令和6年度第2回綾瀬市生涯学習推進審議会(令和6年9月26日開催)

更新日:2024年10月17日

ページID : 18624

審議会等の名称

令和6年度第2回綾瀬市生涯学習推進審議会

開催日時

令和6年9月26日(木曜日)午後1時30分から午後4時まで

開催場所

中央公民館3階 講堂

議題

(1)令和5年度図書館事業の報告について

(2)令和6年度図書館事業の経過報告について

(3)令和5年度図書館指定管理者の評価について

(4)令和5年度公民館事業及び文化会館事業の報告について

(5)令和6年度公民館事業及び文化会館事業の経過報告について

(6)令和5年度文化会館等指定管理者の評価について

出席者

委員

  • (会長)見上一幸
  • (副会長)中村真由美
  • 白井哲哉
  • 谷島 花
  • 佐藤和美
  • 古賀陽子
  • 山内敏子
  • 米島美穂子
  • 深澤利彰
  • 橘川 純子

事務局等

市民環境部長 他11名(指定管理者等5名含む)

傍聴者数

0名

内容

内容は、要点報告です。

・会長:それでは、議題に入ります。議題(1)「令和5年度図書館事業の報告について」と議題(2)「令和6年度図書館事業の経過報告について」図書館指定管理者より説明をお願いします。

・図書館指定管理者:(議題(1)「令和5年度図書館事業の報告について」と議題(2)「令和6年度図書館事業の経過報告について」図書館指定管理者より説明。)

・会長:図書館指定管理者の説明が終わりました。何か御意見や御質問はございますか。

・委員:3点の質問と1点の確認をさせていただきたいです。まず一つ目ですが、資料の中に記載があった図書館内の子ども用の椅子の設置数を教えていただきたいです。

・図書館指定管理者:切り株がモチーフの椅子が3点、動物がモチーフの椅子が4点、少し大きめのソファが1点ございます。

・委員:ソファもあるのですね。

・図書館指定管理者:資料の写真には写っていないですが、子どもが少し寝転べるようなちょっとしたスペースに大きめのソファが1点ございます。

・委員:承知しました。2つ目の質問になりますが、多言語資料について、日本人の市民に向けたものであれば現在の形で良いと思いますが、「実際にその外国語を使う方へ向けたもの」という点を考えますと、まずは図書館内の案内を多言語表記にするなどの対応が必要ではないかと思いましたが、いかがでしょうか。

・図書館指定管理者:多言語資料コーナーの近くに「世界の絵本」という表示をしたり、「この本は借りることができます」という文章の表示の下に英語訳を表記するなど、外国人市民の方に向けた対応については実際に取り組んでいるところでございます。現時点では、まだ試行錯誤の途中でありますので、ぜひ委員の皆様からの貴重な御意見等を伺えましたら幸いでございます。

・委員:分かりました。ありがとうございます。3つ目の質問ですが、防犯カメラの設置についてですが、設置数などをお話できる範囲で構いませんので、教えていただきたいです。

・図書館指定管理者:防犯カメラは全8か所に設置しております。女性職員が多いことや夜間の開館時間なども考慮し、防犯対策として設置をしております。

・委員:ありがとうございます。最後ですが、御確認を1点させてください。市内の2つの商業施設に返却ポストを設置している件ですが、ポストへの返却数が伸びたとのことで設置した効果が十分にあったように感じましたが、今まで、本ではないものが投函されるなどの案件はありましたでしょうか。

・図書館指定管理者:ありました。商業施設によっては、子どもが自由に遊べるようなスペースの近くにポストを設置していただいていることもあり、子ども用のおもちゃのごみがポストの上においてあったことがありました。また、飲食スペースが可能なベンチの横にポストを置かせていただいている商業施設もありますが、ポストの中に買い物のレシートが入っていたことがありました。ただ、他に大きな被害等が起こった案件などは、現在までにはございませんので、引き続き注意しながら運用を進めてまいりたいと思います。

