令和7年度第1回綾瀬市社会教育委員会議(令和7年8月8日開催)
審議会等の名称
令和7年度第1回綾瀬市社会教育委員会議
開催日時
令和7年8月8日(金曜日)午後1時45分から午後4時5分まで
開催場所
綾瀬市役所 6階 J6-1会議室
議題
(1) 令和7年度生涯学習課主要事業の進捗状況について
(2) 第56回関東甲信越静社会教育研究大会神奈川大会について
出席者
委員
- (議長)澁谷 敏夫
- (副議長)増田 岩男
- 小林 美香
- 長沼 康江
- 高木 徹
- 谷田 健雄
- 岡田 真一
- 川村 和子
- 矢島 由美
傍聴者数
0人
内容
内容は、要点報告です。
議題(1)令和7年度生涯学習課主要事業の進捗状況について
議長:それでは、議題(1)令和7年度生涯学習課主要事業の進捗状況について、事務局より説明をお願いいたします。
事務局:(生涯学習課長より、地域家庭教育講座、家庭教育アドバイザーによる講演等、地域学校協働活動事業、綾瀬市学校施設の開放(特別教室棟)、お届けバラ講座、社会教育関係団体への補助金について説明)
議長:事務局の説明が終わりました。委員の皆さん、御質問はございますか。
委員:特になし
議長:御意見・御質問が無いようですので、続いて、議題(2)に進みます。
議題(2)第56回関東甲信越静社会教育研究大会神奈川大会について
議長:それでは、議題(2)第56回関東甲信越静社会教育研究大会神奈川大会について、事務局より説明をお願いいたします。
事務局:(大会概要や、綾瀬市担当業務、希望分科会、当日の交通手段等について説明)
議長:当日の参加する分科会の希望について決めましょう。
事務局:分科会の内容について補足しますと、第1分科会は「地域の教育力の再生と社会教育委員の役割」をテーマとしており、第3分科会は「家庭教育支援」をテーマとしています。どちらも近年の地区研究会の内容と同様の部分もありますが、内容や発表方法等が非常に良かったと聞いております。また、本市社会教育委員会議は家庭教育と社会教育が主な議題となっておりますので、第1、第3分科会か、「地域学校協働活動」をテーマとしている第5分科会あたりが良いのではないかと事務局の方では考えておりますが、どの分科会も学びがあるかと思いますので、第1・3・5分科会以外を希望されても構いません。皆様の御意見をお聞きできればと思います。
議長:第1分科会の海老名市の発表を聞いた委員さんに聞きたいのですが、海老名市の発表はどうでしたか。
委員:とてもためになる内容でしたが、一度聞いたことがあるので別の分科会を希望したいです。
議長:第3分科会の寒川町の事例発表も良かった記憶がありますが、どうでしょうか。
委員:寒川町の発表も良いとは思いますが、分科会の説明資料に記載してある「弱みを強みに小さな町の挑戦」といった文言に惹かれましたので、第2分科会が良いと思います。また、聞いたことのない事例発表を聞きたいため、第5分科会を第2希望としたいです。
委員:私も第2分科会を第1希望としたいです。
議長:では、第1希望を第2分科会、第2希望を第5分科会として良いでしょうか。
委員:(異議なし)
議長:では、事務局からそのように申込みを行ってください。他に委員の方から何かありますでしょうか。御意見・御質問が無いようですので、続いて、情報交換に移ります。事務局から一括で説明をお願いいたします。
情報交換
事務局:((1)令和7年度神奈川県社会教育連絡協議会会議等の日程について、(2)生涯学習推進プラン後期実行計画の策定について、(3)第4次綾瀬市子ども読書活動推進計画の策定について、(4)公共施設再編事業について、(5)あやせ目久尻川歴史文化ゾーン構想の推進について、(6)その他)
議長:ただいま、事務局より報告がございました、情報交換(1)令和7年度神奈川県社会教育連絡協議会会議等の日程について、出席者を決定したいと思います。
委員:(情報交換(1)令和7年度神奈川県社会教育連絡協議会会議等の日程について、出席者決定)
議長:情報交換(4) 公共施設再編事業について、事務局の説明中に委員から「(北の台コミュニティプラザの利用料金について、値上げ後の金額が)高い。」という呟きが聞こえてきましたが。
