綾瀬の農業をインフラにするには
提案内容
日本の食料自給率の低さに不安を感じています。綾瀬市の農業が公農といいますか、もっと水道やガスのようなインフラになったらいいのにと思っています。個人だけではなく、団体で運営し、給料の安定化、有給が取得可能、農業に転職できる環境を整えることで未来の食の安心がつくられていくと思います。たくさんの人が農業の知識を身に付け、団体として受け継いでいく必要があると思います。
(令和7年4月収受)
市からの回答
御憂慮いただいておりますとおり、現在日本の食料自給率は低い水準となっています。近年では、夏の高温、肥料等農業用資材の高騰など、農業を取り巻く環境がより一層厳しい状況にあることは本市としても強く認識しております。御提案のように団体運営による農業には多くの利点があり、農業法人などは近年注目を集めている農業の形態です。しかしながら、多くの生産者は日々、良い作物をつくる工夫と共に効率的な農業を行い、増収増益のための努力をしています。本市では、園芸協会や新鮮野菜直売組合などの生産者団体が活動しており、生産技術の向上や、効率的な農業活動、増益のための工夫を続けています。そのような中、公共団体が農業活動を行うことは、かえって他の生産者の活動を阻害することにつながるため、市が直接的に農業参加することは難しいと考えております。市としましては、生産意欲のある生産者を支援していくことが役割であると考えております。その中には、御提案にあるような新しい農業形態である農業法人の立上げと考える農業者や新規就農も含まれております。このような活動を行おうとしている農業者を積極的に受け入れる体制を整えておくことが大切だと考えております。
(令和7年5月回答 担当課:農業振興課)
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更新日:2025年10月01日