令和6年度第2回綾瀬市青少年問題協議会会議録(令和7年2月19日開催)
審議会等の名称
令和6年度第2回綾瀬市青少年問題協議会
開催日時
令和7年2月19日(水曜日) 14:00~15:25
開催場所
綾瀬市役所事務棟6階 視聴覚室
第2回綾瀬市青少年問題協議会 議題
議題 (1)報告事項
1. 綾瀬市こども計画について
2. 綾瀬市いじめ防止等対策委員会について
3. 綾瀬市青少年相談室の活動状況について
4. 大和警察署管内の少年犯罪及び補導状況について
5. 綾瀬市青少年相談室運営協議会について
出席者
- (委員)
- (会長)橘川佳彦
- (副会長)榎本源𠮷
- 畑井陽子
- 向井瑞樹
- 上山智也
- 小川富久子
- 星野敏雄
- 栗原芳子
- 澁谷敏夫
- 富田充保
- 久貝康裕
- 富坂政
- (事務局)
- 健康こども部長
- こども未来課長
- 教育指導課長
- 他事務局員2名
傍聴者数
0名
内容
【内容】
1 開会
2 会長あいさつ
3 諸般報告
(事務局)
〇定数について、13名中12名の委員が出席で定足数に達した旨を確認
〇会議傍聴者がいない旨を確認
〇会議記録について要点筆記とする旨を確認
4 議題
(1) 報告事項
1. 綾瀬市こども計画について
(事務局)
〇資料に基づき、綾瀬市こども計画について説明
〇説明後に、質疑応答と各委員内における意見交換
【意見や質問】
(委員)
綾瀬市こども計画の事業目標に継続実施と記載がある。目標であるので、数値で表現できるものは数値で、数値で表現できないものは、現状を五年後このようにしますと標記するのではないか。
また、事業名(再掲)となっているが、新規に取り込むべきものがあるのかどうかを合わせて確認したい。
(事務局)
事業目標に継続実施となっている事業で、数値化されているものはある。子ども・子育て支援法に基づく法定事業については記載していないが、各課で取り組んでいる事業で、今後も続けていくものについては、数値化しているものも含めて、計画全体で統一した標記となるよう「継続実施」と記載している。
事業名(再掲)については、資料5ページ施策の体系ですでに掲載されている事業は、再掲と記載している。事業については進捗管理を行い、中間見直しを行う2年後の際に追加や修正を実施し整理していく。現段階での事業内容を記載しているが、新規で行う事業については、この協議会で報告を行っていく予定である。
(会長)
事業目標で数値化しているものもあるとの事だが、一つひとつの事業で目標が設定されているのか。
(事務局)
毎年の事業管理については各担当課で進捗管理を行っており、計画策定時に照会を行い修正している。継続実施の事業については、各担当課において事業目標を設定している。
(会長)
目標として、数値化できないまでも目標がない事業もあるのか。
(事務局)
数値化できる事業については、数値化して目標をもって事業を実施しているが、周知啓発活動等については数値化が難しいので、各担当課において目標を定めて取り組んでいる。新たな取り組みが出た場合には新規に記載し実施していく。
(委員)
資料17ページ放課後児童支援員等養成事業の5年度実績で研修受講者が0人となっている。この事業に関わらせてもらっているが、プラザパートナーの高齢化が課題になっている。若い方に新規依頼しても断られることが多く、人員確保が困難な状態である。研修派遣の周知啓発は何回くらい行っているのか。
(事務局)
放課後児童支援員等養成事業は保育課の事業であり内容について把握していない。保育課に確認して回答する。
(委員)
資料18ページ計画の推進に向けて、綾瀬市子ども・子育て会議以外のアンケートや意見聴取で、実際に子どもや若者の満足度がどのくらい上がったのかという結果を取り入れてもよいのではないかと思うので、意見として述べさせていただく。
(事務局)
こども計画の策定では、子どもや若者の意見を聞くことになっている。今後も子どもや若者の声をひろって、各事業でのアンケートや意見を確認して、これからも事業を進めていく予定である。
(委員)
よろしくお願いしたい。
(委員)
資料18ページ計画の推進に向けてでは、市だけではなく関係団体と一体となって進めていくとなっている。事業は、ここに記載されている事業だけではないと思っていて、外国籍の方に日本語を教えるボランティアなど市民が行っている事業も数多くある。行政だけではなく、子ども食堂など民間で行っている事業と連携して行ってほしい。これ以外にも素晴らしい事業を実施している団体もあるので、ぜひ団体から要望があった場合には取り入れてもらいたい。
(事務局)
計画の推進に向けての取り組みを記載しているが、市だけでは出来ないので、関係団体と連携して進めていく。あらためて関係各課に周知して意見を集約して進めていく。
(委員)
資料4ページこども・若者、保護者に方からの意見について、子育て支援センターで依頼した6名の方から129件の意見がでたのか、その下に記載の感じていることの欄は6名の方の意見なのか、当日配布資料のWeb調査結果との関係も再度確認したい。
また、放課後に無料で子どもを預けることができるプラザは良い事業だと思っているので、子ども達の為にも、パートナーの高齢化や人材不足を解消できるような強化をしてもらいたい。
(事務局)