委員:500円から950円への変化は大きいように感じ、思わず声に出してしまいました。こちらについて、詳細を教えてください。
事務局:貸室の料金につきましては、部屋が広いほど高額になります。今回お話いただいた北の台コミュニティプラザの多目的交流室と北の台地区センター第1会議室は100平方メートル以上ある部屋ですが、その広さ等から計算すると、本来1,000円以上利用料金として徴収しなければいけないものでした。当時(平成25年以前)は250円で貸していましたが、いきなり1,000円へ値上げをしてしまうと、市民の皆様の御負担が急激に増えてしまうため、段階的に値上げ(激変緩和)を行うべく、平成25年10月に一度500円へ値上げを行いました。「値上げは、最大でも2倍。500円以上の場合は最大でも1.9倍…と段階的に行う」といったルールがございますので、250円から500円へ値上げを行い、今回のタイミングで500円から950円へ1.9倍の値上げを行う予定となっております。
議長:このように理由があって、しっかり計算方法があって決まっているというのは興味深いですね。今回の施設は、従来の地区センターに自治会館機能が加わった複合施設とのことでした。自治会が利用する際、法令等で禁止はされていないので、飲酒を伴う場合もあるかと思います。そういった点については、飲酒が好ましくない各施設の管理者と飲酒を行いたい利用者とで折り合いをつけていくしかありませんが、若干心配に思います。
事務局:自治会と公民館の出入口を別に設ける、シャッターでセキュリティを確保する等しているため、基本的には自治会のルールで利用できるようになっていますが、自治会側には総会を行えるような大きな部屋はないため、そういった場合は公民館の部屋を予約して使用していただく必要があります。公民館での飲酒は原則禁止としておりますが、現在の公民館での運用ルールに則ると、公民館の部屋を使う場合の自治会の飲酒につきましては、利用者の自己責任で乾杯程度であれば可能かと思います。
議長:何か事件があったら、人は、市の施設での出来事というだけで「市に責任がある」と思ってしまいます。少し話は変わりますが、キャンプ場を例に挙げますと、昔は自由に色々なことができていましたが、使う人がだらしなく、どんどん規制が厳しくなっていってしまいました。自由であることは責任を持つということであると思います。こういったことを学んでいくことが社会教育ではないでしょうか。また、規制が生じた原因が利用者の使い方にあったとしても、規制がかかると利用者には不満が生まれます。こういったところもまた難しいですね。
事務局:議長のおっしゃるとおりだと思います。「北の台コミュニティプラザ」は複合施設ということで、様々な方々の利用が予想されますが、利用者個人の都合だけで利用されてしまうと、他の利用者に影響が出てきてしまいます。そのあたりは利用者同士、「お互いさまの理解」で施設を使っていただければ、施設管理者としても、ある程度までルールを緩和できるのではないかと思っております。また、本施設は元々児童館のような側面も持つため、子どもの利用もあるかと思います。先程のお話にあった飲酒している大人とたまたま遊びに来た子どもの利用が重なる場合もどうかという問題も考えられますが、そういったことがないように、利用する時間帯を変えていただく、利用する部屋の近くの部屋も併せて予約していただく等も検討しております。
議長:話は変わりますが、社会教育と関連しまして、私の活動について例を挙げます。地面へ直に火を焚くことは神事以外は禁止されていますが、ドリームプレイウッズでは、火を焚く「ハマラカ祭」というお祭りを開催するために、ドリームプレイウッズの敷地内でお祈りを行い、それを神事として、消防に届け出を出しています。こういった知恵の絞り方(捉え方を変えること)は、社会教育にとっては重要なことであると思います。