・委員:承知しました。ありがとうございます。

・会長:ほか御質問等はございますか。

・委員:令和5年度の実績報告の部分で、利用者数と貸出数の状況について話がありましたが、この数は電子図書館の利用数の数字も含まれているのでしょうか。

・図書館指定管理者:はい、含んでおります。

・委員:令和5年度の電子図書館の貸出数の減少が顕著にみられ、このことが図書館全体としての貸出数の減少につながっているのではないかと感じましたが、指定管理者側としてはどのように捉えていらっしゃいますか。

・図書館指定管理者:おっしゃるとおり、電子図書館の貸出数は減少がみられます。電子図書館を導入した当初は、近隣市でもまだ導入が進んでいない状態でしたので、綾瀬市の導入は早いものでありました。ですが、近年では県央自治体を含め、多くの図書館で電子図書館が導入されたことにより、綾瀬市の電子図書館の貸出数が減少しているものと思われます。

・委員:わかりました。ありがとうございます。図書館指定管理者よりも事務局側にお伺いしたいことになりますが、利用者アンケートにおいて、今一番図書館に必要なものとして読書室という回答数が多いですが、これは現在の図書館では本が読めないと言っていることと等しいのではないかと感じました。また、返却場所を増設してほしいという意見も多数ありますが、このことについては、指定管理者側で改善に向けた努力をしている部分ではあるとは思いますが、図書館で本が読めないから、本を持ち帰り、その本を返却する場所を増やしてほしいという意味にも考えられると思いました。

・図書館指定管理者:近隣自治体の図書館には、読書室という読書をする専用の静かな部屋が用意されていることが多いですが、綾瀬市の図書館にはそのような専用の部屋はなく、利用者の方が本を選んでいる中で読書をするスペースが用意されている、そのような状態が現状です。ですので、近隣市の図書館のように読書専用の空間があると良いと考えております。本館の2階に学習室がありますが、図書館のイベント等にも使用しますので、学習室として使用できない時間もあります。日ごろから学習室の利用率は高いため、利用者の方から学習室への御意見をいただく場面もありますが、読書専用の部屋がほしいという意見が多いのは事実です。

・会長:ありがとうございます。それでは、事務局より新しい図書館の基本構想の内容も含めまして、御説明をいただければと思います。

・事務局:新しい図書館の基本構想の策定を進めているところでございますが、空間が狭小であることは綾瀬市の図書館の課題であると捉えております。図書館部会の委員の皆様や市民の皆様方の声を吸い上げながら、構想の策定を進めており、引き続き、市民の皆様の期待に応えられるような新しい図書館の整備に向け、取り組んでまいりたいと思います。

・会長:新しい図書館の完成までしばらく時間がかかるので、現状でも、できるだけ改善を重ね、よりよい図書館が整備できると良いと思います。ほか質問等はございますか。

・委員:マタニティブックリストの作成というお話があったと思いますが、とても良い取り組みだと思いました。このリストの作成にあたり、選書については、どなたが行っていますでしょうか。

・図書館指定管理者:図書館の司書が行っています。

・委員:わかりました。ありがとうございます。

・会長:令和5年度の実績報告のなかで、神奈川県でははじめて、視覚障害者専用電子図書館「アクセシブルライブラリー」を開始したということですが、このことについて、もう少し詳細にお話をお聞かせいただければと思います。

・図書館指定管理者:このアクセシブルライブラリーの対象となる視覚障がいのある方へ、登録のアプローチはしているものの、なかなか数が増えないのが現状であり課題でもあります。障がいのある方に対する取り組みを行うにあたり、障がいのある方へのアプローチについての神奈川県の研修を職員が毎年受けたりもしています。この事業は、新しくチャレンジしたものでもありますので、令和6年度も積極的に取り組んでいきたいと思っております。

・会長:広報活動については、事務局からのサポートも必要かと思いますが、事務局の方から何か御意見などはいかがでしょうか。

・事務局:アクセシブルライブラリーが令和5年の5月に始まりましたので、それにあわせ、広報あやせへの掲載や各報道機関への情報提供を行いました。また、障がいのある方と接する庁内の部署である障がい福祉課へも情報共有を行い、視覚障がいのある方へアクセシブルライブラリーの利用が十分に広まるように取り組んでおりますので、引き続き、広報活動は継続していきたいと思っております。

