麻しん(はしか)について
麻しん(はしか)とは
麻しんウイルス(Measles virus)により起こる急性の全身感染症です。
麻しんウイルスの感染経路は空気感染、飛沫感染、接触感染で、感染力が非常に強く、免疫を持っていない人が感染するとほぼ100%発症します。
感染後7~14日で発熱、咳、鼻水、目やになどの症状が現れ、2~3日熱が続いた後、39℃台の高熱と発疹が現れます。肺炎、中耳炎を合併しやすく、患者1000人に1人の割合で脳炎が発症すると言われています。
麻しんは手洗い、マスクのみでは予防できず、麻しんワクチンの接種が有効な予防法です。
定期接種対象の方(子ども)や麻しんの既往・ワクチン接種歴がない方には接種をお勧めします。また、麻しんの患者さんに接触後72時間以内に麻しんワクチンを接種すると発症予防に効果的であると考えられています。かかりつけ医などにご相談ください。
【厚生労働省】麻しんの感染事例に関する啓発リーフレット (PDFファイル: 694.4KB)
麻しん(はしか)かなと思ったら
発疹や発熱など、麻しん(はしか)のような症状がある場合は、麻しん(はしか)の疑いがあることをかかりつけ医などに電話などで伝え、受診の要否や注意点を確認してから、その指示に従ってください。
また、麻しん(はしか)の感染力は非常に強いため、医療機関へ移動される際は、周囲の方への感染を防ぐためにもマスクを着用し、公共交通機関の利用を可能な限り避けてください。
予防接種を受けましょう
麻しん(はしか)の感染を防ぐには予防接種が最も有効な予防方法で、麻しん含有ワクチン(主に接種されているのは、麻しん風しん混合ワクチン(MRワクチン))を接種することによって、95パーセント程度の人が麻しんウイルスに対する免疫を獲得することができると言われています。また、2回の接種を受けることで1回の接種では免疫がつかなかった方の多くに免疫をつけることができます。
抗体検査や予防接種は、かかりつけ医などにご相談ください。
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更新日:2025年07月07日