令和8年度第2回綾瀬市総合計画外部評価委員会(令和8年7月27日開催)
審議会等の名称
令和8年度第2回綾瀬市総合計画外部評価委員会
開催日時
令和8年7月27日 13時30分~16時30分
開催場所
綾瀬市役所 1階 J1-1会議室
議題
外部評価について
- 育てる1 笑顔あふれる親子が育つまちプロジェクト
- 稼ぐ3 あやせ農場プロジェクト
出席者
委員6名 諸坂職務代理、川崎委員、須田委員、亀ケ谷委員、澁谷委員、奥本委員
事務局 企画課2名、こども家庭センター4名、農業振興課2名
欠席者 羽田委員長、小池委員
傍聴者数
0名
内容
内容は要点報告です。
(1)議題 外部評価について
【育てる1 笑顔あふれる親子が育つまちプロジェクト】
(主管課より資料に基づきプロジェクト概要及び一次評価結果を説明。企画課より二次評価結果を説明)
委員:対象は0歳から就学前の子どもか。近年、対象となっている子どもは何人ほどか。
こども家庭センター:対象は0歳から5歳まで。1学年400人~600人ほどなので、合計約3,600人が対象。
委員:そのうち参加しているのは何人か。
こども家庭センター:延べ人数になるが、年間約1万8千人。
職務代理:全体の人数に対して何割の子どもや保護者が利用しているのか。
こども家庭センター:3歳以上になると減るが、0歳から2歳でいうと3分の1ほど。
委員:保育園や幼稚園との関連性は。
こども家庭センター:保育園や幼稚園でも、親御さんとお会いしたときに、子育ての支援をしている。子育て支援センターでは、保育園や幼稚園に通えない方も対象にしている。また、保育園等では地域子育て相談機関を設置している。
職務代理:保育園・幼稚園と子ども家庭センターと地域子育て相談室でお互いに緊密な情報共有しながら、連携しているという認識でよいか。
こども家庭センター:個人情報の共有はできないが、イベントや行事、事業の共有はしている。
委員:在園している子どもでも、親が休みの日などに子育て支援センターに遊びに行っているということは聞いたことがある。子育てに対する困りごとなどの相談に加えて、こども家庭センターには保健師もいるので、違う面で相談している。個人の情報共有は難しいが、保育園に通っていてもこども家庭センターを活用している人もいる。
委員:数年前まで、そのような支援はあまりなかった。当時は自分でサークルを立ち上げて、市からの情報を入手していたが、そういう手段がない方がおり、団体で公園に行くと孤立している親子を見かける。そのような人に声をかけるとほとんど参加してくれる。母親にとって一番つらいのは孤独だと思う。仲間の作り方がわからない人も巻き込んでいけるよう、気軽に入れる組織があると良いと思う。取り組みの方向「地域の子育てネットワーク形成」のSTEP2に「市内を拠点に子育て支援活動を行う新たな市民団体が立ち上がった。」と記載があるが、市民団体は何団体あるのか。また、市としてどこまで配慮をしているのか。
こども家庭センター:市民団体は6団体あり令和7年度は1団体が立ち上がっている。
委員:5歳くらいまでの子どもがいる保護者から立ち上げられた団体で、5歳を過ぎるとその団体に参加されていた保護者が団体から抜けてしまうことが結構あると思う。活動されている団体の悩みを聞き出してアドバイスをするなどの対応状況はいかがか。
こども家庭センター:子どもが大きくなると違う団体に行くなど、子どもの年齢に合わせて参加する団体を変えている人が多い。団体の悩みについては、年に1回子育て支援連絡会を開催しており、そこで1年の活動内容や悩みの共有をして市としてのアドバイスはもちろんのこと、成功事例なども共有していただいてサークルのリーダー同士で意見交換の場を設けている。
委員:綾瀬市の子育て施策は充実している。対象であるが参加していない残りの3分の2の人にも情報が届くよう、SNS等を活用して周知を徹底してほしい。
職務代理:家庭内に祖父母がいる等、既に子育てについて十分に熟知している家庭もある。子育ての情報がほしいと思っているが届いていない人をどれくらい救えるかというところがポイント。先進的な事業と思うが、STEP3まで進んでいるところについて評価するべき。動画ではかなり参加人数が多いように見えた。毎回あのくらいの人数が集まるのか。
こども家庭センター:動画の人数は参加人数が一番多いときのものなので、毎回あの人数が集まるわけではないが、極端に人数が少ないというわけでもない。コミュニケーション講座から育児講座にステップアップして参加していただいている。
職務代理:どれくらいの頻度で開催しているのか。
こども家庭センター:5回のコースで、前期と後期で年に2回開催している。
職務代理:イベントを開催する際に取るアンケートについて、アンケートの結果から項目を取り上げて事業評価を行い、自分たちで反省点を見つけることで、新たな気づきを得ることができる。アンケートの意見を踏まえて、来年度の事業に向けて検討している改善策は何かあるか。
こども家庭センター:もともとは平日に育児講座を開催していたが、アンケートの中で、子どもが幼稚園に入っている場合は平日に参加できないという意見があり、2回あるうちの1回を土曜日に開催することとした。
委員:幼稚園や保育園に入れない人はどれくらいいるのか。
