市民活動推進委員会(第10期)第3回会議(令和6年11月12日開催)

更新日:2024年12月12日

ページID : 18938

審議会の名称

綾瀬市市民活動推進委員会(第10期)第3回会議

開催日

令和6年11月12日(火曜日)午前10時30分から午後12時15分まで

開催場所

綾瀬市役所窓口棟3階310会議室

議題

(1)令和7年度実施市民協働事業の選考結果について

(2)令和7年度市民活動応援補助金(きらめき補助金)について

(3)令和6年度報告書の作成について

(4)その他

出席者

委員

  • (委員長)剱持栄
  • (副委員長)手塚明美
  • 関根孝子
  • 小林和子
  • 宮川達志
  • 永田良浩
  • 渡部市代
  • 鈴木定公
  • 増田正

事務局

市民活動推進課長 他2名

傍聴者数

0名

内容

1 開会

(事務局)

それでは、ただいまより市民活動推進委員会(第10期)第3回会議を開催させていただきます。本日の委員の出欠につきましては、松村、大部、芳本、堀口委員が都合により欠席となっております。過半数を超えておりますので、規則第5条第3項により会議成立となります。傍聴者は0名となります。

それでは、規則第5条第1項により、議事進行は剱持委員長お願いいたします。

2 議題

(委員長)

議題(1)令和7年度実施市民協働事業の選考結果について説明願います。

 

〈事務局説明〉

 

(委員長)

(1)について、何かありますか。

 

(委員)

市民協働事業の事業費の部分で質問がある。3つの事業があるが、事業費の団体負担・行政負担の割合に大きく差があるが、総事業費に対して何パーセントまでという制限があるのか。それとも、担当課の予算の範囲でというような制限があるのか。

 

(事務局)

市民協働事業の事業費については団体と担当課の話し合いで決めている関係で、事業によって大きく差があるのは確か。どのぐらい担当課が重きをおいているかといった点もある。予算の範囲内でやるというより、話し合いで決めた額を1年であれば1年、3年間なら3年間ということで予算要求をする形になる。

 

(委員)

それでは、提案書の事業費の数字(負担割合など)は担当課と調整したうえで、この金額ということでよいか。

 

(事務局)

お見込のとおり。ただし、担当課と提案書を作成した後、第一関門である審査会で合格できなければ予算はつかない。審査会を突破できた場合、市長の審査でも合格となると、予算議案の審議を経て、議決をもって予算確保といった流れになる。

 

(委員長)

予算の作り方についてだが、市が負担する金額とは別に団体が自主的に集めたお金も合算して使用してもいいという認識でよいか。

 

(事務局)

お見込のとおり。

 

(委員長)

市民提案型事業について、提案した事業費に加えて自主財源を合算してよいという認識か。

 

(事務局)

事前に決まっている予算になるので、市としてはその範囲を超えて支出はできないが、団体の自主財源を加えてプラスアルファ想定していた事業より高まるのであれば、妨げられるものではないと思っている。

 

 

(委員長)

いろいろな事業提案があって、これからも続けていくものだと思うが、成果についてはどのように評価するのか。これまでどおり、成果報告はしてもらうのか。

 

(事務局)

市から予算が出ている以上、成果報告は必要と考える。これまでどおり、きらめき補助金・市民協働事業の合同報告会で報告してもらう予定。

 

(委員)

令和7年度の市民提案型事業は2つということで、これからも成果を見ていく必要あるが、不合格になった団体がもう一度チャレンジすることを考えると審査委員や市側からのアドバイスはうまく伝えられているのか。

 

(事務局)

委員の皆さんの思いについては、文面でのアドバイスだけでなく、電話でもフィードバックしている。また、担当課にもフィードバックはしているので、そちらからもアプローチはされていると思う。

 

(委員)

回想未来塾と多文化親子交流事業があるが、未来塾は受講者から参加費をとって市と団体、半々で事業費を持っているが、多文化親子交流事業のほうは参加費をとらずイベントを開催し、団体はボランティアで参加しているから、全額市の費用でやっているように見える。事業内容に応じて融通を効かせているという認識でよいか。

 

(事務局)

お見込のとおり。事業の特性に合わせて調整している。不特定多数の人がくるようなものについては参加費をとることは難しい。多文化共生の取り組みでイベントとしてやっている部分もあるため、参加費を取ることがそぐわない部分もある。市の施策として必要なものはお金をかけていく。

 

(委員長)

多文化親子交流事業に参加したが、出展者の儲けの部分は事業費に充当しないのか。

 

(事務局)

出展者の材料費や運搬費等を考えると儲けは出ていないと考えている。

 

(委員長)

理解した。むしろ売り上げを出展者に還元したほうが、事業の発展としてはいいかと思う。

 

(副委員長)

