綾瀬市高齢者保健福祉計画・第9期介護保険事業計画策定委員会第4回会議(令和5年8月24日開催)
審議会等の名称
綾瀬市高齢者保健福祉計画・第9期介護保険事業計画策定委員会第4回会議
開催日時
令和5年8月24日(木曜日)午後2時00分から午後3時30分
開催場所
綾瀬市役所窓口棟3階 314会議室
議題
(1) 課題と対応方針について
(2) 計画の施策体系について
(3) 施設整備数の見込みについて
出席者
※会長◎、副会長○
(出席委員)
◎伊藤薫、渡邉哲也、多田明美、鈴木定公、武田恵智子、塩原延子、貝原孝久
(欠席委員)
○柴垣博一、宮崎晃子、奥村弘、居城依子、大滝愛子
※ただし、欠席委員については、事前に意見書を頂いている。
傍聴者
なし
内容
(1)課題と対応方針について
意見なし
(2)計画の施策体系について
委 員:ヤングケアラーに関して、綾瀬市の状況を把握しているか。
事務局:児童虐待の視点でという前提ではあるのが、介護を担っている児童というのは、把握していない。
(3)施設整備数の見込みについて
委 員:特別養護老人ホームの新規整備について、現在整備の主流はユニット型であるが、コストを抑えて入居できる従来型(多床室)を希望する方の受け皿にならないことが課題と感じるがどうか。
事務局:特別養護老人ホームの従来型とユニット型の違いについて、従来型は4人部屋を主流としており、ユニット型は全室個室になる。介護職員の人員体制も、従来型は施設全体を全員でケアするが、ユニット型は、10人程度の少人数のグループ、ユニット単位でケアすることになる。このことから、ユニット型は、個室でプライバシーが守られ、固定のスタッフと信頼関係を気づきながら、きめ細やかなケアを受けられる一方で、委員ご指摘の通り従来型と比較するとその分コストが高くなってしまうデメリットがある。この課題は綾瀬市のみでなく、全国な課題となっており、厚生労働省においても、介護が必要になっても尊厳をもって生活できるケアとして、ユニット型ケアの重要性を示しながら、ユニット型施設の整備推進を図っているが、委員指摘の課題等もあることから、財源等を踏まえ議論を進めていくとしております。市としても国の動向を注視しつつ、適切な対応を検討していく。
委 員:約180人の特養待機者がいるとのことだが、多床型を希望するため、待機となっているのか。
事務局:一定数、多床型を希望するため、待機になっている方がいるとは思うが、詳細は把握していない。
委 員:新しい特養を整備しても、ユニット型を求めてない人ばかりだったら待機者数は減らないのではないか。
事務局:市内の特養の整備状況をみると、従来型は142床、ユニット型は90床とユニット型が少ない状況である。また、今後高齢化率や、介護を必要とする方が多くなる見込みである。市としては、ユニットケアの特性である、介護が必要になっても自分らしく、尊厳をもって生活できるケアを推進したいと考えていることから、ユニット型の特養を整備計画に位置付けたいと考えている。所得等により入居できない方については、国の動向等を踏まえ、適切に対応していきたい。
委 員:ユニット型は多くの介護人材を必要とすると思うが、人材確保は大丈夫か。
事務局:施設整備計画の検討にあたり、7月に市内介護事業所を対象に特別養護老人ホームの整備計画の調査を実施した。その結果、特別養護老人ホームを
整備する計画がある事業者が、1社(100床)あったことから計画に位置付けている。特養整備事業者については、公募にて選定するが、少なくとも整備の意向があった事業者については、しっかりと人材を確保できるよう動いていると聞いている。
以 上
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更新日:2023年09月11日