発達障害啓発週間について
4月2日から8日は発達障害啓発週間です
2007年に4月2日を世界自閉症啓発デーと国連が制定し、自閉症をはじめとする発達障がいに対する理解を広めるための啓発活動が世界的に行われています。日本でも4月2日から8日までを発達障害啓発週間として、発達障害者支援法に基づいた共生社会の実現を推進しています。市役所でも令和7年4月2日から8日まで1F市民ホールでパネル展を実施する予定です。

発達障がいとは
発達障がいは、脳の先天的、機能的、器質的な原因によって引き起こされた発達に関する障がいの総称です。発達障がいには、自閉症、アスペルガー症候群、その他の広汎性発達障害、学習障害、注意欠陥多動性障害、その他これに類する脳機能の障がいであってその症状が低年齢において発現するものと発達障害者支援法で定義されています。
発達障がいの中で、どれに該当するかの明確な診断は大変難しく、障がいごとの特徴がそれぞれ重なったり、年齢や環境により目立つ症状が違うため、診断された年齢によっても診断名が異なる場合もあります。大変個人差が大きいのも発達障がいの特徴と言えるかもしれません。
周りの理解が大切です
幼少期から空気が読めず、人と違う行動をしてしまう、スケジュール管理や時間が守れない、忘れ物が多いなど、ちょっと頑張ればできそうなことができず、周囲から怒られたり、「なぜ自分はダメなのか」と自分を責めて自信をなくしてしまうことがあります。大人になってから、「自分は発達障がいなのでは」と気づき、医療機関を受診する方も少なくありません。
周りの方が、その人の特性を理解することが大切です。苦手な部分ばかり目についてしまいがちですが、得意なことや魅力にも目を向け、その方にあった支援をすることで、自分らしさを発揮して生活がしやすくなります。
早期発見・早期支援が大切です
人にはそれぞれ個性や特性があります。発達障がいの特徴を持つ人も少なくありません。生活のしづらさや気になる症状があったら相談をしてみてください。
- 障がい児者相談支援センター:0467-77-1118(平日8時30分から12時15分、13時から17時)
- 児童発達支援センターもみの木園(未就学児):0467-76-6770(平日8時30分から17時)
この記事に関するお問い合わせ先
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更新日:2025年02月25日