確かな学力の向上に向けた取組みに資する調査(平成30年4月発行)

更新日:2023年02月01日

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はじめに

 本教育研究所の教育調査研究では、市内に顕在化・潜在化する教育のさまざまな課題に視点を当てて、それらの現状や原因を探り、問題の解決に役立てることをねらいとして教育に関する調査を実施してまいりました。
 これまでに、市内小・中学校の児童・生徒や保護者の方々を対象に調査を実施し、教育調査研究報告書として、「教育に関わる意識調査」、「家庭教育に関わる意識調査」、「子供の生活に関わる意識調査」、「学習と通塾」、「小・中学生の生活に関する意識調査−放課後の遊びについて−」、「子供の意欲と学校生活」、「子供の自立−子供の現状と大人たちすべての役割−」、「綾瀬市第1次教育基本調査」、「子どもたちのストレス−学校生活における子どもの現状と学校の役割−」、「綾瀬市第2次教育基本調査]、[学習に関する子どもの意欲」、「綾瀬市第3次教育基本調査」、「『学校生活における価値観』について」、「綾瀬市第4次教育基本調査」をまとめてきており、全14集になります。
 平成20年に公示された現行の学習指導要領では、子供たちの「生きる力」をバランスよく育んでいく観点から見直しが行われ、学力については、基礎的な知識及び技能、思考力、判断力、表現力等及び学習に取り組む態度という学力の三要素のバランスのとれた育成が重視されてきました。そして、今回の学習指導要領の改訂(平成29年)では、「生きる力」をより具体化し、教育課程全体を通して育成を目指す資質・能力を、ア「何を理解しているか、何ができるか(生きて働く「知識・技能」の習得)」、イ「理解していること・できることをどう使うか(未知の状況にも対応できる「思考力・判断力・表現力等」の育成」、ウ「どのように社会・世界と関わり、よりよい人生を送るか(学びを人生や社会に生かそうとする「学びに向かう力・人間性等」の涵養)」の三つの柱に整理されました。
 今回の調査において、これまでの学校における教育活動の成果が見とることができたとともに、子どもたちがもつ学習に関する悩みとその実態も明らかとなりました。これらの結果を受け、本研究会で調査・分析を行い、先行研究等を参考にして、本市における確かな学力の向上に向けたより効果的な取組みについて研究いたしました。
 本報告書をぜひ、ご一読いただき、日ごろの教育実践に活かしていただくとともに、懇談会やPTAでの話し合いの資料などとして有効にご活用いただければ幸いです。
 末筆になりますが、調査にご協力いただきました各校の校長先生をはじめとする先生方、そして児童・生徒とその保護者の皆様、また本研究に対し3年間にわたりご指導・ご助言を賜りました横浜国立大学名誉教授 岡田守弘 先生に心からお礼申し上げます。

平成30年4月

綾瀬市教育研究所長 伊藤 憲二

内容

  1.  表紙
  2.  研究の要約
  3.  目次
  4.  研究の目的・過程・調査概要・結果の概要
  5.  結果と考察(第1部)Student First
  6.  結果と考察(第1部)Smile Teacher
  7.  結果と考察(第1部)See gap and relation
  8.  結果と考察(第2部)Study Homework
  9.  結果と考察(第2部)Study Management
  10.  総合的なまとめ
  11.  資料 調査用紙(児童・生徒用)
  12.  資料 調査用紙(教師用)
  13.  資料 調査項目一覧
  14.  資料 基礎集計表

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電話番号:0467-70-5659
ファクス番号:0467-70-5705

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