・会長:図書館とも連携を図りながら、取り組んでいただければと思います。また、厚木基地の図書館との連携のお話がありましたが、厚木基地といえば、綾瀬市だけでなく大和市も関係があると思いますが、大和市では同じような取り組みはあるのでしょうか。また、読み聞かせのお話もあったと思いますが、日本の読み聞かせの方法とヨーロッパやアメリカの読み聞かせの方法は全く異なっており、双方の方法の良い面などについてお話をお伺いしたいです。

・図書館指定管理者:大和市については、綾瀬市と同じような連携を厚木基地と図っているお話は、現時点までには聞いたことがないです。我々としては、厚木基地のよいところを活かし、生涯学習課と基地政策課の協力のもと、交流ができればと思っております。厚木基地内の図書館の読み聞かせには2回ほど行きました。読み聞かせには、0歳~2歳児向けの読み聞かせと2歳児~4歳児向けの読み聞かせ、小学生向けの読み聞かせの3つのパターンがありました。小学生向けの読み聞かせは、毎週火曜日の14時から開催ということで、火曜日は学校が早く終わるので、それにあわせるような形で実施をしているとのことです。また、通常、読み聞かせは週に1回のペースで実施をしているとのことでした。0歳~2歳児向けの読み聞かせでは、最初の30分間は、歌を歌う時間や読み聞かせの時間、また踊ったりする時間も設けられており、館長を含め他のスタッフの方と4人ほどで対応をされていました。あとの30分間はおもちゃで遊んだりしていました。読み聞かせに来られている方としては、基地に勤めている方のご家族の方がご自身のお子さんと来られることが多く、基地の仕事は転勤が多いこともあり、いわゆるママ友のような関係性が築きにくい現状があるようです。そのため、読み聞かせの場はお母さん同士の交流の場、家族の交流の場としても機能しているとのことでした。読み聞かせの間にお子さんが立ったり、移動をしたりしていることがあったり、日本の読み聞かせの様子と比べて、自由な雰囲気が感じられ、大変勉強になりました。0歳児~4歳児向けの読み聞かせでは、参加していたお子さんの名前の頭文字のアルファベットのカードを使って、手遊びなどをしていました。

・会長:御説明ありがとうございました。ほか質問等はございますか。

・委員:(なし)

・会長:無いようですので、次の議題に進みたいと思います。それでは、議題(3)「令和5年度図書館指定管理者の評価について」事務局より説明をお願いします。

・事務局:(議題(3)「令和5年度図書館指定管理者の評価について」事務局より説明。)

・会長:事務局の説明が終わりました。何か御意見や御質問はございますか。

・委員:(なし)

・会長:無いようですので、次の議題に進みたいと思います。それでは、議題(4)「令和5年度公民館事業及び文化会館事業の報告について」と議題(5)「令和6年度公民館事業及び文化会館事業の経過報告について」文化会館等指定管理者より説明をお願いします。

・文化会館等指定管理者:(議題(4)「令和5年度公民館事業及び文化会館事業の報告について」と議題(5)「令和6年度公民館事業及び文化会館事業の経過報告について」文化会館等指定管理者より説明。)

・会長:文化会館等指定管理者の説明が終わりました。何か御意見や御質問はございますか。

・委員:令和6年度の経過報告のご説明の中で、実施した公民館事業の内容について公民館だよりの連載という項目がありましたが、いわゆる講座の開催といった公民館事業とは少し方向性が違う気がしますが、この点については何かお考えがありますでしょうか。

・文化会館等指定管理者:講座を実施することだけが公民館にとって大事なことと捉えているのではなく、このようなお便りを作成することも公民館事業の一つであり、講座と同様に十分に取り組む必要性があると考えております。

・委員:承知しました。ありがとうございます。

・委員:公式のインスタグラムを始めたそうですが、反応はいかがでしょうか。

・文化会館等指定管理者:現在、フォロワーは113人で、見せ方や投稿の方法などは模索中です。実際に講座に参加していただいた方に、インスタグラムを通して情報が伝わっていたかどうかまでは分かりませんが、引き続き取り組んでいきたいと思います。