こども家庭センター:令和7年度の待機児童数は4人。ただ、全員が希望する幼稚園や保育園に通えているわけではない。
職務代理:かなり進捗しているように感じたが、今後もさらに取組みを進めていただきたいので、B評価とする。
【稼ぐ3 あやせ農場プロジェクト】
(主管課より資料に基づきプロジェクト概要及び一次評価結果を説明。企画課より二次評価結果を説明)
委員:農業者の高齢化が著しい。目標に対して実数が現実からかけ離れている。さらに、カウントされている人の中でも大きな畑を管理している人は少ない。
職務代理:高齢者108人というのは、何歳以上を指しているのか。
農業振興課:65歳以上である。
職務代理:65歳未満の人数が一気に下がる。1番働き盛りの30代40代は1ケタという状況。綾瀬市にとっての農業はどういった位置づけなのか。職業選択の自由がある中で、後継者がいなくて困っている人を支援するのは良いと思うが、後継者がいない場合にどうするのかは農業者本人が考えることであり、第三者が農業を続けることを強制させることはできない。後継者不足を解消させることが目的ではなく、後継者がいなくて困っている人を支援するための施策だと思う。となると、綾瀬市にとっての農業とは何か。やろうとしていることは理解できるが、税金を使って実施する公共事業として、なぜ農業者だけを支援するのか。綾瀬市にとって農業は基幹産業であるのか。
農業振興課:農業については、自給自足という面からも、しっかり進めていく必要があると考えている。後継者については、今一生懸命やってる方がたくさんいるので、そういった方に対して支援をしていく必要があると考えている。
職務代理:あやせ菜速コーンはブランド化にも成功しているということで、メディアにも取り上げられているが、売り上げは順調なのか。
農業振興課:売り上げの方は非常に良く、1か月半という短い販売期間だが、農家にとって十分に高い所得収入があると伺っている。
職務代理:なぜブランド化に成功したのか。
農業振興課:もともと綾瀬市内には「ゴールドラッシュ」という品種のトウモロコシがあった。農協のトウモロコシ部会には、このトウモロコシを市場に出すために熱心に栽培している方々がおり、そうした方々の取組みの中で、少しでもモデルケースとして付加価値をつけ、地域の1つの特徴としてブランド化を進め、市場に出していくという目的があり、成功した。
職務代理:その他の野菜についてはブランド化が難しいとの話があったが、その他の野菜で綾瀬市内で生産量が多い野菜は何か。
農業振興課:ブロッコリーやレタスがあるが、1度の買い物で多く買う人はあまりいないので、農家としてもその他の野菜のブランド化は難しいだろうという思いがある。
職務代理:ブロッコリーやレタスは他の地域でも栽培していると思うが、綾瀬市産のブロッコリーや綾瀬市産のレタスは他の土地と比較して、何か差別化できるものはあるのか。
農業振興課:レタスでは、新鮮さが一番重要であると考えている。綾瀬市は良い立地であると思っている。夜中に採って朝出荷すればその日中には店頭に並ぶ。地方から来るものはビニールか被っているものが多いが、新鮮さが損なわれることがある。ブロッコリーについても新鮮さが重要であると考えているが、小ぶりのものが美味しいとされている。また、光合成すると糖度が下がるので、夜中の内に栽培して出荷するようにしている。
職務代理:そこの認知度は低いのか。
農業振興課:消費者の方々から高評価をいただいており、現状の生産量では足りないような状況であるが、増やすのが難しい。増やすためには、人手不足や後継者問題などで、現在の耕地面積の中で栽培してるものについては、全てが市場で足りていない状況。
職務代理:耕作放棄地が減ってる状況だが、なぜか。
農業振興課:利用集積と言って、今はもう使ってないところを新たに貸すような取組みを行っている。遊休地についても、地権者や所有者を含めて話合いをしている。荒廃農地についても、農業委員の方に荒廃農地の所有者のもとに伺っていただいて畑として復元していただくという話をずっとしている。
職務代理:貸し手と借り手のマッチングは難しいのか。貸したい人はいるが、借りたい人がいないという認識か。
農業振興課:自分が高齢になって、草むしりなどの畑の維持ができないので、貸したいと思っている方がいるが、借り手も同じ状況なので、これ以上増やせないという声があり、なかなかうまくいかない状況。若い方も相談には来られるが、要望に合ったものの提供ができないことも理由の1つにはある。
委員:市役所で地産地消フェアを行っているが、利用者が市内から来たのか、市外から来たのかは確認したのか。
農業振興課:地産地消フェアは令和7年5月から毎月実施している。当初は市場ではなく、庭先やJRグリーンセンターで売っている方々の販路拡大や直売所のPRも目的として実施していた。菜速コーンとは別で実施しているものであり、多い時では300人~400人ほどの方が来られている。3時間という短い時間で実施しているが、売り上げも良く、市民の方からも好評をいただている。また、綾瀬市産の野菜をPRするために市外の方への呼びかけも行っており、土日のイベントにも参加して平日に来られない方にも利用していただけるよう、工夫しながら、市の野菜をPRしている。
