令和3年度観光アドバイザー事業
観光により地域経済を活性化させるために、本市の特色を生かした観光の創出や観光による市内消費拡大へ向け、観光に関する専門的な知見を持つ旅行会社等のアドバイザーから提案や助言を受ける事業です。本市の特色を生かした観光の創出や市内消費拡大へ向けた提案や助言をいただくことで、旅行会社の専門的知見を取り入れ、既存事業のブラッシュアップとともに新たな観光事業を創出することを目的としています。
令和3年度は、次の日程で9回の派遣を行いました。
日程
- 6月21日 新規事業ヒアリング
- 7月12日 ロケツーリズム事業ヒアリング
- 7月28日 あやせツーリズム事業(あやせトウモロコシWeeks)ヒアリング
- 8月19日 新規事業ヒアリング
- 10月11日 光・食・文化の祭典〜Ayase Base side Festival〜ヒアリング
- 1月23日 綾瀬ロケーションサービスシンポジウム視聴(オンライン)
- 2月21日 びゅ〜っとあやせヒアリング
- 3月 5日 びゅ〜っとあやせ視察
- 3月22日 新規事業ヒアリング
(注意) 本事業は、神奈川県川崎競馬組合の競馬事業収益金を活用して実施しました。
びゅ〜っとあやせに対する見解
過去の実施は1日開催であったが今回は約1か月の開催となり、いつでも参加できる方が良いというアンケート回答も多かった。スタンプの数も適当で、モデルコースを参考にルートを決めた参加者も多く、スタンプラリーとしては成功といえる。一方、市内在住者が約8割を占め、無料レンタルを利用せずに、自身の自転車や徒歩でまわられている方が多く、市外の方へのPRが不足していると感じた。今後できる道の駅などで外部の方が気軽にレンタルできる仕組みを構築していくことと初めての方でも分かりやすい地図を用意するなどの工夫が必要である。
ロケツーリズム事業に対する見解
「どこにでもある風景」という特徴を活かしたロケ地プロモーションは、製作者にとって非常にありがたく、実際にかなりの誘致活動が行われている。「ここは何処だろう?」という興味を視聴者がもてる機会にもなるので、今後も継続していくと同時に、出演者からのSNSを利用した情報発信も加わると非常に効果的だと考える。今回は中止となったが、ロケ地巡りツアーも是非継続的に開催し、定着させていくことが重要である。
あやせトウモロコシWeeks事業に対する見解
希少価値のある「菜速あやせコーン」は、情報だけでも興味がわくコンテンツである。新型コロナウイルス感染症の影響で、トウモロコシを使った料理を提供する飲食店を巡るスタンプラリーや「もぎ取り体験」の実施は見送られたが、次年度以降も継続する事業と考える。過去にふるさと納税の返礼品として利用した際に申込数が4件と少なかったとのことだが、横浜市の様に収穫体験とセットにするなど工夫も必要である。
光・食・文化の祭典〜Ayase Base side Festival〜に対する見解
令和2年度及び令和3年度は新型コロナウイルス感染症の影響により中止となっているが、令和元年度まで計5回開催されており、市外からの割合も増加傾向にあったことから、イベントの認知度は高いと感じられる。間隔が空いているが、綾瀬市民の開催への期待は高いと想像できるので、基本的なプロモーション手法は同じで、感染対策を万全にした「安心・安全なイベント」であることを中心に展開していくことが望ましい。運営も実行委員会形式をとっており、関係団体の協力を得やすく、小回りもききやすいと感じられるが、コロナ禍で協賛金を集めることに苦慮する事も想定される。市民の期待も高いことから、クラウドファンディングによる支援をお願いしていき、市民のイベントとしてより定着させていくことも一案ではある。
この記事に関するお問い合わせ先
- 綾瀬市ホームページをより使いやすくするために、皆様の声をお聞かせください。
-
更新日:2023年03月30日