雅敏
    • 小川富久子
    • 星野敏雄
    • 栗原芳子
    • 澁谷敏夫
    • 古塩佳子
  • (事務局)
    • 健康こども部長
    • こども未来課長
    • 他事務局員2名

傍聴者数

0名

内容

1 開会

 

2 会長あいさつ

 

3 諸般報告

(事務局)

〇定数について、13名中11名の委員が出席で定足数に達した旨を確認

〇会議傍聴者がいない旨を確認

〇会議記録について要点筆記とする旨を確認

 

4 議題

(1) 令和5年度綾瀬市青少年善行褒賞等候補者の選考について(非公開)

(事務局)

〇候補者名簿に基づき、候補者の推薦経過・内容等について説明

青少年善行褒賞候補者4名、青少年育成活動推進者表彰候補者11名及び令和5年度・令和6年度神奈川県青少年育成活動推進者表彰候補者の推薦内容を決定した。

 

【質疑】

(委員)

人命救助等の善行は何度もらっても問題ないと思っているが、同じ人が複数団体に所属していて複数回の表彰を受けることは可能か。

 

(事務局)

市の善行褒賞については制限がない。県の青少年育成活動推進者表彰については確認して回答します。

 

後日、神奈川県に確認

 神奈川県青少年育成活動推進者表彰候補者の推薦に当たっての留意事項で「できるだけ多くの育成者を表彰し、育成活動を奨励する意味から、過去の受賞者は、原則として除外する」となっていることから、複数回の表彰は受けられない。

 

(2)綾瀬市青少年育成・支援指針の一部改正について

(事務局)

〇資料に基づき、綾瀬市青少年育成・支援指針の一部改正について説明

〇説明完了後に、質疑応答と各委員内における意見交換

 

【質疑】

(会長)

30歳代のひきこもりも増えてきている。ポスト青年期という表現は適切か。

 

(委員)

対象年齢がポスト青年期と変更になることによって、方針やアンケート等も変わってくるのか。いままでの29歳を39歳までに単純に延長するだけなのか。

 

(事務局)

現状でも39歳まで相談支援を行っている。今までは29歳までとなっていたが、国県と同じように39歳に広げて相談室での取り組みを指針においても確実に明記することになる。ポスト青年期という表現は、国県に基づいたものであり、適切である。

 

(会長)

現状でも青少年のひきこもり相談を実施しているが、ポスト青年期を採用することによって、新たな支援事業にも取り組んでもらいたい。

 

5 報告

(1)基本指針に基づく具体的な取組の進捗状況について

(事務局)

〇綾瀬市青少年育成・支援指針に基づき、5つの基本指針に基づく主な活動事例

について進捗状況を報告

〇説明完了後に、質疑応答と各委員内における意見交換

 

【質疑】

(会長)

こどものまち「ミニあやせ」について、詳細を委員の皆様に紹介してほしい。

 

(事務局)

ミニあやせは、公募で集まった小中学生が実行委員になり、市内の子ども達がオーエンス文化会館にて職業体験を行うイベントである。今年度は趣向を変えて数々の職業体験コーナーを増設し、様々な職業を経験できるものとした。参加者のアンケートも好評で、今後も職業体験を充実させて開催する予定である。

 

(委員)

ミニあやせで金融機関の補助を担当したが、仕事をすると報酬がもらえ、信用金庫に報酬で得た独自通貨を持っていくと利息が付くなど、従来までのイベントと違って、学校では体験できないことが体験できていた。

 

(委員)

ミニあやせは、子ども達が全て運営をしている。今までは遊びなど比較的自由な形で開催していたが、10年の節目の今年度に軌道修正をした。子どもの将来のために職業体験を増やすことによって、子ども達の将来の職業選びに繋がるよいステップになったと思っている。

運営する側の実行委員の子ども達が楽しくないと、よい街ができない。完全にコロナが収束してはいないので過去より参加者は少なかったが、楽しみながら開催したため、参加した子ども達はイキイキしており、子ども達の成長が見られたと感じられた。

 

(会長)

綾瀬市は海外に姉妹都市がないが、市内に厚木基地があるので、異文化を経験できる日米交流事業が可能である。日常生活の中に英語を溶け込ませる小学生の事業を体験してもらうことにより、子ども達に色々な経験をさせたい。学校以外で英語を経験する機会は、家庭環境により様々であるが、経済格差による経験の量を行政である我々が埋めていかなければならないと思っている。

 

(委員)

日により人数にバラツキがあるが、ドリームプレイウッズに来森する子ども達にとってコロナ禍は関係ない。多い時には1,000人以上が来森する。

先ほどのミニまちでの金利の勉強は大事だが、家庭の中でお金の話しは大人が抑えているのではないかと思う。本来は子ども達が自分達で考え、今の経済を勉強していくのがよいのではないかと考える。金利のシステムだけ教えるのではなく、具体的にお金の事を体験させてあげるべきである。