市民協働事業としての支援が終わってからが重要で、団体としては大事な部分になる。3年間は市の予算があるからできていたけど、その後はどうしていくのか。そのような議論を担当課としていってほしいと思う。市の事業にするのか、市としては支援を終了するのか。最後の年が重要になるのでお願いしたい。

 

(事務局)

多文化親子交流事業については、当課が担当課になるのでお話しさせていただくが、今後については特定の国に捉われず、小規模なイベントでも活用できる補助事業として実施を検討している。繰り返し実施するうちに自立していけるようにアドバイスもしていく予定。

 

(副委員長)

綾瀬市は神奈川県の中でも外国人が多いので、うまく進めてもらえればと思う。

 

(委員)

多文化共生の取り組みについては、特定の国に限定するのではなく、最終目標としては、本当の意味での「多文化」を目指し、継続して多文化共生の事業を育てていくのが理想かと思う。外国人は文化や言葉の取り方でコミュニケーションのエラーも発生しやすいので、多文化共生というのは重要だと思うので、よろしくお願いしたい。

 

(事務局)

現状としては、イベントの中でスリランカだけでなく、パキスタン等他の国の団体も巻き込んで実施ができ始めている。

 

(副委員長)

回想法についても来年が最後の年になるため、回想法だけに特化せずほかの手法にも広げるだとか、担当課も含めて発展的に考えていただければいいと思う。また、団体には市の補助金だけでなく、社会福祉協議会の補助金を活用したり、赤い羽根や年賀郵便等も検討して、税金だけをあてにせず資金調達を考えていただければと思う。

 

(委員)

綾瀬市には外国の方が多い。その中には、経営がうまくいっている企業もある。税金等に頼るのではなく、外国人が多く働いている企業等も巻き込んで、寄附を募りながら事業を進めることも必要ではないか。市にはやるべきことも多いので、長く続けるべき事業なのか、一時的に手を差し伸べる事業なのかを考えていくことも必要。長期的に進めていくならば企業を巻き込んでいくのがベストではないかと思う。

 

(委員)

長く続けていくためには、どうしたらよいかといったような提案は市でしていくといいと思う。民間企業に協賛を募ったらどうか等アドバイスし、団体本人たちが動いて、自分たちで資金獲得できるようにしていく必要がある。団体が知らないというところが1番だと思うので、そこが分かれば自立していけるのではないかと思う。

 

(委員)

できるところから訪問するという視点も必要。企業の人も話してみたら協力してくれるところはあると思う。資金調達の仕方というのも団体の中で継承していくべきかと思う。

 

(委員長)

民間も活用して、団体を支援できるような仕組みがつくれればいいかと思う。

 

(委員長)

議題(2)令和7年度市民活動応援補助金(きらめき補助金)について説明願います。

 

〈事務局説明〉

 

(委員長)

(2)について、何かありますか。

 

(委員長)

確認させていただきたいのですが、今後は公開プレゼンにしていくことを検討しているということでよいか。

 

(事務局)

点数をつける部分は選考委員のみの部分になるが、プレゼンについては参考までにR5、R6の補助団体に対しアンケートを取ったところ、公開したくないといった団体がいなかったので公開としていきたいと思う。

 

(委員長)

去年もそういう意見はでていたので、公開といった形で広げていければと思う。会場についてだが、他の団体も参加するのであれば大きな会場が必要ではないか。

 

(事務局)

例年の会議室にプラスして、拡張できる部屋があるので、そちらも確保しておきたいと思う。

 

(委員長)

ひかりとかがやきの区分について、ひかりで補助を受けてからかがやきに移って、1~5回まで補助を受けることもありうるという認識でよいか。

 

(事務局)

お見込のとおり。

 

(副委員長)

きらめき補助金の手引きの謝金の箇所についてはあくまでも参考か。

 

(事務局)

お見込のとおりで、市の研修ではこのような支払形態になっているといった例として出している。

 

(委員)

ひかりとかがやきの区分の表について、「この事業は、費用の一部を補助金で支援する制度です。事業の参加費を徴収したり、寄付金を募るなど、自主財源の確保を行い、補助金交付終了後も事業継続に努めてください。」といった部分がひっかかる。ひかりからかがやきに移り、事業を継続していく際には、この部分をしっかりと伝えていく必要があると思う。そうしないと、いつまでも補助金をあてにして自立ができなくなってしまう。5年というと団体として疲れてくるところで、補助金が切れたところで終わりとなってしまうと思う。

 

(副委員長)

「同事業で複数回補助金交付を希望する場合は、前年度と比較し、事業を発展させ、活動を軌道に乗せるための取組みがされていることが前提になります。」という記載がある。かがやきは「事業」に対して5回までなので、他市と比べると手厚いように見えるが最後の年は75%が自主財源になるので、「軌道に乗せるための取組み」といった点も選考会でしっかり見ていくように選考委員にはお願いしたい。

 

(委員長)

今年もきらめき補助金選考会には選考委員以外もできるだけ参加するという形でよいか。

 

