令和6年度綾瀬市青少年相談室運営協議会会議録(令和7年1月16日開催)

更新日:2025年05月26日

ページID : 19665

審議会等の名称

令和6年度綾瀬市青少年相談室運営協議会

開催日時

令和7年1月16日(木曜日)

開催場所

綾瀬市役所事務棟6階 教育研究所視聴覚室

議題

議題

1. 報告事項

  1. 令和5年度青少年相談室事業報告について
  2. 令和6年度青少年相談室活動状況報告について

 2. 協議事項

  1. 令和7年度の青少年相談室運営協議会について

その他

  1.  大和警察署管内の少年犯罪及び補導状況について

  2. 「令和5年度綾瀬市青少年相談室活動概要」について

出席者

  • (会長)榎本源吉
  • 多田由紀江
  • 佐々木淳一

傍聴者数

0名

内容

1 開会

 

2 会長あいさつ

 

3 諸般報告

(事務局)

〇定数について、5名中3名の委員が出席で定足数に達した旨を確認

〇会議傍聴者がいない旨を確認

〇会議記録について要点筆記とする旨を確認

 

4 議題

(1)報告事項

1.令和5年度青少年相談室事業報告について

(事務局)

〇資料に基づき、令和5年度における青少年相談室の取り組み内容及び相談

受理状況等について報告を行った。

【質疑】

(委員)

周知啓発活動での工夫と、反応があった事例を教えてほしい。

(事務局)

啓発活動として各青少年育成団体等と協力し、啓発物品の配布や声掛けを行っている。しかし、その反応の分析は非常に難しい。現在、ラインやZOOMを用いて足を運ばなくても相談できる体制を構築しており、今後も間口を広げて相談しやすい体制づくりが必要と考えている。

(委員)

啓発を行っているが、まだ皆さん認知してないということか。

(事務局)

全くしていないとは考えていないが、今後もあらゆる機会を捉え、市のホームページへの掲載や高校生への相談カードの配布等を通じて、少しでも相談に繋がればと考えている。

(委員)

街頭補導活動は何人で対応しているのか。また、高校生であるかは制服で判断するのか、それとも尋ねて把握するのか。尋ねる場合、その際の相手の反応を教えてほしい。

(事務局)

1人で行っている。制服でも判断をするが、グループで集まる場所や来る方向で判断ができる。反応は非常に素直であり、自転車の二人乗りであればすぐやめる。

(委員)

青少年のひきこもり相談の事例は手強いと思う。こういう問題は解決しづらいけれどここは突破できた等の明るい事例があれば聞きたい。

(事務局)

御家族が御本人を相談室に連れてきてくれると、色々変わってくる。明るい事例としては、ひきこもっていた方が相談に来てくれて、何度かお話しをするうちに元気になり、その中で自分の苦手なことを認められるようになって就労されたこと。

(委員)

直接会ってから良い流れになるまでどのくらいかったか。

(事務局)

この方のように御家族の方が御本人を連れてきてくださると、面談で継続的にかかわることができる。もしくは、家庭訪問でも会うことができると変化がみられる。しかし、御本人がお見えになられないと御本人の考えが見えてこないため、直接かかわった方が変化がみられる。

 

2.令和6年度青少年相談室活動状況報告について

(事務局)

〇資料に基づき、令和6年度における青少年相談室の取り組み内容及び相談

受理状況等について報告を行った。

【質疑】

(委員)

居場所事業をしているとのことだが、青少年が自分の居場所であると安心するためのポイントと、どうすれば居場所が増えるのかを伺いたい。

(事務局)

居場所事業は県との共催で始まった事業である。令和6年度においては、8月に厚木、9月に伊勢原、10月に綾瀬、逗子、11月に大和。綾瀬市は保健福祉プラザを活用して行った。久しぶりに参加できてよかった、建物がきれい、リラックスできたという前向きな意見が出ている。

(委員)

一時的な居場所なのか。

(事務局)

臨時的な居場所であり、県内あらゆる場所で行う事業である。本市では、ドン・キホーテの近辺に青少年の居場所を今年度から常設している。

(委員)

深刻な希死念慮がある方が訪れても良いのか。そこに行けば一時しのぎになるような場所として紹介してよいか。

(事務局)

基本的には、就労につながることを目的とした事業である。就労に繋がらない場合も、状況に合わせて関係機関へ繋げる。

(委員)

中高生で居場所が無く、新宿等で良くない絡みの人に声を掛けられるケースが多いが、そのような予備軍に対してどうしたらよいか。

(事務局)

保護を求めるケースであれば警察で保護する必要があるのではないか。

(委員)

その手前の人に対するセーフティーネットは難しいのか。

(事務局)

行政として進めている事業としては、学校や家庭に居場所がない方への支援を目的とした総合教育支援センターという施設整備に取り組んでおり、令和8年度に開設する予定で進めている。青少年相談員も常駐する予定である。

 

  1. 協議事項 1.令和7年度以降の青少年相談室運営協議会について

(事務局)

〇青少年相談室運営協議会は、委員の任期満了となる令和7年5月末をもって廃止することを説明した。

○市青少年相談室の活動状況等の審議は、市青少年問題協議会に引き継ぐことを説明した。

(会長)

令和7年度以降、本協議会を青少年問題協議会へ引き継ぐことについて異議はない。異議やその他質問等はあるか。

【質疑】

(委員)

問題協議会に移行することによって、発展的に拡大するという解釈で合っているか。

(事務局)

当初は青少年相談室及び運営協議会を教育委員会の管轄で行っていたが、その後市長部局となったという経緯がある。現状として、本協議会は問題協議会と同様の審議を行っているため、今後は問題協議会において青少年事業の進捗管理等も含め、総合的に実施することと整理したものである。

 

5 その他

  1. 大和警察署管内の少年犯罪及び補導状況について

(大和警察署)

〇令和6年11月末時点での少年犯罪及び補導状況について、説明があった。

○大和署管内の発生状況は、県内ワースト1位とのことであった。

【質疑】

(委員)

綾瀬高校で犯罪防止の講演会を行ったとのことだが、学年は決まっているか。

(大和警察署)

講演の対象学年や、内容を指定していただくことが可能である。学年全体に向けた非行防止全般に関する講演をすることも可能である。

(委員)

犯罪を犯した少年に対してどのように接しているか。また、どのようなアプローチが効果的か。

(大和警察署)

一概には言えないが、親御さんが引き連れてくる場合には、自分が何をしたのかを説明させることや、それによってどのようなことが起きるかを説明させる。初犯や出来心であった場合は、猛省することが多い。犯罪をすることと、自由に人生を送ることどちらが良いか選ばせるようにしている。

(委員)

校内の窃盗等において捜査していただくが、やはり犯人を見つけるのは難し いのか。

(大和警察署)

前科があれば合致する可能性もあるが、全員の指紋を取ることや防犯カメラを 設置することが不可能であるため、非常に難しい。1日2日ではなく長期的になることを見込んで届け出をしてほしい。

 

  1. 「令和5年度綾瀬市青少年相談室活動概要」について

(事務局)

〇配布資料について事務局より説明を実施した。

【質疑】

特になし。

 

6 閉会

 

以上

 

この記事に関するお問い合わせ先

綾瀬市役所 健康こども部 児童青少年支援課 青少年育成担当
電話番号: 0467-70-5655
ファクス番号:0467-70-5701

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