委員:若い人たちにとっては、稼げるかどうかが重要となってくる。綾瀬市の気候に合った、収益性のある野菜や果物を調べる必要があると思う。
農業振興課:JAさがみの中にも、野菜を作って市場に出すために部会というものがある。トウモロコシやブロッコリー、ナス、ネギ、里芋等が綾瀬市の気候にあったものであると理解している。また、イチゴについては、ハウス栽培になるので、土地柄や気候はあまり影響がないと思うが、ハウスも建設費用等の導入費用がかかるので、農家にとってはなかなか参入しづらいと考えている。上土棚には高台があり、風通しが良いので、少しづつ農家が出てき始めている。綾瀬市には果樹部会があるので、ブドウやナシなどはそこで栽培されている。
職務代理:メディア戦略は何か行っているのか。有名なパティシエが綾瀬市産の果物を使って何か作ってSNSで発信するなど。
農業振興課:行っていないが、機会があればぜひ挑戦したい。
委員:やはり一番の課題点は稼げないというところ。耕地面積から考えて、どれくらいの所得があれば生活できるのか。就農育成支援の支給額が足りないのでは。
農業振興課:所得については、不動産を所持しているかどうかなどそれぞれ事情が異なるので、回答はできかねる。就農育成支援の支給額については必要に応じて検討していく。
委員:座間市にある保育園で、畑を維持をするのが非常に大変で、特に高齢の方が維持をしていくとなると、本当に大変な仕事であると改めて感じた。農家の方の家の前などで無人販売のような形で販売している規格外や市場には出回らない野菜を購入することがある。そういった販売をさらに充実させてほしい。販売時間が短く早く売り切れてしまうことも多いが、もっと長い時間販売していただけると、仕事帰りにも立ち寄って購入しやすい。自動販売機のような形で野菜を販売している農家の方もおり、このような販売方法がさらに広まれば、買い手も増えるのではないかと感じている。
委員:援農ボランティアの制度の詳細を教えていただきたい。
農業振興課:市民より毎年募集をかけ、農業についての知識を3年間かけて学習し、援農ボランティアとして登録される。農家の方から希望があったら都度派遣を行う。実際にシート張りなど、畑での作業をしていただくというもの。
委員:ボランティアではなく賃金をもらえるようにした方が人も集まると思うし、農家の方としても助かるのではないか。市として、しっかり働いてくれる人材に対して支援をしてみてはいかがか。
農業振興課:そのようなことも検討したことはあったが、実際に援農ボランティアとして来てくれる方が賃金が発生するとなると、融通が利かなくなってしまう。初めて農業に触れる方もおり、気軽に始めてほしいという思いがある。
委員:シルバー人材センターでも草刈りなどの仕事があると思うので受けると思うが、そこに依頼することもあるのか。
農業振興課:農家の方次第になる。シルバー人材センターに依頼している方もいる。ただ、援農ボランティアの方がやはり融通が利くということは皆さんおっしゃっている。
職務代理:農家の方としてはどちらを希望される方が多いのか。
農業振興課:援農ボランティアの方が希望される農家の方は多い。援農ボランティアの方は自分たちで農業ができるように3年間かけて勉強するので、そういった方が行くことで、農家の方は安心して任せられる。素人が作業をしても、切り方を間違えたりする可能性があるが、そうならないための勉強をしっかりしている。
職務代理:援農ボランティアの方は将来的には自分たちで農業をやりたいと思っているのか。
農業振興課:そういう方も中にはいる。実際、今年度に1名新規就農としてやりたいとの相談を受けている。
委員:かながわ農業アカデミーでは、半年から1年ほど勉強して新規就農するが、その中で援農ボランティアを希望する方はいないのか。
農業振興課:新規就農を目的としてアカデミーに通う方が多いので、そういう方は市には相談に来られない傾向がある。卒業後は、農家の方のもとで勉強をされる方が多い。
委員:50代以下の人数は一桁ということもあり、なり手がいないということは理解しているが、新規就農者の目標人数は2名で良いのか。農業に限らず、工業や製造業でも同じことだが、同じような状況。これを挽回するためには市の支援が必要。このまま人数が減っていくと、綾瀬市は農業の街、工業の街と言われなくなってしまう。
職務代理:ノルマのようなものを作る必要がある。門戸を開けてはいるが、開けているだけになってしまっている。農家の方が高校生の前で農業の魅力を熱く語る場を設けるなど、何か仕掛けることで若い人たちの心に響くものがあるかもしれない。稼ぐと同時に、営業する農業を取り入れてみてはいかがか。評価としては、現在進めている事業は引き続き進めていっていただいて、さらに農業の魅力を伝えることやテレビなどのメディアの活用など、今後進めていっていただきたいので、B評価とする。
この記事に関するお問い合わせ先
綾瀬市役所 経営企画部 企画課 政策経営担当
電話番号:0467-70-5635
ファクス番号:0467-70-5701
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更新日:2026年09月24日