綾瀬市の平和事業について

 世界唯一の核被爆国である日本において、核兵器の廃絶と世界恒久平和の実現は、全国民の共通の願いです。綾瀬市では、核兵器の廃絶と世界恒久平和の実現を願い、昭和59年に「核兵器廃絶平和都市宣言」を行いました。以後、平和意識の啓発など各種の事業を実施しています。
 平和事業は、日常の市民生活に直接関わるものではありませんが、平和意識を育成し、平和な社会を次代に引き継げる基盤を作っていくことは、私たちの大きな責務です。また、一地方自治体ではありますが、他の団体と連携して、核兵器廃絶と平和への願いを国内外にアピールしていくことは、国際社会での信頼感を育てるとともに、世界レベルでの平和の意識を高めることにつながるものです。
 綾瀬市では、「宣言文」を市役所などの公共施設や自治会館に掲げ、また広報に掲載して市民に宣言の趣旨をお知らせしています。さらに、戦争の悲惨さ・平和の尊さを伝え、考える機会にしていただくため、「平和展」や「平和映画会」、「小学生広島派遣事業」などを実施しております。