「Fry to Fly Project」に参加しています!ご家庭や事業者から出る廃食用油をリサイクルへ!
ページID : 19075
概要
綾瀬市の廃食用油の回収量は、令和2年度をピークに年々下がり続けています。また、処分方法の煩雑さを理由に、廃食用油を凝固剤で固めたり、紙等で染み込ませたりして、可燃ごみで排出している現状があります。このような現状を踏まえ、課題として挙げられるのは、資源である廃食用油の排出量を増やすことと、循環型社会の形成をより一層進めていくことです。
そこで、廃食用油の資源循環の機運を市内全体で高める目的から、綾瀬市は廃食用油を原料にして航空燃料(SAF)を製造することを目指す「Fry to Fly Project」に参加いたしました。廃食用油の回収拠点を増やす等、ご家庭や事業者から排出される廃食用油を燃料にできる仕組みを構築し、ごみの減量化・リサイクルの推進により、循環型社会の実現に向けて取り組んでまいります。
持続可能な航空燃料「SAF(サフ)」とは
最新の技術を用いると、ご家庭や店舗で使用された食用油(廃食用油)から航空燃料をつくることができます。廃食用油より作られた航空燃料はSAF(Sustainable Aviation Fuel)と呼ばれ、従来の航空燃料に比べてCO2の排出量をおよそ80%削減することができます。
Fry to Fly Projectとは
SAFが本格的に導入される為には多くの廃食用油が必要となりますが、現在、家庭の廃食用油の多くは廃棄されており、回収された廃食用油についても年間10万トン以上が国外に輸出されているといわれています。「Fry to Fly Project」はご家庭や店舗などで発生する廃食用油という国内資源を原料とするSAFで、航空機が飛ぶ世界を実現するプロジェクトです。


更新日:2025年01月29日