市指定文化財14 びわみ堂遺跡出土の板碑

更新日:2023年02月01日

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びわみ堂遺跡出土の板碑

びわみ堂遺跡出土の板碑は、埼玉県秩父産の緑泥片岩を加工して作られた供養塔です(現代だと墓の卒塔婆に該当する)。銘文があり、造立年が解る板碑の中で市内最古の、「嘉元三年(1305年)造立の板碑」が出土しています。板碑は室町時代中期には造られなくなることから、中世の信仰を考えるための貴重な資料となっています。
県内の板碑は石材と形状から三系統に分けられますが、びわみ堂で出土した板碑は武蔵型に属するものでした。

梵字が刻まれている武蔵型の板碑の写真

嘉元3(1305)年銘の板碑の画像

表面には梵字がぎざまれ、下の部分が尖っているの板碑の写真

康応2(1390)年銘の板碑

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