・会長:ほか質問等はございますか。

・委員:令和5年度の事業を終えた時点で、事業担当の方と総括の時間を設けたと思いますが、事業内容等の振り返りなどの部分でどのようなお話をされましたか。

・文化会館等指定管理者:令和5年度は、障がいがある方に向けた事業、障がいがある方の周りにいらっしゃる方に向けた事業、障がいのある方とともに学ぶ事業に力を入れて取り組んでまいりました。現時点でも試行錯誤をしている部分もあり、反省点も多く感じておりますが、次年度以降も積極的にそのような事業に取り組もうとする姿勢や方向性を他職員と共有を図りました。少し足りなかった部分でいえば、高齢者向けの事業が少なかったことを会議にて共有しました。

・会長:昨年度に、公民館では、文部科学省から賞を授与されたかと思いますが、何か綾瀬市の公民館としての特徴やお話があれば、委員の皆様へ共有をお願いします。

・文化会館等指定管理者:昨年度、文部科学省「第76回優良公民館表彰 優秀館」を受賞しました。内容といたしましては、はじめて、聴覚障がいのある方向けの事業開催にあたり、関係各所との連携内容や試行錯誤した部分、事業を実際に開催した結果やいただいた御意見等を踏まえ、さらなる改善や新事業への展開へと繋げている旨を資料に記載いたしました。

・会長:ご説明ありがとうございます。それでは、次に進みたいと思います。事務局より議題(6)の「令和5年度文化会館等指定管理者の評価について」説明をお願いいたします。

・事務局:(議題(6)「令和5年度文化会館等指定管理者の評価について」事務局より説明。)

・会長:事務局の説明が終わりました。何か御意見や御質問はございますか。

・委員:(なし)

・会長:特にないようですので、議題(6)「令和5年度文化会館等指定管理者の評価について」は終了といたします。ありがとうございました。

・会長:続きまして、情報交換に移ります。情報交換(1)「綾瀬市図書館基本構想(案)及びその意見募集(パブリックコメント手続き)期間等について」から情報交換(5)「その他」について、続けて事務局より説明をお願いいたします。

・事務局:(情報交換(1)「綾瀬市図書館基本構想(案)及びその意見募集(パブリックコメント手続き)期間等について」から情報交換(5)「その他」について事務局より説明。)

・会長:事務局の説明が終わりました。情報交換について、何か御質問などはございますか。

・会長:図書館部会員の委員の皆様から、情報交換(1)「綾瀬市図書館基本構想(案)及びその意見募集(パブリックコメント手続き)期間等について」何か御質問や御意見等はございますか。

・委員:新しい図書館の面積の部分の変更についてですが、より市民ニーズを反映させた調整、構想の内容がより良くなった変更であると捉えております。

・会長:御意見ありがとうございます。ほか質問等はございますか。

・委員:(なし)

・会長:特にないようですので、続きまして、情報交換(2)「生涯学習推進プランの重点取組の評価について」何か御質問等はございますか。

・委員:(なし)

・会長:特にないようですので、続きまして、情報交換(3)「公共施設再編事業について」何か御質問等ございますか。

・委員:(なし)

・会長:特にないようですので、続きまして、情報交換(4)「第3期文化会館等指定管理者の募集状況について」何か御質問等ございますか。

・委員:共同提案とのことですが、2社で業務の分担などがされるのでしょうか。

・事務局:はい、そのような形になります。地区センターやコミュニティセンターの運営や維持管理は株式会社オーエンスが担い、文化会館側の業務は株式会社ケイミックスパブリックビジネスが担います。予定としては、公民館事業は株式会社ケイミックスパブリックビジネスが担う可能性がありますが、具体的な詳細については、今後検討や調整を進めてまいります。

・委員:文化会館の名称などは変更になるのでしょうか。

・事務局:来年度の4月からの名称については、現時点では明確にお答えできないのが現状でございます。

・会長:そのほか、御質問などはございますか。

・委員:(なし)

・会長:ないようですので、 本日予定しました議題はすべて終了いたしました。

・副会長:(閉会挨拶)

 

以 上

この記事に関するお問い合わせ先

綾瀬市役所 市民環境部 生涯学習課 生涯学習担当(生涯学習)
電話番号:0467-70-5658
ファクス番号:0467-70-5703

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