保健福祉プラザ内にある子育て支援センターでの聞き取りは参加人数6名で、子育て当事者から意見をもらった。それとは別に、市役所公式ライン登録者から129件の意見をいただいており、市ホームページにも公開している。当日配布した資料は自由意見の一部のみ分類して記載してあるので、詳細は市ホームページで確認していただきたい。
また、あやせっ子ふれあいプラザ事業の事業所管課に、このような意見があったことを伝え、事業を進めてもらうよう依頼する。
2. 綾瀬市いじめ防止等対策委員会について
(事務局)
〇資料に基づき、綾瀬市いじめ防止等対策委員会について説明
〇説明後に、質疑応答と各委員内における意見交換
【意見や質問】
(委員)
いじめが解消されたと言うのは、何をもって解消なのか。
(事務局)
判断は難しいが、毎月学校から報告を受けている。いじめの様子、関わる当人同士が謝罪できているか、その後の子ども達の行動などを学校から受けて、解消か継続の判断をしている。
(委員)
いじめの態様の推移を見ると、非常に増えているものもある。4 ひどくぶつかる・たたかれるや6 金品を隠されるなど、軽いものから重いものが増えているように感じる。その点について、どのような意見を持っているのか。
(事務局)
これが原因であるとはっきりした根拠が見えていない。全体的に、家庭環境を含めた背景、何に悩みを抱えているかなど、多様化・複雑化していると把握している。理由については多面的・多角的に対応していきたい。
(委員)
学校から理由があがってきているのか。
(事務局)
いじめの理由については、詳細に学校から報告を受けている。いじめの原因について把握している案件もある。
(委員)
小中学校にスクールカウンセラーは何人いるのか。
(事務局)
各学校で違うが、各学校に最低1名は必ず配置している。毎日学校にいるわけではないが、相談は予約システムで対応しており、スクールカウンセラーがいるときに相談にくる。
(委員)
スクールカウンセラーの人数は足りているのか。
(事務局)
担当所管課ではないが、学校からの報告では、人数が十分ではないと聞いている。
(委員)
市として、スクールカウンセラー確保の対応をしていただきたい。
(委員)
いじめの問題は難しいと思っている。その対応方法についても難しい。現場としては、その子の家庭環境もあるので、どこまで言っていいのかわからない。今日のような会議も必要だが、現場も大事なので、ここにいる委員の皆さんには、現場の状況もきちんと見てもらいたい。
3. 綾瀬市青少年相談室の活動状況について
(事務局)
〇資料に基づき、綾瀬市青少年相談室の活動状況について説明
〇説明後に、質疑応答と各委員内における意見交換
【意見や質問】
(委員)
学校で配られるチャイルド相談などのチラシもあるが、小学生や中学生は、相談すること自体かなりハードルが高いと思われる。外部への相談案内は把握しているのか。
(事務局)
神奈川県や外部団体が相談を行っていることは把握しており、本市の相談案内とともに外部相談案内の周知啓発を行っている。外部の相談件数や相談内容については把握していない。小学生からの相談が増えてきていると聞いている。ラインでの相談も増えてきているが、なかなか対面相談にまで繋げられないのが課題と聞いている。
(委員)
対面相談が理想ではあるが、最初がラインだと対面相談にするのは難しいと思う。
(事務局)
ラインは相談しやすいメリットがあるが、相談期間は長くなってしまう。
4. 大和警察署管内の少年犯罪及び補導状況について
(委員)
〇資料に基づき、大和警察署管内の少年犯罪及び補導状況について説明
〇説明後に、質疑応答と各委員内における意見交換
【意見や質問】
(会長)
補導状況は同じ人が何度も補導されると回数がふえるのか。
(委員)
深夜徘徊で補導、違う時間に迷惑行為で補導されるなど、同一人が行った場合は別な案件ととらえている。補導した場合、警察は家族に報告しているが、再度の補導の場合は当人を警察まで連れていき指導してから家族に引き渡している。
委員の皆さんも警察と連携して協力してもらいたい。
5. 綾瀬市青少年相談室運営協議会について
(事務局)
〇資料に基づき、綾瀬市青少年相談室運営協議会について説明
〇説明完了後に、質疑応答と各委員内における意見交換
【意見や質問】
(委員)
廃止の理由に「青少年を取り巻く環境が複雑多様化する中」とあり、より問題が多くなってきていると思う。廃止せずに存続させた方が良いのではないか。
青少年相談室運営協議会と青少年問題協議会で同じような事を検討しているのか。
(事務局)
委員の言われる通り、毎年同じ内容を検討しており、委員についても3人の選出区分が重複していることから、青少年相談室運営協議会の任期満了をもって一本化することにする。
(委員)
近隣市の状況はどうなっているのか。
(事務局)
近隣市の状況は相談室運営協議会と問題協議会が別々に存在していたり一本化していたり、各市まちまちである。青少年相談室運営協議会には会議に相談員も同席して相談室の運営や関係機関の連携を行っている。関係機関との連携についても他の会議で実施することが可能であり、相談内容の報告も青少年問題協議会で可能であるため一本化することになった。
5 その他
(1) 次回会議日程(案)について
(事務局)
〇資料に基づき、今後の会議日程を説明
令和7年7月7日(月曜日)午後1時30分から綾瀬市役所6階視聴覚室
〇質疑等なし
6 閉会
以上
この記事に関するお問い合わせ先
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更新日:2025年03月01日