議長:情報交換(3)第4次綾瀬市子ども読書活動推進計画の策定について、資料に記載の「読書が好きな児童・生徒の割合」を見ると小学生は高くなっており、中学生は低くなっています。スマートフォンをはじめとして様々な方法で情報を得られるようになったため、中学生は下がったのだと思いますが、小学生の割合を上げることは難しかったと思います。今後も目標に向かって1つずつ着実に取り組んでもらえればと思います。
議長:他に委員の方から何かありますでしょうか。
委員:情報交換(5)あやせ目久尻川歴史文化ゾーン構想の推進についての説明にありました宮久保遺跡について、教えてください。昨年、綾瀬西高等学校の文化祭で取り上げられていましたので、学校の方へ「宮久保遺跡を見学したい」とお電話したところ、「保護者等の関係者以外は見学ができない」とのことで、見学ができませんでした。今年は一般に開放する予定等はあるのでしょうか。
事務局:宮久保遺跡は綾瀬西高等学校の敷地にありますので、一般開放等につきましては学校の判断となります。実物を見学することはできませんが、学校の周辺に、生涯学習課の方で作成した宮久保遺跡の案内看板がありますので、そちらを御覧いただければと思います。
委員:学校内にあるため一般開放が難しいこと、公開については学校の判断になること、承知しました。昨年、私も含め知人と「遺跡が見れなくて残念」と話していたところでしたので、お聞きしました。ありがとうございます。
委員:確か、学校内に遺跡から発掘されたものの一部が展示されているコーナーがあったかと思います。以前、綾瀬西高等学校の先生に伺った際、「おそらくあると思うが…」といった反応でした。宮久保遺跡も非常に重要な遺跡であると思いますので、もう少しPRできれば良いなと思います。
事務局:遺跡から発掘されたものの中には、奈良時代に物流で鎌倉へ行き来していた記録が墨書きで残っていました。なぜ綺麗に残っているのかというと、目久尻川が近くにある湿地にあり、水の中で真空パックの状態で保存されたためとのことでした。
議長:木場で保存している丸太と同じ原理でしょうか。丸太を水につけておくと割れにくい丈夫な柱になります。竹の粉末等、乾燥させた植物にはカブトムシの幼虫が集まってくるので、乾燥しているより水に濡れている状態の方が虫が寄り付かず保存状態が良くなりそうですね。
議長:他に委員の方から何かありますでしょうか。
副議長:先ほど「情報交換(3)第4次綾瀬市子ども読書活動推進計画の策定について」にて、子どもたちの読書について説明がありました。このことについて、現役の小学校長である委員にお聞きしたいことがあります。平成14年の校長会で、子どもたちに文字を読んで考える力をつけてほしいという思いから朝読書を取り入れる動きがあり、その後、市内の全小・中学校で朝読書が始まりました。現在、学校の方で朝読書はされているのでしょうか。
委員:朝の活動にてモジュール学習等が始まったことがあり、正直なところ、朝読書の回数は減ってしまっていますが、今も朝読書を大切にしていこうといった動きは残っています。また、教育委員会の方で各校に学校司書が配置されていますが、学校司書が子どもたちが楽しく過ごせる図書室をつくってくれたり、イベントを開催してくれたりしています。朝読書に限らず、子どもたちが本に触れる機会がなくならないように、学校の方でも努力しています。
副議長:学校・家庭・地域が一体になって、子どもたちが読書を好きになれるような取組みをした方が良いと思い、お聞きしました。ありがとうございます。
議長:他に委員の方から何かありますでしょうか。以上で提出された議題は全て終わりました。副議長、閉会の挨拶をお願いします。
副議長:このあと前回会議同様、任意参加での勉強会を開催予定です。社会教育について考えたり、令和9年度に本市で開催する地区研究会の内容について決めたり等しますので、お時間のある方は、このあともぜひ参加をお願いいたします。それでは、これをもちまして、令和7年度第1回社会教育委員会議を終了いたします。
以 上
この記事に関するお問い合わせ先
- 綾瀬市ホームページをより使いやすくするために、皆様の声をお聞かせください。
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更新日:2025年08月15日