 

(会長)

義務教育でお金のことを触れる機会はすくない。

 

(委員)

青少年育成・支援指針の五つの基本方針は、よく作られていると思う。五つのうち中心は、今後の未来に関わる最初の三つ方針、それを支える環境と担い手の方針で構成されており、全ての子供・若者が様々な体験ができるよう環境の底上げをしていく必要がある。その部分を基礎に抑えながら、本人達で出発点がわからない困難を有する子供を支援することが重要で、この両方を意識して支援する五つの方針は、よい取り組みであると思っている。

今回39歳まで単純に年齢を増やしただけではなく、包括的で切れ目のない支援を内容だけではなく支援の質が変わってくるので、単純に年齢が横滑りしただけではないと捉えている。30歳代の相談は、家族支援や自身の子育て等の家族や子ども相談も新たに発生してくると感じた。

 

(会長)

行政としては、子ども達に広く異文化交流も広めていきたい。

 

(委員)

学校で子ども達を見ていると、子ども達にとって体験活動以上に子ども達の身に染みるものはないと感じる。手話教室等を授業で実施しているが、学校で体験させるものには限界がある。学校で習った事を実践させるカリキュラムは授業では難しいので、生活の中で手話や外国語を使える機会を行政に実施してもらっていただけることは嬉しい。

 

(会長)

綾瀬は外国籍の方が多くなってきて多国籍になっている。

 

(委員)

ドリームプレイウッズに来森する子ども達の30%は外国籍である。

 

(委員)

市が直接行う事業だけではなく、関係機関と一緒になって、新たな事業を期待したい。今ある事業だけでなく、今後も事業を広げていくのか。

 

(事務局)

今後も継続的に事業を見直し、新規の事業も増やしていきたいと考えている。

 

(会長)

既存の事業を単に集約するだけではなく、これからも基本指針を実現するための事業を行ってほしい。

 

(2) 綾瀬市青少年相談室の活動状況について

(事務局)

〇資料に基づき、相談受理及び街頭補導の状況を報告

〇説明完了後に、質疑応答と各委員内における意見交換

 

【質疑】

(委員)

この3年間で本人からの相談が増えた要因は何があるのか。

 

(事務局)

増えた要因は、様々な方法で相談室の周知を増やしたことや電話以外のメールでの相談を行っていること、また全国的にも、ひきこもりの方が増えていることが考えられる。

 

(会長)

直接市役所に来なくても相談ができることは重要である。

 

(委員)

不登校が増えているニュースでもあったが、街頭補導の件数は小中学校のひきこもりと関係しているのか。

 

(事務局)

街頭補導の件数とひきこもりや不登校の関係は把握していない。

 

(委員)

自分は全く別物だと考えている。不登校だから何かをするということはない。大人の概念で偏見を持って子ども達を見ないほうがよい。

 

(委員)

学校に来ていない子が、昼間なにをしているのか知りたい。

その子ども達の居場所は、どうなっているのか。

 

(委員)

大人は絶えず子ども達を見ておく必要があると思っている。

 

(会長)

学校に行かなければいけないと言う考え方が変わってきている。フリースクールやフリークラスの考えもある。現在、総合教育支援センターを検討している。

 

(委員)

勉強が苦手な子でも他の得意な所で、エネルギーを発揮できるように、教員の数は限られているため、地域の方の力を借りて、子ども達の居場所を作ってあげたいと思っている。

 

(会長)

子ども達には何かで自分の能力を高めてもらいたい。

 

(委員)

子ども達は、好きな事をするためには自ら勉強する。その子の芽を出させるための支援が必要である。

 

(会長)

勉強するための動機付けは重要である。

 

(3)大和警察署管内の少年犯罪及び補導状況について

(委員)

〇大和署管内における警報犯認知状況及び少年非行の概況等を報告

〇説明完了後に、質疑応答と各委員内における意見交換

 

【質疑】

(会長)

増え方が異常である。コロナが5類になるなどの社会的要因があるのか。

 

(委員)

コロナが大きな要因でもあるが、大和市には大きな公園が多いことも要因である。

 

(会長)

防犯カメラは抑止力になるのか。

 

(委員)

防犯カメラはプライバシーの観点からデメリットな点もあるが、設置することによるメリットはある。犯罪だけでなく行方不明の際に利用するなど大いに利点がある。

 

6 その他

(1) 次回会議日程(案)について

 (事務局)

〇資料に基づき、今後の会議日程を説明。

令和6年2月19日(月曜日)午前10時から綾瀬市役所6階視聴覚室

〇質疑等なし

 

7 閉会

この記事に関するお問い合わせ先

綾瀬市役所 健康こども部 児童青少年支援課 青少年育成担当
電話番号: 0467-70-5655
ファクス番号:0467-70-5701

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