令和6年度第1回介護保険運営協議会、地域包括支援センター運営協議会、地域密着型サービス運営委員会(7月25日開催)
審議会等の名称
令和6年度第1回綾瀬市介護保険運営協議会、綾瀬市地域包括支援センター運営協議会及び綾瀬市地域密着型サービス運営委員会
開催日時
令和6年7月25日(木曜日)午後3時10分から午後4時00分まで
開催場所
綾瀬市役所窓口棟3階313会議室
議題
1 綾瀬市介護保険運営協議会
・ア 令和6年度介護保険事業特別会計予算について
・イ 介護保険関連条例の改正について
・ウ 特別養護老人ホームの整備について
・エ より市民に分かりやすい介護保険制度の周知に向けて
2 綾瀬市地域包括支援センター運営協議会
・ア 令和5年度地域包括支援センターの運営状況について
・イ 認知症初期集中支援チーム検討委員会について
3 綾瀬市地域密着型サービス運営委員会
・ア 令和5年度地域密着型サービス事業所の運営状況について
・イ 地域密着型サービス事業所の指定等について
出席者
出席委員
伊藤薫(会長)、柴垣博一(副会長)、渡辺哲也、黒澤賀津也、宮崎晃子、
多田明美、鈴木定公、北村嘉一、平塚奈美子
傍聴者数
0名
内容
1 綾瀬市介護保険運営協議会
ア 令和6年度介護保険事業特別会計予算について
(委 員)
神奈川県と比べると、高齢化や認定率等の状況はどうなのか。
(事 務 局)
認定率でいうと、令和5年9月末時点で本市が17.7%に対して、県平均が19.1%、全国平均が19.2%と本市の認定率は低い状態となっている。一方で全国平均の認定率は概ね横ばいに推移しているのに対し、本市は右肩上がりに上昇を続けており、今後追いついてくることが見込まれる。
(会 長)
これまでの綾瀬市は元気な方が多かったのか。
(事 務 局)
現在でこそ、特筆して元気と言うことはできないが、数年前までは本市の認定率の低さは県内でもトップクラスであった。
(委 員)
保険給付費が増加していることが一概に悪いわけではないと思う。介護保険制度や様々な市の取り組み等が認知され、利用に結びつくようになったことなども要因として考えられ、良い側面もあると思う。
(会 長)
一方で、給付費が増えれば保険料の上昇にも跳ね返ってくるという制度の仕組みも理解していってもらう必要があると思う。
イ 介護保険関連条例の改正について
(会 長)
ケアマネジャーの基準が44件までになったとのことだが、44件というのは根拠があるのか。
(事 務 局)
国の基準として44件までに緩和されたものである。令和6年度の制度改正前から、事務職員の配置やICT機器の活用がされていれば44件まで担当することが可能であったが、昨今のケアマネジャー不足を背景に、モニタリングのテレビ電話活用等の負担軽減につながる緩和と合わせて、担当できる基準の枠も広がったのだと思われる。
ウ 特別養護老人ホームの整備について
(委 員)
位置図を見ると、場所が川に近いが安全面に問題はないか。
(事 務 局)
川からは高低差がかなりあるため、浸水等の問題はない。また、ハザードマップの区域からも外れている。
(委 員)
送電塔が近いが、距離等の制限・基準はないのか。
(事 務 局)
一定の距離を置くことなどの基準はあるが、今回の施設は基準を満たしたものとなっている。
エ より市民に分かりやすい介護保険制度の周知に向けて
(会 長)
市のホームページでの周知はしているのか。
(事 務 局)
介護保険制度の各種案内に加えて、FAQ形式での掲載も行っている。
(委 員)
土曜日、日曜日に認定申請等の相談することはできないのか。
(事 務 局)
市役所の相談は、平日の開庁時間のみである。
(委 員)
認定結果通知の送付時に同封する書類については、改善の余地があると思う。認定を受けたら、まず、地域包括支援センター、ケアマネジャーに相談する、ということを分かりやすく伝えられると良い。地域包括支援センター自体の認知度も低い。
2 綾瀬市地域包括支援センター運営協議会
ア 令和5年度地域包括支援センターの運営状況について
(会 長)
地域包括支援センターの事業評価について、全国平均との乖離がある部分があるのが気になるが、あくまで自己評価であり、参考として捉えるべきであろうと思う。
イ 認知症初期集中支援チーム検討委員会について
(委 員)
議題アの資料で取り扱われた「認知症の対応方法、徘徊しているものの保護」の相談件数を見ると、認知症初期集中支援チームの対象となる方はもっといるのではないか。地域包括支援センターとチームの連携状況はどうなっているか。
(事 務 局)
認知症初期集中支援チームで取り扱っているのは、医療機関との結びつきがない方などが中心であり、議題アの資料で取り扱われた「認知症の対応方法、徘徊しているものの保護」の相談件数は、すでに認知症の診断を受け、支援に結びついている方の人数も多いため、数字をそのまま見ることはできない。認知症初期集中支援チームによる支援を家族が望まないケースもあり、そういったケースは市や地域包括支援センターで連携しながら適切な支援を行っている。
(会 長)
確かに、家族の方が支援等を希望しないケースも多く、そうしたケースは介入が難しい。
3 綾瀬市地域密着型サービス運営委員会
ア 令和5年度地域密着型サービス事業所の運営状況について
(会 長)
昨年度の会議では、事業所の体制等が整っておらず、利用者も少なくなっている事業所があったが、今回の資料を見ると運営状況は改善したのか。
(事 務 局)
市が行う運営指導に入る機会などもあり、運営状況の確認や相談等を受けながら把握した範囲では、体制等は改善に向かっている印象を受けており、そうしたことが利用状況にも結び付いているのだと思う。
イ 地域密着型サービス事業所の指定等について
意見等なし
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更新日:2024年08月15日