県指定文化財 神崎遺跡出土品

更新日:2023年02月01日

ページID : 552
  • 指定日:平成14年2月12日
  • 指定内容:土器及び土器片類一括、石器、金属器、土製品
薄手で簡素に作られている高坏や壺型、鉢型の5種類の弥生土器の写真

神崎遺跡出土土器

 神崎遺跡からは、弥生時代後期(今から約1800年前)の土器・石器・鉄器・銅鏃・土製品などが出土しました。出土した土器の95%から、東三河・西遠江(現在の愛知県東部から静岡県西部)の特徴が確認されました。また、球形の土製品や銅の矢じりなど、東海地方の影響が見られる遺物が多く確認されています。出土品だけではなく、遺跡内で検出される住居跡の形も、東海地方以西でよくみられる、短軸上に炉がある住居です。
これらのことから、神崎遺跡は、東海地方から移住した人々のムラだと考えられています。
 神崎遺跡から出土した文化財は、東海地方から人々が集団で移住したことを示す資料として評価され、平成14年2月12日に神奈川県の県指定文化財に登録されました。

 現在、出土遺物は、神崎遺跡資料館で展示しています。

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綾瀬市役所 市民環境部 生涯学習課 市史文化財担当
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