(事務局)

選考委員以外は報酬なし・任意での参加になるが、できるだけ参加いただければと思う。

 

(委員)

選考委員になっている委員には1年に1回しかない仕事なのだから、しっかり出席してもらうようにお願いしたい。責任を持ってお願いしたいと思う。

 

(事務局)

事故やケガ、親族の不幸等の突発的なものは仕方がないが、それ以外については、あらかじめ数か月前に日程を決めているので、選考委員には出席いただきたいと思っている。

 

(副委員長)

団体への意見や質問については、審査に影響が出ることも考慮し、選考委員のみとするのがいいと思う。選考委員以外の委員については、質問権はないが、市内で活動している団体を知るといった意味で積極的な参加をお願いしたい。

 

(事務局)

選考委員以外の意見については、事後アンケートといった形でいただくのもいいかと思う。

 

 

 

(委員長)

次に議題(3)令和6年度報告書の作成について説明願います。

 

〈事務局説明〉

 

(委員長)

(3)について、何かありますか。

 

(副委員長)

他市の事例だが、2年任期の委員会の場合は1年目の終わりには中間報告として議論したことを書きだしたメモ程度でまとめ、2年目の任期最後の報告では中間報告をもとにプラスして書くというのを経験している。それがノーマルな形だと思う。

 

(委員長)

それでは今年は、これまでの委員会で話し合った内容を列挙し、皆で意見交換をするといった形でよいか。

 

(事務局)

会議録があるので、これまでの会議で上がった課題等をピックアップしたものをまとめ、それについて追加があれば出していただくといった形で書面で行うことを考えている。

 

(副委員長)

これまでは枝(課題)を洗い出し、枝葉(具体的な内容)を出していただき、それをまとめる作業をしていたが、今年は枝のみまでなので、事務局の案でいいかと思う。12月半ばくらいまでに事務局から課題をまとめたものを送り、他委員の意見を伺い、それを1月に整理し、再度皆さんに照会をし、最終案としていければと思う。今の課題として捉えられるものを羅列する形でいいかと思う。改めて対面で会議が必要かどうかを議論したい。

 

(事務局)

来年度の1回会議(5月)で市長へ報告とするなら、きらめき選考会(3月)の際に委員が集まる機会があるので、そこで1度対面で意見交換とさせていただけば、また改めて委員が集まる必要もなく皆さんにとっても良いかと思う。

 

(副委員長)

それはとてもいい案だと思う。

 

(委員)

意見がなかったらないで良いが、考えたというのが分かる形で皆さんには出していただきたいと思う。昔は3回報告書作成部会をやって、考えて、考えて作成していた。それを軽減するというのは今の時代に合っているとも思う。ただ、考えて、考えた結果、やっと市民活動がよくわかりましたという委員さんもいるので、考えるということはしてほしい。書面以外に一度は皆さんで話す機会も必要かなとは思う。市民活動は事務的なものではなく、いろいろな人との関わりの中でやることだと思うので、市民活動推進委員会の一員として考えるということをしてほしい。

 

(事務局)

選考会の日に報告書に関する意見交換を行うとすると、選考会の前。選考会の開始時刻を遅らせて、その前に話し合っていただく形になるかと思う。選考会の必要時間は応募団体数にもよるので、それが確定するのは1月中旬になる。時間的に難しい場合は改めて別日で調整させていただきたい。

 

(委員)

それを今決める必要はないと思うので、何かしら機会を作っていただければと思う。

 

(事務局)

承知した。まずは事務局で課題を洗い出し、皆さんに意見照会する。集まったものを副委員長へ共有し相談させていただく。あとは集まる日を選考会の日とするか別日とするかは今後決めていくということでよいか。

 

(委員)

異議なし。

 

(委員長)

次に議題(4)その他について説明願います。

 

〈事務局説明(今年度のきらめき補助金交付団体の進捗状況の共有)〉

 

(委員長)

具体的な団体とのやり取りは密接にやっていただいているのか。

 

(事務局)

電話、メール、対面で行っている。事業の遅れや変更については、一部の団体は下半期で調整、一部団体は変更申請といった形で対応したいと思う。

 

(委員長)

団体によっては忙しくて思ったように進められないといったこともあると思うので、事務局から適宜アドバイスしていただくようにお願いしたい。

 

(事務局)

昨年度は年度末の報告段階で計画通り進んでいない団体があったため、今年度は活動実態が見受けられない団体の進捗状況等について確認を行っていくかたちで考えている。

3 閉会

(事務局)

これにて、綾瀬市市民活動推進委員会(第10期)第3回会議を閉会いたします。
長時間に渡り、お疲れ様でした。

この記事に関するお問い合わせ先

綾瀬市役所 市民環境部 市民活動推進課 市民共創・多文化共生担当(市民共創)
電話番号:0467-70-5640
ファクス番号:0467-70-5701

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